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小学生の頃、クリスマスに母からプレゼントされた本。今までで一番重たい本かも。
表紙は布でとても高価な感じ。
ちょうど映画も流行った時でしたが、映画と比べようのないくらい長い、まさに“果てしない”物語でした。
小さいながらにドキドキしてページをめくった記憶があります。
また読みたくなってきたなぁ。
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児童文学の大家、ミヒャエル・エンデ不朽の名作。
『ネバーエンディング・ストーリー』として映画化されたので、本をこよなく愛する少年がある不思議な本と出会い、読み進むうちにその物語の中に入って冒険するというあらすじを聞けば「しってる」という方も多いだろう。
原作が映画作品とはひとあじ違うというのはもはや定説であるが、この『はてしない物語』はそのスケール、イマジネーション、ディティールの繊細さなどほぼすべての部分において、桁違いにすぐれている。
深みのある内容は、歳のいった人たちにも充分な満足を与えられるほどのふところの広さを持つ。
その要因のひとつに、主人公バスチアンの設定における巧みさがある。
映画に登場するかわいらしいルックスのバスチアンとちがい、原作の彼は冴えない太ったメガネっ子だ。
勉強も運動もできず同級生からいじめられっぱなしで、なさけない言葉を連発するほど自分に自信がないくせに、妙に依怙地なところがある。
基本的に彼は児童文学にありがちな「かっこいい」主人公としての資格をふんだんに欠いている。
物語の前半部では、「かっこいい」主人公としての資格をすべて満たすような少年・アトレーユの冒険をえがきながら、その冒険を夢中になって読みすすむバスチアンの姿もまたえがかれていく。
そこには時にアトレーユの姿に自分を重ねつつも、その比較からくる自己嫌悪や羨望から抜け出せないバスチアンの姿が浮き彫りとなる。
後半部では、バスチアンが自己嫌悪の殻を一枚脱ぎ、物語の世界・ファンタージェンへ飛び込んで冒険する姿がえがかれる。
バスチアンはそこで全てを自分の思いどおりにできる力を手に入れるのだけれども、問題なのはここから。
バスチアンのこころ自体は、現実の世界にいたときの自己嫌悪やだれかへの羨望といった感情をなにも処理できていない。
とりあえず、みずからを美しく賢く力のある少年に変身させるが、結局のところそれは表面的な解決にしかならない。
力だけを手にした彼のこころは暴走をはじめ、破滅への道を歩みはじめる。
わたしは、このバスチアンという少年がファンタージェンの中で体験した破滅と再生こそ、「ものがたりを読む」というものの本質、それ自体を示しているような気がしてならない。
ものがたりを読むこと、すなわち「知る」ことで、人間はみずからに問いかけ、克己し、目覚めていくという過程を、大小問わず踏むものであると思うからだ。
また、この作品はここに紹介したハードカバーで読むことをお薦めしたい。装丁が非常に凝っているので、愛蔵版となることうけあいだ。
どう凝っているかは本編を読んでのお楽しみということで…。
大人でも子供でも、「本を読むのがにがて」という人がこの本に出会い、「ものがたりを読む」ことを体験してくれたらと切に思う。
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小学校から中学の間に56回は通読した。英語のブックレットも持ってるが、何処を読んでも日本語文を思い出す始末。
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小学校のときに買ってもらった。
手にとったとき「すごい本を手に入れてしまった」と少震えた。
布張りのカバーと2色印刷の文字に感動した。
物語は重厚で壮大。寝る前に読むと夢に見る。
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すごく尊敬する作家さんです。映画も好きですが、小説も好き!!
時間の流れもおもしろいし、何よりファルコンが大好きです!!本当にのめり込んじゃうので、皆さん準備万端でこの本には挑みましょう by鏡月
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子供の頃、もう何度読み返したか分かりません。大好きです。
久々に実家へ行った時見つけ、懐かしくてまた読み返してしまいました。
新書化された事を最近知ったのですが、
この本は是非是非ハードカバーで読んで頂きたい!
より一層ファンタージェンの冒険がワクワクしたものになる事間違いなしですわ。
読みながら、自分も昔「早く寝なさい」という母の目を盗んでバスチアンと同じように布団に包まったスタイルで
懐中電灯片手に隠れて読んでいた事を思い出しました。
懐かしいのぅ。
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ミヒャエル・エンデの映画にもなった一冊。
少年の成長や、不思議な世界、奇妙な登場人物たちに終始わくわくさせられっぱなしです。
大切にしたい一冊。
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是非ハードカバーで、毛布をかぶって読んでほしい本。
今のカバーは、でこぼこがないんだよな・・・昔のは蛇の紋章が浮き出ていました。
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心の変容過程をみごとに描ききっています!!幼い頃はただのファンタジーかと思ってたけど、心理学もふんだんに使われてます★
ミヒャエルエンデはすばらしい!
にしてもアウリンが本についてたらな〜。。。と、大人になっても思ってまうなぁ♪
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映画「ネバーエンディングストーリー」の原作です。本好きの少年が不思議な本を手に入れて、本を読んでいるうちに、その物語の世界に入りこみ、いろいろな冒険をするというファンタジー。岩波書店から出ているこの本は装丁が美しく、本当に自分も魔法の本を読んでいる気分になれます。何度読み返しても楽しい、今も大好きな一冊です。
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エンデ大好き。この作品は、あかがね色のハードカバーで読まないと意味がありません。こんなに作品に恋したこと無いです。何回読んでも見えることが違う、いつも新しいことがある。元気になりたい時は必ずこの本を開きます。バスチアンの姿は世の中の色んな問題に結び付くし、掘り下げて行けばきりがないほど深いと思う。私のバイブルです。
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映画「ネバーエンディングストーリー」の原作です。それを聞いて読むことにしたんですが、小学生の私にとっては衝撃的な本でした。ファンタジーにしたらすごすぎますよ。スケールも、メッセージ性も。今文庫になってるようですし、いかがでしょうか?
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どんどんページをめくっちゃう本。
想像力発達しますよ〜。(笑
映画にもなってるらしいけど、絶対観たくない!
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物語中に出てくる「果てしない物語」と同じ装丁になっていて、何度も何度も表紙を見ながら読んだのを思い出す。
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初めて1日で読みきれなかった本(笑)映画だけで終わってしまっている人は絶対に読んだ方がいい。自分探しというものがそうそう簡単にハッピーに終わるわけが無い。