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短編が五本。本編とは枝道な話。でも。どれも、エピソード的で良かった。「時の封土」が一本、きちっとした短編としてなりたってたな。この世界感はやはりすごいです。
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読み終わりました。グイン・サーガの外伝ですが、今までのものと異なり短篇集です。
思春期のマリウスとアルド・ナリスの物語。レムスのアルゴスでのファンタジーのような恋物語。肉体が滅んでも永遠に生き続く呪いをかけられた城の物語。ヨツンヘイムでの黒巨人との戦いの物語。ダークランドでの妖樹との戦いの物語。
いずれも、短篇では惜しいような物語ばかりです。
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短編集。「湖畔にて」はディーン13歳の物語。幼きディーンとナリスの育ちの違いが描かれる。
「風の白馬」はレムスの淡い恋心。アルゴスで白馬ボルテとリン・メイという少女と出会う。
「時の封土」はグインとマリウスの冒険譚。
「白魔の谷」は氷雪の女王の直後の話。
「樹怪」は、グインがさらわれたシルヴィアを求めて諸国を探し歩く頃の話。
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短編集。アル・ディーンとレムスの話は、子供ながらというか、子供ゆえの不自由さとか孤独感が切ない。最後のグインの話は、情景描写がとにかく陰鬱。グイン・マリウス・イシュトの冒険話も2編あるものの、全体的に暗い雰囲気。