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塚川亜由美19才大学2年生。彼女の先輩は「あれは自分の妻じゃない」と言い残してハネムーン先で失踪する。BFの有賀とともに嫁の父親から娘が本物か探ってくれとの依頼を受けて危ない橋を渡り出す。友人の殺害・花嫁の失踪・呑気な刑事。人殺しのないミステリーって書けないかなーと思わせてしまう、この人の作品は。必要最小限の殺人ね。こういう主義で書かれてるんだわ少なくともこの本は。ある程度意外な結末。まぁ楽しめたかな。'92
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実は内容をあまり覚えていない作品。小学5年まで本嫌いの私が読書に目覚めた記念すべき第一冊目。それまでは夏休み読書感想文のためにしか本を読まなかった。
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長編だから仕方ないのかもしれんけど、いらないエピソードが多くて、ダラダラしてた。あと途中で犯人が読めた。主人公はドン・ファンとこんな風に出会ったんだなー。
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《花嫁シリーズ第1弾》
この物語のヒロイン、塚川亜由美。私立大の文学部に通う二年生、少々あわてんぼうの19歳の娘である。彼女はクラブ活動の先輩・田村の結婚披露宴に招かれたが、どうも様子がおかしいのだ。花婿の田村は暗い顔をしているし、その上、当の田村が「そっくりだが、花嫁は別の女だ」と謎の一言を残し、ヨーロッパへ、ハネムーンに旅立った。その後、田村は行方不明に…。そして第一の殺人が―。サスペンスあふれる長編ユーモア推理。
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初対面でちぐはぐの、主人公と刑事とドンファン。
ちぐはぐさが、いかにも「花嫁」シリーズらしくてよい。
なぜドンファンが、実家に帰らなかったのかの説明がないところもよい。
不完全さの齎す美どでもいおうか。
母親のあいまいな性格も興味深い。
これからの無謀な道筋を予感させるような第一弾。
こんなに不安定な始まりがかつてあっただろうか。
興味深さから星5つ。
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7月の5冊目。今年の95冊目。
初赤川次郎。花嫁シリーズと題されるもの。いやー読みやすさは抜群だったね。最近速読するつもりはないのだけれど、精読とか熟読とかいうスピードで本は、特に小説は読んでいない。そこに、こんくらい読みやすいのがあると、めちゃくちゃ速く読んでしまう。
まぁ初版が昭和61年とかなり古いので、当時としては、おそらくかなり論理的に思えるのかもしれない。解説にも「本格」とか書いてあったしね。ただ、現代の傾向としては、やはり読者にも等しくヒントが与えられるし、その動機も本を読めば導き出される、というものがあると思うので、そういう意味ではあまり僕は好きじゃなかった。まぁそれは好みにもよると思うし、何よりこの本の読みやすさは好きだけどね。
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手元にあるのは表紙カバーが違う。この頃の他の角川の赤川本同様、及川さんのイラスト。
次に整理する時には手放すかも。
挟まっていた栞がものすごく若い所ジョージだった。
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2018.3.11読了
☆3.5
軽快なタッチでテンポよく展開していき、とても読みやすかった。
重い作品の合間に読むのにちょうど良い作品。
軽い感じで終わるのかと思いきや、終盤何人かの人が死んでいき意外な展開だった。