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表紙の画像が無くて残念。騎士と魔法、父と子、恋愛、冒険。。。
全てがバランスよく、そして飽きもさせずにドキドキハラハラ。。。読んで損はありません。
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100円で買ったけど、とにかく面白い。父親を見つけられない主人公の葛藤と、姿を見せられない妖魔の父親の悲しみがなんとも言えない。
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数多のファンタジー作品の中でも別格の存在。
絵空事でいい加減に描かれる事が多い魔法描写が、手を伸ばせば触れられそうに感じられる実在感は絶品。
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姿を見せることができず苦しむ妖魔の父、傷つきながらも父の正体を追う息子。互いを大切に想うがゆえに、思いやりがかえって苦しみを生む。擦違い感が絶品。ひょっとしたら本当にありそうな魔法の描写も素晴らしい。
まだ上巻しか読んでいないので、どうかハッピーエンドになってほしい。
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上下巻 魔法使いの命により、だまして魔女を身ごもらせた妖魔が、リスや少女の姿でわが子を見守り、
「私の息子…」とつぶやく姿がなんとも。佳作。表紙めるへんめーかー
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2006年10月25日読了。古本で買ったものだけど、かなり良いです。これも絶版状態なんだけど、もったいない。魔法使いの下僕である妖魔が、魔法使いの命令で女魔法使いをだまして妊娠させるんだけど、いつしかその女魔法使いを愛してしまい、そして生まれた子供を気にかけて苦しむ姿と、父親を探し続ける息子。まだ上巻だけなんで、とりあえず星4つで。下巻への期待大です。
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青少年にぜひ読ませたい。
ファンタジーの金字塔だと思うが、
あまり知られて無いようで・・・。
映画化しないのかなー。
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とても美しいファンタジーだと思います。
織り物の魔法使いとか、錬金術の魔法使いとか、妖魔とか…魔法使いの設定が私に取ってはとても目新しくて素敵だし、種族を超えた家族愛みたいなストーリーがとにかくいい!
ファンタジーのなかではかなりの名作だと思うのに、あまり知られていないみたいなのが残念だし不思議です。
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児童文学以外のレーベルから出ているファンタジー作品で最初に好きになった作品。
不器用に人間性を育んでゆく妖魔ギルドラムがとても愛しい。
本来、愛し合うことはおろか、理解しあうことさえも不可能なはずの人間と妖魔が、奇跡的に愛しあう。そして、妖魔はありえないはずの「人間性」を身につけていく。しかし、支配の指輪によって主人に絶対の忠誠を誓わねばならない妖魔は、本当に言いたい言葉を、真実を、決して口にすることができない……
道具立てという点でも非常に魅力的。
織姫デリヴェブの自然物を対象とした魔法と、妖魔支配者レジークの金属と妖魔を対象とした錬金術的な魔法が対比され、独自の世界観が鮮やかに描き出されている。
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女魔法使いに求婚を断られた男魔法使いは報復を怖れ、相手
の魔力を一時的にでも弱めるために懐妊させることを思い
つく。そこで配下の妖魔を見目麗しい騎士に変化させ、女
魔法使いの元へ送り込む。妖魔の体内には男魔法使いの子種
が仕組まれていたのだ。狙い通り懐妊した女魔法使い。男
魔法使いが「ことたれり」とそれきりそのことを忘れて
しまったのにもかかわらず、女魔法使いは騎士の子供だと
信じて息子を出産する。やがて成長した息子は父のような
騎士になろうと父の消息を尋ねて旅立っていく。もちろん
幻である父は見つかるはずもなく、息子はそれを知るために
騎士の道をあきらめ魔法使いになることを決意する。ここ
までが上巻の内容。
魔法使いと騎士が登場するのだが、そこには大きな敵も親の
敵もなく、ただ自分の出自を求めて旅する少年が主人公の
お話。全体的に流れる雰囲気はゆるやかで、「妖精譚」の
それのよう。特異な環境で育ったはずの息子=クレイが
本当の騎士のように人格者であるあたりも、この話を童話の
ようにしていると思う。原題の「SORCERER'S SON」の
方がその雰囲気に合っているかな。