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長州系軍人であり、大正政界の黒幕・三浦梧楼の回顧録。
実際あった事の3割増で書いてんじゃないの?と思わせる所も多々ありますが、語り口とかその他色々もあり、許せちゃう。
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「大正政界の黒幕」とも言われる三浦梧楼の回顧録。内容は幕末~若干大正もありますが、断然明治の割合が多い。回顧録なので内容の真偽はさておき、抱腹絶倒間違いなし。長州好きならさらに楽しめる1冊です。三浦を知らない方でも、歴史好きの方なら「明治人大丈夫かい!」とつっこみいっぱい楽しめると思います。
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1988年(底本1925年)刊行。
著者は山県有朋の友とも好敵手とも、あるいは袂を分かった敵手とも言える、明治維新期の長州人。
また、後に、朝鮮の閔妃暗殺事件時に京城に在していたり、原敬内閣誕生や寺内正毅内閣崩壊の模様を裏面から示すなど、一言居士として政治に関わってきた人物の自叙伝である。
もっとも裏面と言っても、大したことを書いていないのは、影響力の小ささを反映している感がありあり。