投稿元:
レビューを見る
再読。とはいっても20年間に毎年最低1回は読んでます。一番読み返してる本。読む度に発見があり、前回は1Pにつき1回はイギリスユーモアが含まれて(重いスパイ小説なのに!)いることに気付き、今回はまた一つ曖昧だった筋が解明できました。主人公スマイリーは高校時代私が憧れた唯一のヒーローでした。人間造形でも秀逸な作品です。
あ、ついに文庫本がバラバラになり始めた。はじめてだわさ、背表紙がボロボロになるなんて。ようやく趣味欄に読書と書けるような気がします。
投稿元:
レビューを見る
古き佳き諜報界
オックスブリッジの選良のみが、情報を扱った時代の挫折を描写。イギリスの二重スパイ、キム・フィルビーを産み出した背景を、小説に仕立てた作品です。
黒鍬の身分が高くなく、工兵や諜者の位置づけがごちゃまぜかつ低い国では全く絵空事のような諜報の世界です。MI6出身者である立場を活かし、さもありなんといった諜報界の現象、所属する人々の思い、などなどが描かれる。
マーティニとか、ボンドガール、ボンドカーは出て来ません。念のため。
投稿元:
レビューを見る
ストーリー以前の問題で、日本語がわからなくて2回読んだ。
2回目にようやく理解できた(?)かも。
検索してみたらなんと新訳が出ている!こちらを読むべき。
映画が楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
なるほど、これはあの有名な事件をもとにしているのかと納得。
最初はこんがらがりながら誰が誰だか分り難いと遅々として読む。
取りあえず、続編も読みます!
投稿元:
レビューを見る
映画公開前の予習として。
作者ジョン・ル・カレは英国MI6出身。本物のスパイ。
実在した二重スパイのキム・フィルビーに着想を得て書かれたというこのスパイ小説には「ジェームズ・ボンド」は出てこない。派手なアクションも、甘いロマンスもない。抑制された筆致で描かれるのは、諜報員たちの巧みな頭脳戦、そして彼らの横顔である。
残念なことに、翻訳が良くなかった。肌に合わないというレベルを超えて、日本語の意味が分からないこともしばしば。そのうち英語で読んでみようかと思う。どっちにしろ、物語を噛み締めるのには二回読む必要がありそうだ。
投稿元:
レビューを見る
映画邦題「裏切りのサーカス」の原作。
映画→原作の順で観賞。この複雑な物語をまぁよく2時間でまとめたなと。見事にハマりました。
映画だけでは理解不足、しかしいきなり本を読んでも難しい。。映像を頭に浮かべて読めたのは大きかった。それぞれあと何回かくり返し読み(観)たい。
投稿元:
レビューを見る
映画を見なければ筋がわからなかった。読んでいて、ああ、あの場面か、と思い浮かべながら進んでいった。
裏切られても、人は生きてゆけるんだな。つよいなぁ。マシンのように人を
殺すようになっても、針でさした傷跡のような小さな感情をとても大切にできるんだなと思った。
投稿元:
レビューを見る
引退した元スパイ、スマイリーへ英国諜報部よりある任務が告げられる。
それは敵対するソ連により送り込まれた組織内の二重スパイを捜す任務であった…。
映画「裏切りのサーカス」原作。
分かりづらい翻訳、覚えにくい名前。読み終わるのに苦労したが、内容はさすが。
アクション無しのスパイもの。こんな話が読みたかった。
続編は変わって読みやすい翻訳らしいので期待。
投稿元:
レビューを見る
最初の150ページを三回ぐらい読み返して状況を把握しないと後々楽しめません。
映画を先に見た方がいいかも
投稿元:
レビューを見る
華麗なるスパイの世界!ではなく、地道に、暗く、スパイも人の子、人間臭く、。
キャラの名前が最後まで覚えられず読み終えるのが困難であった。地の文はファミリーネーム、セリフはファーストネーム、ついていくのが辛い。、
投稿元:
レビューを見る
まず、新訳版(村上博基訳)を読み、ジョン・ル・カレの文体の難解さに苦しみ、「裏切りのサーカス(DVD)」を視聴し、「寒い国から来たスパイ」に寄り道し、菊池光の旧訳版の方が読みやすいというレビューを見て、あらためて「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ 」を入手して再読。なんとか理解できたか。。。
そして、今は「スクールボーイ閣下」と格闘中、結局はまってます。