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主に日本語における母語獲得の話。
幼児が言語というものに始めて出会い
基礎的な概念を確立する時期を言語獲得における一次的とし、
その後学齢期に達し、文語を始めとする
他者一般に話しかけ、文脈依存ではない言語を獲得する時期を二次的とし
両者には劇的な質的違いが存在するとする。
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「一次的ことば」と「二次的ことば」
この本では、後者に重点を置いて述べられている。
二つのことばをつなぐ環境としての「先生」「友だち」の存在、コミュニケーションの大切さも説いている。
「ことば」について学ぶのであれば、必須の書。
私にとっては、星20個あっても足りないくらいである。
プレミアがついており、入手が困難。
しかし、堅実に運営されている図書館であれば、所蔵されているはず。
電子書籍で復刊してほしいところ。
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岡本夏木『子どもとことば』では、「一次的なことば」の習得に重点をおいていたが、この書物は社会的な言葉としての「二次的なことば」の習得に重点を置く。いろいろとまなぶことはあるが、後半はすこし話がまばらになる。