サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

七胴落とし みんなのレビュー

文庫

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー16件

みんなの評価3.8

評価内訳

  • 星 5 (2件)
  • 星 4 (3件)
  • 星 3 (5件)
  • 星 2 (1件)
  • 星 1 (0件)
15 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

フィリップ・K・ディックをニューロマンサー化して....などと表現するのは陳腐だろうな

2001/07/05 03:14

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆたやん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 神林長平の作品を読んだのはこの作品が最初だった。
 実は、表紙で買ったのだ。当時の表紙は今と違い、人間の顔が二つに分かれ一つと化すという不思議なイラストで、その不気味さに期待を込めて買ったのだ。衝動買いと言う奴だ。

 で、読んだときに思ったのは、なんて読みづらくて、ああ、ディックに似てるな…というものだった。ディックといっても、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」といったほうの作品ではなくて、ヴァリスや暗闇のスキャナーといった作品に似た感触がそこにあった。そして同時にウイリアムギブソンの「ニューロマンサー」が頭に浮かんだ。そしてなんだこれは…と唖然とした。

 小説ってこんなことを描けるんだ。描いていいんだ。

 舌がざらつく嫌な感じがした。そのくらいこの小説は現実ばなれしたリアルさをもっていた。味覚が文字を持てばこの作品になるんじゃないだろうか…。

 扱うテーマは少年時代の妄想である。しかし、妄想は現実の力をもっている。ここまで書けばタダのホラーだ。しかしここから神林長平が書くのは、それの言語的な解析だ。種明かしはなし。全てはそれが現実であると言うことを説得するための魔術。
 おそるべき文章力。

 この作品は魔書だ。読み、そして言葉という<魔>に魅入られるがいい。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2009/01/02 14:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/03/08 16:04

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/01/31 18:20

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/01/31 18:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/03/21 07:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/05/30 17:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/09/08 21:27

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/11/23 21:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/05/25 20:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/07/10 23:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/07/19 13:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2015/04/21 23:28

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2019/04/13 07:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/06/17 00:10

投稿元:ブクログ

レビューを見る

15 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。