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こういう細かい絵の絵本たまりません。
うまいんだかそうじゃないんだかわからない所がまたイケてる。
シンちゃんと、タモちゃん(名前は間違いなくイケてない)が、地図を見ながら
冒険をします。
地図記号の勉強にもなっちゃいます。
最後のページでは、絵探しのおまけがついているんだけど
あたしはそれが一番好きだったりする。
ウォーリーとは違った、シュールな「探せ!」
が楽しめます。
しかもふたりの会話がリアルで楽しいの!
字が沢山で、ちょっと長いから
絵を楽しみながらゆっくりを読んでね。
なんだかほのぼのしちゃって
やっぱりいいわぁ。
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こういう冒険って、いいなぁと思う。
やっぱり旅行は地図を見ながら、ときには迷って、予定外の出来事があったほうが楽しい。
ナビがあれば安心だけれど、最短距離はもったいない。
だいたい、地図がよめない人って・・・・・・し。
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(福音館のかがくのほん)
那須 正幹 ぶん
西村 繁男 え
福音館書店 (1989/1/1)
『地図のよめない女』代表のおばちゃんはこんな地図でも頭が痛くなります
でも西村 繁男さんの丁寧な絵と見比べてつい歩いていきます
二人の少年と一緒に
20年くらい前の町の人々の日常と隅々まで描かれた風景が 読み手を飽きさせません
少年のミニ冒険はいつの時代もわくわくですね
(今はさせてもらえないでしょうか)
≪ 地図を手に ぐるぐるまわって 疲れ果て ≫
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どこかで見たことのある絵、そして、文体だと思ったら『絵で読む 広島の原爆』のコンビ(那須正幹×西村繁男)だ!数年前、某メディアに書評を書かせてもらった絵本でした。
本作の絵と設定はマニアックです。私が最近好んで使う「科学絵本」です。なにせテーマが「地図」です。グーグルマップとかの地図ではなく、測量された地図帳の地図です。
加えて、この本を名作にしているのは、絵は当然のことながら、ストーリーです。手に少し汗を握り、心が温かくなるお話しです。
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地図を見るのが苦手なあたしに母上が買い与えたもの。
ストーリーはまぁまぁ面白かったけど、
地図を見るのは苦手なまま・・・
今思えば、西村繁男さんの絵だったんだなぁ、と。
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幼稚園の図書室で出会ってから、小中高(高校にあったのは謎)でひたすら借り続けた本。地図を見て歩く習慣のきっかけになったのではないか。近所だっていいじゃないか、この道あってる?の迷いと共に周りの風景が思い出に残るのです。すごい長閑なウォーリー風の絵探しも楽しかった。
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幼稚園の頃、図書館で父が借りてきてそのままハマってしまった本。
大好きすぎて何度も借りた挙句、最終的に買ってもらいました。
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舞台のモデルとなっているのは山口県吉敷郡秋穂町(現・山口市秋穂)。
地元ということでこの舞台となった場所を実際に回ったりもしました。
現在では道路も整備されて山は切り開かれ、この本に描かれた風景はほとんど薄れてしまっていますが(逆に言えば、当時はこの本に描かれた風景ほぼそのままだったのです!)、その二十数年の変化を見るのもまた楽しみかもしれません。
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京都に住んでいた時 ポンポン山の地図を書店で見つけ なぜか行きたくなり 次の休みの時に地図を見ながら出かけました。それがわたしの地図旅行でした。この絵本は(場所は違うのですが)その時のどきどきワクワクを思い出させてくれます。
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国際子ども図書館で開催された、那須正幹さんの講演会の予習のために、と思って図書館で借りた
実際に読んだのは今日、講演会が終わった当日だった
道に迷って灯台を見つけられなかったという安井くんに対して、シンちゃんが放った「地図と磁石があれば、どこにだって行けるよ。」という事実を証明するために、シンちゃんとぼくが、隣町の灯台を探しに出かけるおはなし
絵本といっても、なめてはいけない
字数と漢字が多く地図記号の勉強にもなり、描き込みも半端じゃない
地図や二人の行路を俯瞰しながらも、一緒に歩いているような気分になってくる
最後は予想に反していて、なかなかおもしろいし、こういう実体験と達成感は何事にも代え難いものだと感じる
どこかでみたことがある絵だと思ったら、やこうれっしゃ』の西村繁男ささんのものだとわかり、嬉しくなった
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さすが西村さんの絵です。細かいところまでしっかり描かれて楽しい。自分の住んでる近くかと思ってしまうところがおもしろい。那須さんの住んでいる近くが舞台だそうです。
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率直に、子供の頃にも読んでおきたかったなぁと思える素敵な絵本でした。何かを目指して、ちょっと寄り道しながら町を歩いていろんな物を見たりできたかもしれないなぁ、なんてことを思ったり。
細かく描き込まれた街並みと、思わず「あ、これは○○をしている人なんだな」と、クイズのように考えてしまう、町を行き交う人々。
少しだけハラハラする、あたたかなストーリー。
子供はもちろん、大人にもお勧めしたい作品です。
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大判の絵本の形態。
本物の地図が物語の進行に並行して記載されてあるので、
読み手も主人公たちと一緒に地図をたどって歩いている気分に。
のどかな海辺の町の景色を眺めながら、プチトリップ。
自分も地図を片手に読みながら、
知らない町を歩いてみたくなる。
オトナにもオススメな一冊。
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[墨田区図書館]
約八キロの地図を提示し、その地図に沿って景色を綴った本。その気になってちゃんと読み合わせれば大人でも読みごたえがある本。地図記号や等高線とかも出てくるので、しっかり読むなら四年生くらいがいいかな?
「子どもを本好きにする10の秘訣」>「世界・社会」で紹介された本。
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実際の地形と地図を比べてみるのは楽しいものです。
googleマップとか、ストリートビューとかあるけれど、やっぱり実際やるのはまた違う面白さがある。
今はこうして、紙の地図を持ち歩かなくてもそれができるようになりましたね。
紙の地図は紙の地図でいいものなんだろうけどな。
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小学5年生の男の子二人が、地図と磁石をたよりに歩いて灯台を目指すおはなし。
クラスメイトを見返すために始めた地図旅行は、何度も道を間違えたりして読者をハラハラとさせる。
少年二人が歩いた架空の土地は実際の町(今は合併して市になっている)がモデルとなっており、私も何度かドライブしたことがある。絵を描いた西村さんはこの本のために何度も足を運んだそうだ。読み聞かせ向きではないが、ストーリーが良く読後感が満足の絵本である。