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この本を知ったのは、中学か高校のときか本屋で偶然手にしたのが初め。木炭でのデッサンのみで構成された本というのと、デッサンの迫力に惹かれていた。今回、図書館でみつけて何年ぶりかで手にしたけど、感慨深いものがあるなぁ。
何もない砂漠のようなところに巨大なたまごが産みつけられていて、それを見つけた人間がどんどん集まる。そして、たまごを利用してそこが開発されていく。が、たまごからヒナが孵る。そこに戦車のようなものも現れる。ヒナに対してミサイルが発射されたのか、ヒナは倒れこんでしまう。最後は、次々と親鳥がきて巨大なたまごをいくつも産みつけていく。
何も文章がないので物語をどう解釈するかは自分しだい。難しいけど。。自然を破壊する人間に対しての警告、かなぁ。自然ていう括りをしなくとも、勝手で自分本位であることの戒め、とか???でも、そう難しく考えないでいても、なんだかとても心に残る本。
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巨鳥が産み落とした巨大な卵。卵の周囲に人間達が集まる。やがて卵から巨大な雛が孵った。その時、人間達のとった行動は・・・。強いメッセージが感じられる文字のない絵本。
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絵の中にあまりにも強いメッセージを魅せられました。
文章がないだけに、心の中で絵から見るキーワードを繋げていくと
切ないほどに何かを感じます。
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このレビューは、「子どもへの読み聞かせに向いているかどうか」を基準に考えています。
(このレビューは書きかけです)
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ガブリエル バンサンの作品はこれで2冊目の購入でした。
やはり、言葉が無く『絵』のみの絵本です。
この「たまご」という絵本はとても考えさせられ、社会派の内容だと私は思っています。
子供には難しいような気もしますが、きっと何かを感じてくれるんじゃないでしょうか。
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文字は無く、絵にもの凄く力があるので、美術カテゴリにしようかどうしょうか迷いましたが、しっかりしたストーリーがあるので絵本に入れました。
胸がつまるストーリーです。自分も人類のひとりであることを、申し訳なく思うくらい。
この警告を受け止めなければ、と、思います。
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文章はない
絵だけの、まさに絵本
非現実な世界が、的確なタッチで
瑞々しく、生々しく、立ち上がる
たまごが何か?文章は見た人の数だけ浮かび上がる
神話のような読後感でした
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ふらりと寄った本屋さんで買ってしまう
くらいの迫力。
自然の中で
人間は
どれほど身勝手か
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バンサン好きだー!人間に対して悲観的な作品だと思ったなぁ・・・。
でも言葉を排して余白が多いから重くなくて良い!雛を殺してから、初めて人間の表情が描かれるのが特に印象的・・・。
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いろいろと怖いです。
絵的に、内容的に、人間のエゴ的に……
子供の読み聞かせ用にと思って借りましたが、見せれませんでした。
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大きな卵。
何故そこにあるのか何故に産み落とされたのか説明はない。
やがて卵から巨鳥のヒナが生まれる。そして戦車・・・さらなる卵。
字の無い絵本だからこそ、人間のエゴと不条理が浮かび上がってくる。
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荒野で巨大な卵を発見した人々は、見に行き、調べに行き、住み着き…、始まりから終わりまでの全てが不可思議な絵本です。
モノトーンの水墨画のように描かれるその世界は、読者に何を訴えかけているのでしょうか。
起承転結を読者の想像に任せているため、答えは無いのにあれこれと深く考えてしまう一冊です。
私は自然と人間の関わりを表現しているように感じましたが、皆さんは如何でしょうか。
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中学生のおすすめ本
おすすめした本人の解釈は
かなりほのぼのとしていたため
読んで見てびっくりしました。
重要なポイントを見逃したのかな?
心にズシンと残る絵本です。
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モノクロの美しい絵のみの本。物語はそれぞれ見た人によって異なると思うけれど、私は人間の傲慢さの物語だと思う。
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別冊太陽『こわい絵本』選書
「この1冊には子ども大人といった区分けを超えて、一人の人間に対しての強いメッセージが篭められている。何故巨卵が産み落とされたのか。何故巨鳥自らが人と戦わずして、仲間と共に無数の巨卵を産みつけ、去っていったものか。おしまいの見開きの左頁に描かれた巨鳥の眼の怖さの向うに、あなたが何を読みとるか、光なのか闇なのか…。そこに、産み落とされ増えつづける人間の象徴を見ようと、つくり出され増えつづける"核"の象徴を見ようと、如何なる"寓話"を読みとられようと-それは読者の判断というか、読みに委ねられている…。]