投稿元:
レビューを見る
シリーズ4作目。ナルニアへ行く人間のこどもたちの中で一番若い世代のふたりが活躍する物語。お姫様物語的な派手さはないが、冒険行程のリアルな迫力は一番あるかも。なんといっても、ナルニア人の『泥足にがえもん』氏がすばらしいい!画像がなくて残念!
投稿元:
レビューを見る
ナルニアシリーズは想像力を高めるのに最高の本だと思います!
今まで読んだファンタジー作品の中で断トツに好きです☆
頭の中で完璧にできあがっていた世界なので、今後の映像化も楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
ナルニアシリーズ第4弾。
前作までの、明るく色彩豊かなイメージから、モノクロを中心とした陰湿なイメージが漂う今作。
しかし、シリーズの中で一番の「アドベンチャー」だと思う!
緑の魔女・若い騎士・泥足にがえもん(原作はPuddleglum すごい訳だ。)のキャラが立っていて、ユースチスとジル、二人の子どもを導き成長させます。
巨人や小人も出てきて、ぜひ映画版を観てみたい。
投稿元:
レビューを見る
ナルニア国物語続編。
いとこのユースチスと同級生がナルニアに行く物語。
泥足にがえもんが大活躍。
投稿元:
レビューを見る
ユースチスがこんなに出世するとはおもわなんだ。それにしても変だ変だと語り手に言われるスクラブって名字は変だけど、ユースチスって名前は素敵だと思う。アトレイユみたいで、特別な感じがする。そこが変なのかな?
投稿元:
レビューを見る
ナルニアの中で好きな話のひとつ。ユースチスの朝びらき丸からの成長ぶりがいい。今読むと、最初の部分に出てくる共学に対するルイスの考え方が古いのがちょっと気になる。
投稿元:
レビューを見る
The silver chair(1953,C. S. Lewis,The Chronicles of Narnia:4)
第4巻はEustace ScrubbとJill Poleの二人がナルニアを訪れる。これまでは、ナルニアの豊かな大自然で冒険が繰り広げられてきたが、今回はナルニアの北、エチン荒野(Ettinsmoor)、巨人の国(the giant-lands)等々を舞台にして冒険が展開され、少し、陰気な印象を受ける。
今回の名訳文は、「泥足にがえもん(Puddleglum)」と地下人の「ぶつくさがたろう」、「夜見の国(the Underworld)」である。
そして、忘れてはならないのが泥足にがえもんの夜見の国での女王に対する言葉。人は、いま自分が立たされている状況、いま見えている世界だけがこの世のすべてで、現実だと思い込んでしまう。しかし、この世の本当の姿は、辛く、暗く、虚無感でいっぱいな、まるで夜見の国のようにつまらないものであるはずがない。例え、いま目の前に存在しない、頭の中に作り出された夢であっとしても、心に作り出されたものこそ、実際にあるものよりも、遥かに大切に思えるものだ。
投稿元:
レビューを見る
ユースチスはああいうふうに育ったのか・・・。
泥足にがえもんは・・・優しいなあ・・・酒癖悪いけど・・・。
投稿元:
レビューを見る
今回の冒険はすごかった!
地下は本当にどきどきしちゃって、あぁ、私も女王の前では、魔法にかかっちゃうんだろうなぁ。などと考えた。
そして地上に出たらナルニアだったという展開に、わー!!となった(その場にいたら、そう言っていたであろう言葉)
なんという、稚拙なレビュー!ではあるけれど、これを読むときは宗教うんぬん等は抜きで、純粋に楽しみたいのである。子どもの心で。
このシリーズでは一番好きかもしれない。1も捨てがたいけど、こっちの方が好きかも。
投稿元:
レビューを見る
ついに、私たちのルーシィも、ナルニアへは行けなくなってしまい、ほんとにさみしく思いながらも、
前回の「朝びらき丸」ですっかりいい子になったベンジー家のいとこ、ユースチスが頑張ります。
まず、ナルニアへの入り口が随分簡単に、適当になってないか?と突っ込みながらも、ちょっと理不尽な共学校でいじめられていた女の子ポール・ジルが一生に扉を抜け出した、その後が面白くてたまりません!!
ポールは上級生にいじめられてはいたけど、実は気の強い女の子。ナルニア国についても半信半疑。
はい、扉をぬけて美しい鳥の声の響く高い山の上のような場所に着いてしまった二人。
そこでさっそく一悶着。
目がくらむほど高い崖の端っこにいることにきづいてしまったポールは、スクラブ(ユースチス)が「こっちに引き返せよ」と行ってくることにイラッとして何故でしょうね、揉み合いになり、スクラブを崖から突き落としてしまいます。そのシーン、挿絵も含めてほんっとに面白くて、あ、今回はこういう感じねと楽しくなりますよー。
まあ、スクラブもポールもアスランのおかげで無事なのですが、このことをおかしてしまった罪として心に後悔の念を持つポールのために、アスランは4つの仕事をポールに与えます。そして、さらわれたカスピアン王の息子を助ける旅にでるのです。
旅の友は馬でも、もの言うネズミでもなく、いつも悲観的なひょろひょろの沼人『泥足にがえもん』であります!なんでしょう、このネーミング!でも
泥足にがえもん以外の名前も考えられないんですねー。
英語だとPuddleglum=こね土(泥)と陰気という意味がひとつになった名前のようです。ピッタリですねー。
この悲観的な沼人のおかげで、危険な方へと進んでしまうポールをなんとか窮地から逃れてくるわけです。
アスランから言い渡された4つの仕事を、すぐに忘れてしまうポール。目の前の楽しさ、楽さに目がすぐに眩むのです。そして、まんまと巨人たちの餌食に…
お世話係の巨人のおばさんの料理本のシーンはほんとに面白いので、これから読む方はどうぞお楽しみに。
さて、ラストはいつものように元の時間に戻る子どもたちですが、ポールたちの通う学校は、実験的スクールで、校長がかなり理不尽だったのですね、おかげでいじめも蔓延したわけで…
その学校の不正を正すためにアスランがやってのけた5分間が痛快です。
日本の政治家の前にも、アスランの力が働いたらいいのに…なんてことを考えてしまう、アスランの業は、メタファー的なところがありますねぇ。。