紙の本
旅と欠点の関係がうすい
2001/03/29 13:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つる - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作で欠点を改めたシルバー女王。でも国民からの人気はあがるどころか下がってしまいます。立派すぎで一緒にいると疲れるというのです。女王自身も幸せそうではありません。
このような始まり方はすごくいいと思います。欠点もその人の個性なのだからただ無くなればいいというものではないでしょう。
でも女王が旅に出ることになってからの展開はいまいち。その旅と欠点との関係があまりない気がします。前作の方が、その点で数段こちらよりすぐれています。
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前回の旅で、わがままの直ったシルバー王妃。でもそれはとてもつまらない生活だった。もういちど、野菜たちと12ヶ月の旅にでる。
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夢中になって読んでいた小学校の頃が懐かしいです。
「あるがままに」の詩は今読んでもはっとさせられました。
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クレヨン王国シリーズ。小さい頃、たくさん読みました。
欠点もその人の魅力なんだな、と気づかされた本。
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前作で悪い癖をなおしたシルバー王妃でしたが、すっかり元気がない。真面目でかたくるしい。そこで王様は気づきます。「欠点がないということは個性がないということ。欠点があってもいいから元気な王妃に戻ってほしい」ってことで、シルバー王妃はまた旅に出ちゃいます。欠点も魅力のうち、です。
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前回の十二ヶ月の旅で悪い癖をすっかり直して、完璧な王女になったはずなのに、
毎日が退屈で元気のないシルバー王妃。
心配したサンタクロースが王妃に贈ったプレゼントとは?
わがままな野菜たちと一緒に再び十二ヶ月の旅が始まります。
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旅物でよく読むやつです^^
今でもよみたくなるなぁ…
でっかくなっても好きですクレヨン王国 アニメ懐っ(
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一緒に帰ろう。
名作児童文学。
シリーズ第一作「十二か月の旅」の続編的な作品です。
前作で克服した王妃の"欠点"たちが、今回は王妃の頼れる(?)仲間としてお供することになります。
人には見せられない悪いところが集まったはずなのに、なぜかかわいく感じてくる愛すべき野菜たち。
欠点も見方を変えれば長所に変わる…難があってこそ人の可愛げなのだと教えられます。
元気に、前向きになれる作品。
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「十二か月の旅」で、欠点を直して国に帰った主人公。それが王様の望みだったはずなのに、長年経つと、非の打ちどころがない王妃はなぜかくすんで見える…。今度は、欠点を取り戻す旅に出る。
父親の前では娘に戻る王妃、手紙を運ぶのに疲れた馬など、「十二か月」より大人向きの内容ですが、そのぶん一枚深い気がします。
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「悪い癖の無くなったシルバー王妃なんて、なんか物足りない、魅力が無い」
そんな風に思われるようになってしまったシルバー王妃が旅に出て、本来の自分を取り戻す話です。
っていうと、「自分探し、自分磨き」をする流行に乗った女性の話っぽくなってしまいますが、ここは児童書。ファンタジー。
不思議な旅のお供たち(野菜)が程よく身勝手に、楽しくシルバー王妃をサポート(?)します。
野菜たちのキャラクターが際立っていて、脳内で声のイメージとかを勝手に想像してしまいます。
これを読む前に「12ヶ月の旅」を読んでおくことをおススメします。
ってか、王妃ともなると愛される程度にわがままで人間ができてなくちゃいけないんですね。たいへんだ。
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アニメからクレヨン王国を知った人にもそうでない人にも、おすすめの一冊です。新十二か月の旅は、十二か月の旅と比べて設定が凝っています。全体を貫く事件のようなものがあって、物語が大きく動いていきます。旅のお供が十二人もいますから、にぎやかです。
そして、詩ですが、ベーツルさまによる「この花も その花も ありのままに 色美しく」の歌が出てくるのはこの本です。とてもいい歌だと私も思います。旅をするうちにこの歌のように王妃は気づくのです。癖には悪い面といい面がある、ということに。
詳しくは http://d.hatena.ne.jp/ha3kaijohon/20120714/1342298415
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無性に読みたくなったので読む!
一年牢こわい。
クレヨン王国って何かちょっとこわいんだけど、でも優しいというか…独特な感じがする。
今作のシルバー妃と同年代になってしまった衝撃。
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小学生の頃に買ったシリーズその2(再購入しましたが)
実は、こっちの話のほうが好きだったりする。
原作者さんのご冥福をお祈りします。
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子どもの頃に持っていました。
今は挿絵がアニメ風に改訂されていますが、クラシックバージョンを見つけて迷わず購入。三木由記子さんの絵がほっこりします。
12の野菜達のキャラクターが豊かで愛らしい…。
個人的には砂漠の学校の章が好きです。
児童書ですが、大人にもお勧め。
「あたしは、あたしだから、しあわせなのだ。なんだって、そんなばかな、きまりきったことが、こんなに新鮮なんだろう。」
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ありのままの自分でいるということ。
欠点をなくしていくことが素敵な人になるわけではない。
じぶんらしくいられる場所とは