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阿刀田さんの短編の中、この現代ホラーシリーズはどれをとってもはずれがない!
やっぱり死んだものより生きているものの方が怖いのだ。
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一番最初に読んだ阿刀田作品。
これで、阿刀田流ブラック・ユーモアにはまりました。
今は、「 を知っていますか」シリーズに夢中です。
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ブラック・ユーモアのジャンルでは、阿刀田さんの処女作(だと思う)。短編が18編おさめられています。
いやぁ〜最高だった♪やっぱり、阿刀田さんのこのジャンルの作品にはずれはないね。このジャンルはほぼ全部読んでるけど、つまんないと思った作品は皆無です。
今回も例に漏れず、全ておもしろかった★その中でも特によかったのは、『ギャンブル狂夫人』かなぁ。他の作品にも共通して言えることなんだけど、絶対にオチがわからない。毎度、話がおもしろくて×2、結末はどうなるの!?ってドキ×2してて、オチに辿り着くころには興奮はMAXで、そんで、もう予想外の結末読んで、ヴォルテージあがりすぎて頭大爆発!!って感じ(笑)
あぁもう大好きすぎる。すでにこのジャンルの本、数十冊は2、3度は読み返したなぁ。
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事業に失敗して精神病院に逃げこんだ男が退院してみると、妻はいきいきと働いていた。巨額の借金も返済したという。そんなとき、あの男とめぐり合った。あの男は妻の不貞を告げ、一緒に新商売をやろうと誘う。あの男の正体がやがてあばかれ……。ブラック・ユーモアで絶妙に味つけされた、才筆の出世作。
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掌編にも様々な愉しみ方があると思いますが、ブラックに、意外な結末を楽しみたい方になら、この一冊をお薦めいたします。
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直接的なグロテスクな描写はほぼなし。短編集だから長々とした情景描写があるわけでもなし。なのにひとつひとつ、読んだ後に背中がうすら寒くなるような感覚…。見えるものが怖いんじゃない。見えないから怖い。
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6/11/2011読了
ブラックユーモアってこう言うことを言うんだ。皮肉ってるというか、こういうの好き。
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ものすごくブラックな作品たち。
時には結末部分を読んで
思いっきり背筋が寒いことに気付く作品も…
面白かったのは
ほんのちょっとの火遊びが大やけどになってしまった
「夜の真珠貝」かな。
よくよく文章を読んでいきますと…
「あーあ」な展開がそこに待ち受けております。
…肝心の表題作は…
まさに「狂気」
歪んだ愛はついに凶行に及びます。
狂気って恐ろしいもの。
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短編の名手ということで読んでみたら、テイストがすごい好きな作家さんだった。
最後の最後に落としこむ手法には舌を巻きます。
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母からの推薦で学生時代に読んだものを再読致しました。 本作で阿刀田高氏のファンになり、しばらくはブラックジョークに凝ったのを覚えています。 時間が有れば、是非、再読をしたい私の中での不朽の名作です。
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星新一と並ぶショートショートの名手と呼ばれるもあんまり知られていない気がする阿刀田高の短編集。星新一はスマートさの中に潜めた切れ味鋭さがあったけれど、阿刀田高は男女の情愛の絡まった少しウェットな質感の作品が多いかな。でもブラックユーモアの質は劣らない。
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移動中など、ちょこちょこ読むのに最適。
ぞっとしたのは「歌を忘れない鸚鵡」、オチに笑ったのが「真実は強し」。
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ミステリというか、ホラーに近い短編集です。
怖いと聞いていたけど、たしかに「ブラックユーモア」では済まされない怖さが・・・。
初めのほうに収録されている作品群が怖かったですね。
「海藻」「歌を忘れない鸚鵡」とか後味悪いこと必至です。
「趣味を持つ女」は怖かったかも。
うちのほうの図書館では見つけられなくてあきらめてたんだけど、読めてよかった一冊です。
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2016年9月27日読了。「阿刀田高の出世作」と銘打たれた「奇妙な味」のショートショート集。想定外をつくオチは「やられた!」と瞬間的に楽しめるのみならず、「真相はどっちなのだろう…」「本当にこれが起きたらどうなるのだろう…」と、サラリと怖い余韻を残してくれる。描写や設定には昭和臭さ・おっさん臭さが漂うが、エロ・グロ・ナンセンスな感じ含めてそれも味か。著者は星新一賞の審査員を務めているようだが、SF的な設定が意外に少ないのところは「逃げていない」感じもあり、面白い。
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「奇妙な味」という分野の作品ではあるが
あとづけのくくりで先行作はいくらでもあるし
あらゆる短編いやお話のどれもが
喜劇と悲劇というおかしみとかなしみ
怒りと恐怖ををある面でもつのだから
何にでも通ずる形ではある
その枠を意識して作られたお話としてこの本はどうかというと
時代をこえて読み続けられるへ選ばれるのは運だと思う