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子どもの疑問に丁寧に答えて行くおかあさん。
自然が大きな輪でつながっていること。
子どもは日々からだと心で覚えてゆくのでしょう。
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どんなものでも、おしまいなど、なにもない、と言う母親の
それに続く会話の強さやさしさに泣きたくなる。
(流れた涙はどこへいくの、という問いには
どういう答えが返ってくるのだろうか。)
白と黒の鉛筆画は、
なにかがはじまるひとつ前の静けさと
いまにも溢れ出そうな光を含んでいる。
ぬくもりある素晴らしい絵本。
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これを読んでから、"いま朝ってことはどこかが夜?"という質問をときどきするようになった。
2010.5
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こどもの質問におかあさんが答える。私たちの周りにある何もかもが繋がっているんだよ、と要点はそういうこと。
教育指導的で私はあまり好きではない。(2010.11.1)
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毎年この時期は強い風が吹きますね。
もう春がすぐそこまで来ていることを感じます。
というわけで手にとったこの絵本。
「かぜは やんだら、どこへ いくの?」
「ひるが おしまいになったら、お日さまは どこへ いっちゃうの?」
小さな男の子の疑問に母親がひとつひとつ答えていきます。
すべてのものは、終わるのではなく別のところでふたたび違った形ではじまるということを教えてくれます。
やわらかな鉛筆画も魅力です。
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こういうお母さんになりたいな。
そして、今もこういう考え方をして生きていきたいなと。
誰かにプレゼントしたいなー
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寝る前に幼い子供がする質問に 母親親が答えます。
「風はやんだら、どこへいくの?」
「遠くへ吹いていって、どこかでまた、木を揺らすのよ」
この世のものは 終わりきってしまうことはなく
何かが終わることは始まることだと教えてくれます。
柔らかいタッチの鉛筆画も素敵で、大人が読んでも楽しめます。
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これを読んだら、おひさまとおほしさまのかくれんぼの歌を思い出しました。子供を膝に乗せて優しく語りかけるように読んであげたい本。
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おしまいに なってしまうものは、なんにもないの。
べつのばしょで、べつのかたちで はじまるだけのことなの。
胸にじーんと沁みました。
子供の素朴などうして?にお母さんが優しく答えていきます。
昼がおしまいになったら?
風がやんだら?
山のてっぺんまでいったら?
冬の終わりは?
あ~こんなお母さんになりたいものですね。
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〝昼がお終いになったら、お日様は何処へいくの? 風がやんだら、その後は何処へいくの? 雨がやんだあとの水は、何処へいくの? 〟・・・坊やが眠りにつく前のひととき、幼子の問いかけに、ひとつひとつ、やさしく答えてあげるお母さん。 自然の限りない営みを教えてくれる、心に静かに沁み入る絵本。
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そして、「絵本屋の日曜日」を読んで新たに買った絵本。
楽しかった1日の終わりに、その日が去ってゆくことを少し淋しく思う男の子が、お母さんにいろんな質問をする。
題名にもなっている「かぜはやんだらどこへいくの?」や「あめがやんだとき、ふったみずはどこへいくの?」など。他にもたくさんの質問を。
それらの質問に、お母さんは素敵な答えたちを用意してる。
「おしまいになってしまうものは、なんにもないの。べつのばしょで、べつのかたちで、はじまるだけのことなの」
物事も想いも巡っている、という概念。
子どもにこんな答えを与えてくれるお母さんっていいと思う。
大人も子どもも読める、素敵な絵本。
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1日が終わり、ねどこに入った男の子はお母さんにたずねます。
どうして、ひるは おしまいになって しまうの?
ひるが おしまいになったら、お日さまは どこへ いっちゃうの?
お母さんの言葉がとても素敵。
おしまいに なってしまうものは、なんにもないの。べつのばしょで、べつのかたちで はじまるだけのことなの。
谷川俊太郎の朝のリレーを思い出す。
心の隅っこで小さく拳を突き上げて、ささやかに「明けない夜はない」という呟くような。
白と黒の静かな風景の絵が読み終わると小さな旅をした気持ちにもなる。
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こんな大人になりたいと憧れる受け答え。そして流れるような歌うような言葉のリズムが心地いい。すべてに穏やかな安心感があり、幸せな気持ちになった。
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こんな時間を生きられる子どものしあわせを考えた。子どもが子どもらしくいられるってこういうことなのね。
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こどもの問いかけにやさしく、かつ、適切に応える母親。母子関係の一つの理想が。絵は優しいタッチで描かれていて、これが結構マッチョタイプの男性によるものだとは最初気が付かなかった。
ある方から貸して頂いての出会いだった。「児童文学」の世界にも触れていきたいと思う。