紙の本
必読「金魚のよしこちゃんの話」
2001/02/13 10:47
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投稿者:emis - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どものころから動物好きで現在も犬2匹、ウサギ1匹と暮らしている私ですが、この「トラちゃん」に出てくる動物たちの個性的なことにはビックリしました。
確かに動物は一緒に暮らすと、「人間くさい」個性を見せてくれるものですが、群ようこさんの歴代の「ペット」達には圧倒されます。
ご本人の言葉から引用させていただくと「少なくとも私たちが飼っていた生きものは、非常に感情豊かで、ペットなんて言う生やさしいものではなくネコやネズミやインコの格好をした、人間であった。」う〜ん、そのとおり。
この本の中でも特に印象に残った…と言うか、ちょっと「怖かった」のは「金魚のよしこちゃんの話」でした。
縁日の金魚すくいで弟がすくって来た「よしこちゃん」はベランダの水槽でドロドロになった緑色の水の中で巨大に成長します。
そして、世話をしている弟にだけナツくのですが、なんだか弟と金魚のよしこちゃんの関係になんとも言えずコワイものがあるのです。うーん、これはぜひ読んでみていただきたい。
他にもインコだの犬だのモルモットだの、人間くさい動物のオンパレード。
面白いエッセイでした。
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小学六年生の時に母親に買ってもらってから、この本が好きでずーっと持ち、詠み続けている一冊。生き物って本当面白いなぁ。
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動物好きの方必見です。群さん初期の作品ですがとにかくペットたちへの愛情がひしひしと伝わってくる作品です。
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表題は猫の名前ですが、本文には猫以外の動物がたくさん登場します。
非常に軽く読める動物エッセイです。
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中学生の頃友人に借りて読みました。最近読み返したのですが、ほのぼのしてて暖かくて、実に素敵な気持ちにさせてくれるエッセイです。私はそんなに動物を飼ったこともないし、こんなに動物と仲良くなれるもんだろうかと思ったのですが、なれるもんなのだと驚きました。生きものと一緒に暮らすという意味を考えさせられました。(深読みしすぎ?)
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小さい頃やってしまった、動物相手のイタズラなどが書かれてても、ちっとも嫌な気分にならないのは、底辺に愛嬢がちゃんとあるからだと思う。
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エッセイスト群ようこセンセ。広川がなにか書いているときは、センセのエッセイしか読めません。この「トラちゃん」は、もう何度読んだか忘れるくらい読んでます。群本の最高傑作かも(^^)
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群ようこさんの大毒舌ではない・・・
本です。
ホントに動物好きなんだなぁってのが伝わって、何か飼って一緒に暮らしてみたいなと思ってしまいました。
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動物好きには、もう最高!初代猫のトラちゃんから二代目トラちゃん、金魚のよしこちゃん、鬘を付けられる手乗り文鳥のチビ、十姉妹のビンタちゃん、どの話も愛情あふれ面白い、いつも手元においてチョコチョコ読みたい本。
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小学生だったときに初めて読んだ群ようこ作品。ペットが飼いたくて飼いたくて仕方なかったことを思い出しながら再読。
動物好きにはたまりません。
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僕は基本的に動物を飼おうとは思わない性質ですが、
この動物エッセイは読んでいてあたたかくなってきました。
ペットをインテリアかなにかと勘違いしている輩に、
この本を読ませてやりたいです。
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生き物好き、ネコ好きなら必読のエッセイです。生き物の描写が細かく書いてあって、群さんの家に住む生き物たちの様子が目に浮かびました。
(2008/12/13読了)
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群ようこさんのペット遍歴。
とにかくおもろいエピソードがてんこ盛りな群家のペットちゃんたちに頬が緩みます。
……うちの公どもなんてまだまだ可愛い部類だわー。
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群さんのエッセイはテンポがよくてスラスラ読めます。ペットとしてではなく、家族の一員として迎え入れられた生き物たちのお話。一番興味をそそられるのが群さんのお母様だったりします。
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可愛くて面白い、いろいろな動物の、ストーリーです!! インコの、ピーコちゃん と、ゆうおはなしでは、インコなのになぜか、カツラ・・・が、出てきます!凄く笑ってしまいました!!!