- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
〈マンガ〉土地神話の崩壊 土地はだれのものか みんなのレビュー
- 長谷川 徳之輔 (原作), 神代 光 (画)
- 税込価格:1,100円(10pt)
- 出版社:ダイナミックセラーズ
- 発行年月:1988.3
- 発送可能日:購入できません
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |
紙の本
わかりやすい地価暴落
2001/10/05 11:37
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本の地価大暴落をいち早く予言した長谷川大先生のお話をマンガ形式で表現した本。
時はバブル真っ盛り。日に日に高騰する地価と不動産に全ての若者が顔面蒼白になり絶望しかけていた正にその時に、「こんな土地価格の高騰は異常であり、必ず暴落する時が来る」とNHKその他で理路整然と静かに語る一人の建設官僚がいた。そう長谷川徳之輔先生である。今でこそ、土地は暴落し、今や資産デフレなどといわれているが、「マルサの女」を地で行く地上げ屋が大手を振って街を闊歩していた1988年に今の状況をほぼ正確に予想した長谷川先生の慧眼は敬服に値する。そして先生の存在にいち早く気づき、彼の主張を信じ不動産を買わなかったことで私の人生も救われました。同期の大半が4千万円以上のローンを抱え込み四苦八苦している中で、無借金経営の気軽さを満喫できるのも全て長谷川先生のお陰です。先生! ありがとうございました!
具体的数字や図表をおりこみつつマンガでなぜ地価がもうあがらないのか、逆になぜ日本の地価が今後暴落するのかを分かりやすく説明。バブル期に暴騰した「きれいが丘(たまプラーザ駅そばの美しが丘をさす)」の地価暴騰に仰天する若者と、少し前に大借金してそこに土地を買い、地価暴騰で含み益を手にしたサラリーマンとのコントラストが哀れをさそう。今、美しが丘近辺ではローン破綻予備軍が急増している。
時代の先を読み、骨太の警告を発しつづけた偉大な先覚者長谷川徳之輔先生の記念碑的著作のひとつ。
1 件中 1 件~ 1 件を表示 |