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くんちゃんはおおいそがし みんなのレビュー
- ドロシー・マリノ (さく), まさき るりこ (やく)
- 税込価格:1,045円(9pt)
- 出版社:ペンギン社
- 発行年月:1983
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絵本
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紙の本
くんちゃんから教わる! 何もない時間は幼い子どもにとって大切なもの!
2011/12/04 17:25
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
師走に入り、今年一年のあれやこれやのしめくくりで、なんだかおおいそがしの日々になってきました。
おやおや、かわいいこぐまのくんちゃんもおおいそがし、の様子ですね。
「こんどは なにをしたらいい?」
くんちゃんは、いつもお母さんに、こう聞いていました。
ところが、あるとき「そとへいって、じぶんでなにかすることをみつけてきなさい。おかあさん、きょうは おおいそがしなの」と言われてしまいました。最初は自分のしたい事が分からず決まらず、つまらない顔をしていたくんちゃん。それが家の周りで小石や松かさや木切れを蹴っているうちに、自分で面白そうな遊びを考え出して、夢中になっていきます。くんちゃんの目が輝きはじめ、それはくんちゃんのどこかのスイッチが入ったようで、自分で自分のしたいことを見つけて実行する喜びに満ちあふれていました。(^-^)
「子どもが小さい頃、こういった風景によくぶつかります。何をしたらいいのか分からなくて、うるさく親に聞くのですが、ほおっておくと、いつのまにか、面白い遊びを見出したり、発明したりして没頭し、ごはんによんでもなかなかこない、といった経験を私自身何度したことでしょう!私自身の経験からいえば、私はひとつの発見をしました。すなわち、この話の中でのように発展するためには、少なくとも三時間何もない時間が必要だということです。(略)何もない時間!それは幼い子どもにとって大切な、大切なものだと思います。」訳者のまさきるりこさんがあとがきで、こう言われてました。
ほんとうに、そうだな~と思います。
何もない時間が育むものの大きさについて、改めてこぐまのくんちゃんから、教わったような気がしました。
この絵本はボランティアで通っているおもちゃ図書館の本棚にあった一冊でした。絵本は1人で読んでも、親子で読んでも、たくさんの人たちと一緒に読んでも、それぞれに良さがあって、絵本と共に過ごした時間は、時を経ても色あせることなく、大切な宝物になっていくのだなぁと実感しています。
紙の本
これぞ、子ども!
2017/06/20 09:39
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投稿者:せみこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
くんちゃんがお外でいろいろなものを見つけて、空想遊びをしていく様子は、まさに幼児期の子どもです。その姿に自分を重ねて、読み手の子供たちは絵本の中で十分に遊ぶことができることでしょう。
くんちゃんのシリーズはどれも子どもの視線で描かれていて、子ども達の共感を得ることが出来ると思います。
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