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2006年8月5日再読完了。ダーコーヴァ年代記。このシリーズは、大人が主役のお話と子供が主役のお話があります。同じシリーズなのに、がらりと趣が変わるのがおもしろかったです。
これは子供主役の方で、先に紹介した「オルドーンの剣」などの主役だったルー・オルトンの父親、ケナード・オルトンの子供時代のお話。ケナードは、シリーズの色々な本に登場しています。ひょっとして登場回数一番多い(未確認ですが)?
「はるかなる地球帝国」読んだ後に、「Sharra's exile」を読むとケナードの人生に涙してしまいます。「はるかなる」を読んだ時点で彼の人生がここまでつらいものになるとは、想像できなかったよ。読みかえしてみると、誇り高い少年ケナードがかわいいです。
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父親の転勤で地球からダーコーヴァへ移住した少年が経験する冒険と友情の物語。
17歳のラリーは未知の惑星に好奇心を抱き、言葉を覚えて現地人の市場へ遊びに行き、不良に絡まれた時に赤毛の気の強い少年ケナード・オルトンに出会います。
当初は付き合いを反対されますが、貴族であるケナードの一族に名誉ある招待を受け、政府からも期待されることに。
ダーコーヴァ人の中にある対立に巻き込まれて誘拐され、ケナードと共に命がけで山越えを…
次第に大人になっていくラリーはやがては架け橋ともなっていくのでしょう。不時着からは2千年以上も後の話です。
彼ら一族のその後の話がどこかで続いているのがシリーズの醍醐味。
原著は65年、邦訳は86年発行でした。
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http://shinshu.fm/MHz/67.61/archives/0000304410.html
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ブラッドリーのダーコーヴァ年代記の中で一番好きな作品。
地球人の少年ラリーとダーコーヴァの少年ケナードの友情と冒険を軸に、地球とダーコーヴァの関係を描き出しています。
ケナード・オルトンは「オルドーンの剣」のルー・オルトンの父でもあり、ダーコーヴァ年代記の中でも重要なキャラクターです。
その後の彼がどのような人生を辿り、地球との関係にどのような夢を抱いたかといったことを思うと、胸に迫るものがあります。
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ダーコーヴァ年代記「はるかなる地球帝国」メモ
冒頭、言語について
竜のことわざ
SFファンタジーの醍醐味 とてもいい ワクワクする
新しい土地に降り立った時の高揚感。旅に出たくなる。
そのあとはわりとよくあるジュヴナイル冒険ものか。
ダーコーヴァ人(=個人間の関係に限定)と地球人(=共同体を重んじる)の
比較はおもしろいけど。