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誰にでもある自分が持つ特異体質・コンプレックスも、自分の自信の泉に変えることができる。そんな気持ちにさせてくれるお話。ディミダもかっこいいです。
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異世界の救世主もの。でもそんな簡単なヒーローものではなくて大好きです。はるかちゃんと桂一郎ではかろうじて桂一郎の方が好みでした。
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中学生の時かな、初めて読んだ新井素子の本です。これで新井素子にどえらいハマりました。
ジャンルはSFでいいのかな。ファンタジーかも。大学生の超能力者3人が、異世界へ迷い込んで…っていうお話です。
映画化、漫画化もされましたね〜。
キャラクター達が皆、青春まっただなか!って感じで、今読むと、ちょっとこしょばゆい感じがしますw
でも、今でも大好きです。
世界観を共有しているお話が沢山あるので、それを探すのも面白かったなあ。
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中学生の頃、友達に教えられて読んだ本。
“異端児”って言葉がすごく共感できたというか、そういう年齢だったんですね〜
ラディンが好きだったな〜
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ああー、なんという中二風味! 昔はこの人の文体にものすごく影響を受けていたんだなあ。そこかしこに、私の文章の昔のクセが…そういうのを見ると、とってもいたたまれない感じがしますが、それでも、ラノベの礎を築いた作家の代表作にふさわしいと思います。
これがなければ、きっと今のようなラノベ隆盛期はきてないと思う。
歴史的意味でも読む価値はある。内容・好き嫌いはともかくとして。
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超能力をもつヒロインと友人が異世界に堕ち伝説の女神として戦いの先頭に立つ--
今こんなプロット出したら叩き落とされるような気がする。
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再読。
二分割幽霊きたんを読んだらこれが読みたくなった。
もうね、すっごい久しぶりの再読でした。ってか、こんなんやったなーってめちゃ懐かしい。
二分割よりは好きだなぁ。うん。ファンタジーだよね。ってか、結構私、このファンタジーに影響受けてる気がする(苦笑)
久しぶりに読むと、ディミダがめちゃかっこよくて好きでした。ネコちゃんの気持ち、わかるかも。
杳ちゃんと桂一郎との三角関係? も結構好き。うーん。いいなぁ。
やっぱり新井さんはおもしろい。ただ、重厚感ゼロだからすぐ読み終わっちゃうのが難点。
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久しぶりに再読。
読み返してみると、さすが新井素子。ライトノベルのはしりと言われるだけあるなぁと感心する。要所要所が押さえられている。
ただ、今読むと、耳が痛い小説である。
自分はちゃんと「扉を開けて」いるんだろうか?
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うーん。
素さんいかにもなファンタジーは向いてないかも…
やっぱり十八番はSFファンタジーだよねっ、って感じ。
僕はデュラン三世が正しかったと思うんだ。
彼とディミダ姫が結婚して国を統一すれば素晴らしい国が作れるだろうに、どうして殺しちゃったんだろう?
確かに人の命は大切だけど、20世紀東京だってたくさんの命と血と涙の上に成り立っているんだよ。
同じことをどうして中の国ではしちゃいけないのかしら?
『スメラギの国』で朱川さんが書いてたけど、歴史を変えるきっかけはほんの数人なんだ。
たった一人で歴史は変わる。
キリストだって、エジソンだってその一人で歴史は変わったんだ。
だからデュラン三世は正しいと思う。
停滞して、文化も歴史もない国なんて国じゃないし、進歩がないんなんてそれは世界じゃない。
文化も歴史も進歩も人が人を乗り越えていってはじめて出来るものだ。
だからネコちゃんは甘いと思う。
甘すぎる。
事実から逃げている。
その当時の素ちゃんがそういう平和主義だったのかもしれないけれど
わからなくもないけれど
間違っていると僕はおもった。
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私にとっての、新井素子との出会いの本。
これなくして、私の読書人生は語れません。
そして、ファンタジーにはまったきっかけ。
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多分、初めて、一応、小説を読んだと言える本。
当時、コバルト文庫が人気があり、この作者はその中でも人気作家の1人だった。
少女小説だから、今読んだら、本として読むには、成熟さには欠け、物足りないだろうけど。しかし、個人的には、当時の情熱のような夢や憧れのような、何かが思い出される作品。
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あたし、秘密がある。他人の精神をあやつれて、目で見ただけで物を動かせる。月の満ちる時は特に力が強い。そんなあたしが予知夢を見た。扉の向こうで大勢の人が、あたしを“ネリューラ”とよんでいるのだ。それが、正夢となって…。赤い魔の月が輝く時、扉が開く…。そしてあたしはヒロインになる―。異世界、ヒロイック・ファンタジー。
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これはほんとに面白い。ファンタジー。中の国シリーズ?って言えるのかな、
ラビリンスとディアナディアディアスも大好き。素子さんの中で一番好きって言ったもいいかな。
この本読んで、ナルニア国物語知ったんだよね。
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新井素子による異世界転移ファンタジー。超能力を持つ大学生たちが、ファンタジー世界で大冒険を繰り広げる。
異世界に飛ばされて、英雄やら神格扱いを受け否応なくゴタゴタに巻き込まれるテンプレ的展開。ラノベという言葉もなかったと思われる1980年代に書かれた当時はさぞかし新鮮だっただろうが、異世界転生なろうがはびこる今の時代の読者にはどう映るのだろうか。
個人的には、とても面白かった。作者らしい女性主人公の文体がこの年代にありがちな悩みをよく映し出していて、それが異世界での冒険を通じて克服されていく『行きて帰りし物語』の王道を独特のノリで書き切っているのが見事。主人公たちがもともと超能力を持っているという設定、魅力的な3人の大学生のキャラクター性、姫との友情、とある存在についてのどんでん返しなど、物語としての完成度も高い。読んでいる自分自身も、明日への扉を開きたくなる前向きなラストに、きっと今の若い読者も共感するのではないだろうか。良書は不滅だと感じさせる傑作。