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子供の頃読んで、ずっと心に残っている1冊。
確か兄の所有していた本だったと思う。
傑作選という形で再販されているのですね、素晴らしい。
文庫を買うのもありかもしれない。
主人公は図工の先生。ひょんなことから図工室の準備室に住む“学校ねずみ”と出会い、
色々とお話を聞かせてもらうようになった。それが、放課後の時間割。
もしかしたら、私が連作短編を好きになるきっかけになったと思う。
ユーモラスな話やちょっと切なくなる話。色々な話がつまっています。
どの話も好きです。「そして、雪が降り出した」は自分でもお話が書きたくなった。
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みんな大好き岡田先生の本の中でもいちおし。
読み聞かせの鉄板本です。
放課後の学校にどきどきしちゃう気持ちとか、どこにでもつながっているって実感したことを思い出す短編集。
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作中に、学校ネズミの語る物語が挿話されているのですが、それがまたメルヘンチックであったりファンタジックであったりと、心わくわくさせるお話ぞろいです。作中の放課後の時間割のルールにのっとって、ひとつずつ日を変えて、ゆっくりと楽しむのも良いかもしれません。
子供の頃、何度も々読みましたが、その頃の倍の年齢になった今でも、たびたびに読み返したいと思う物語です。
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“ぼく”と“学校ネズミ”の奇妙なファンタジー。
全体的にはひとつのお話なんだけれど、“学校ネズミ”が語るお話がいっぱいで、
ファンタジー短編集みたいに楽しむこともできる。
特に最初のお話『しゃっくり』はオチがウケた。一本取られた。
チョイチョイさりげなく挟んでくるダジャレも良し(笑)。
最後の方は淡々と語られているけれど、なかなか感慨深い。
そしてラスト。ありがちだけどなかなか良かった。
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偶然助けた学校ねずみから彼に語り継がれた物語を毎週月曜日の放課後にきくことになります。
ちょっと不思議なお話はどれも面白いです。
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私の一番心に残っている学校ネズミのお話は、「もとのすがた」という題名のお話だ。ある学校にま女の女の子が転校してきて、いろんな人をアナグマやヒヨコなどに変えてしまうという話だ。そんな女の子がいたら、ちょっとこわいなと思った。「放課後の時間割、あるいは長ぐつをはいたネズミ」という話は、学校ネズミのお父さんの話だった。この本に出てくる学校ネズミは、その学校に住んでいる最後のネズミで、図工室の先生に前に学校ネズミから語り伝えられた話をたくさん聞かせた。しばらくたったころ、図工室の先生が学校を移ることになって、学校ネズミとおわかれの時、私もかなしくなった。図工室の先生が新しい学校に移ったとき、その先生が、「きいているかい?この学校の学校ネズミたち・・・」などといって、学校ネズミの友達をその先生が探してあげようとしていることを私は知って図工室の先生と学校ネズミの友情はすごいなと思った。
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私が1番「いいな」と思ったのは、29ページの、
「3手の中のもの、なあんだ? ー夜警委員室ネズミの話ー」です。ある女の子が、夜警委員の井上さんに、「手の中のもの、なあんだ?」と言い、井上さんが当てていき、答えたものすべてあっていたが、女の子は悲しそうな顔をし、「スミレ、だろ。」と答えたら、少し嬉しそうな顔をし、次の日、「春だよ。春。季節の春だよ。」と答えたら、にっこり笑顔でした。そして、春をもらいました。この話で1番面白かったところは、女の子に春をもらっていたところです。104ページの、「すけだち
ー五年生ネズミの話ー」も、面白かったです。
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ネズミがしゃべるなんてびっくりした。
いろんなネズミがでてきて面白かった。
(学校ネズミ、一年生ネズミ、二年生ネズミ、
六年生ネズミ、図工室ネズミ、など)