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(110922)
原広司氏の集落論といえば、「集落の教え100」が有名だが、
本書はその原点ともいえよう。
図や写真が少ないため、少し難解な部分もあるが、
熟読すればするほど味の出る1冊であるように思う。
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※自分用メモ
【出会い】
書店店頭にて。復刊版(1987年→2011年)とのこと。
日本でも国外でも、都市を離れた集落には何かしら惹きつけられる魅力がある。
世界各地の集落を俯瞰した時に、その魅力の源泉はどこにあるのか、またそれに迫るためのフィールドワーク術を知りたいと思い。
【概要】
世界の集落探訪
【感想】
よくこんな隅々までまわったなという感じ。生産研にこんなエキサイティングな研究者たちがいたとは。
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あまり系統だった記述でないし、それでいて写真が豊富なわけでもなくイメージがつかみにくい。ただし、かえってそれゆえに「世界各地を回って、出会いを先々で探る」というスタイルの旅のあり方の魅力が滲み出してくる。それに、また、やはり自ら現地にいかないと感覚は掴めないものだよな、という思いも抱かされる。結果として、やっぱりあちこちに旅したいという思いが強くなる本でもある。
イランを旅したときの記述で、ガイドの青年について書かれているのが興味深かった。やぱり、未知の土地を巡る際には、ガイドの存在がとても大きいし、ガイドの性格その他がその土地への印象に与える影響が大きいのだと思った。