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4年BT「時間」で使用予定。
なんてドラマチック!
映像化してそう、と調べたら映画がある。観ねば。
挿絵がないので紹介しにくそうだけど、あらすじ説明だけで充分引きこめそうな気がする!
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最初の数章は、内容が掴みづらく読みにくいが、それらの歯車が次第に噛み合っていくようになり、物語は面白くなっていきます。
生と永遠の時。自分がウィニーだったら?と、考えが広がるので、読書感想文にも向きます。
読むのが好きな子なら4年生くらいから大人まで楽しめるでしょう。
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大人が聞いたらはっとさせられるような言葉やストーリー内容で、とっても心に残った。以前みた映画「アバター」を思い出した。どんな時代、どんな場所でも、富や名声を貪るやからはいて、「金」があるから、この世はこんなになってしまったのか・・・と残念な気持ちになる。
先日 たまたま知り合った中学2年生の男子生徒が、ボツリと「お金がこの世からなくなればいいのに。。」と呟いた。とっても深い言葉だと感じた。
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不老不死の泉の水を飲んでしまったタック一家。彼らの秘密を知ってしまったウィニー、彼女の選んだ答えは…。
未来がいくらでもある子供の頃は、時間がまるで止まっているかのように思えたもの。今でも、小学校3年の頃に、この先あと3年も小学校に通うのか、とうんざりしたことを覚えています。ウィニーもまさにそう感じていたはず、タック一家に出会うまでは。
時間というもの、人生というものの、なんと飛ぶように過ぎていくことか!
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YAじゃなく、もう少し厚みを持たせても良くない
しっかりしたストーリーなんだから
もったいない気がする
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不老不死は幸せではない。
もっと掘り下げて欲しかった伏線がいくつか残り、残念だったが、この長さに意味がある。小学生でも手に取れる長さで、生きることの意味を考えるきっかけになるなら、これはこれでいいのかも。
最後はメイの必死さがウィニーに伝わった、と思う。
萩尾望都の「ポーの一族」とかカズオ・イシグロの「わたしを離さないで」を読み返したくなった。
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森の泉の水を飲んだことで、不老不死となったタック一家と、10歳の少女ウィニーが過ごした、八月のはじめの一週間の物語である。物語は、物語の顛末を知る語り手によって、第三者的に語られる。
ウィニーは、由緒正しい地主の家柄であるフォスター家の一人娘として、大事に育てられるが、その生活に息苦しさを感じ、家出を試みて、森に向かう。そこでタック家の次男ジェシィに出会う。
ジェシィは、17歳で時が止まった104歳の少年であるが、ウィニーに、自分と同じ年齢になったら、泉の水を飲み、永遠に一緒に暮らそう、と提案し、ビンに入れた不老不死の水を渡す。物語の最後、ウィニーは、結局、約束を果たすことなく、水を庭のヒキガエルにかけ、生涯を全うする。
死ぬということの意味を考えさせられる物語である。
個人的には、犬に襲われそうになるヒキガエルを見て、「これは、わたしのカエルなのよ」と言って不死の水をかけるウィニーのシーンが印象に残る。自分の物だと宣言して、不死にして、自分は、寿命を、全うして死ぬ。時代が変わり、すっかり風景の変わってしまったトゥリーギャップ村で、永遠に変わることのないヒキガエルに、何となく悲哀が残るのは、タック家の人々の孤独感が語られた後だからだろうと思う。
死ねるがゆえに、生きることに意味がある、という以外にも、色々と考えられる作品だった。
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永遠の命が得られるという泉の水を飲んでしまった一家。その一家に出会う少女。永久に生き続けることって苦しみなんだな。限りあるものだから人生は尊い。
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永遠の命を手に入れた家族と少女のお話。
死ぬのが怖いとずっと思っていたけど、
死なないのも怖い。
死があるからこそ命や一日一日を大切にする。
老いるからこそ今を大切にする。
結局は命は有限で、それは若い人も同じ。
胸張って死ねるように毎日を大切にしよう。
と、考えさせられる終わりさわやかな本
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「その水を飲めば永遠の命が得られるという泉の秘密をまもるため、ウィニーは思いもかけない事件にまきこまれてゆく。永久に生き続けることの苦悩、あらゆる命への愛が心にしみる、傑作ファンタジー。」
・通りかかった泉で不老不死の水を飲んでしまった家族。
周りの人たちから不審に思われ、引っ越しを続けながら旅を続ける。
・タックが87年後にこの泉に行ってみると、泉の水を飲もうとしている女の子をみつける!話はここから大きく展開する。
・少女は10歳
・限りある命だからこそのありがたさ、そして、どう生きるか。
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森の中の泉の、不老不死の水を飲んでしまったタック一家と、その秘密を知ってしまった女の子ウィニーのお話。
さらにその秘密を知ったお金をもうけようとしている黄色い服の男が現れたり、タック一家のお母さんのメイがその人を殺してしまったりしたところは、本当にドキドキした。ウィニーは黄色い服の男がいい人だと思っていたけど、ぼくは最初からあやしいと気づいていたから、ハラハラもした。
死ねないって言うのはすごく切ない。最後、変わってしまった村やウィニーのお墓を見た後、タックたちがどこかに行ったのも切なかった。
ぼくは、泉の水を飲んでもいいと言っても飲まない。ずっと旅行できるのはいいけど、さびしくなると思う。
ウィニーと仲良くしていたカエルとタックたちが出会ったのは、おもしろい。実は、カエルはウィニーに泉の水をかけられた不死のカエルだから。
それで、馬車が来ても動かないカエルに向かって、タックが「(自分が)不死身だとでも思ってるのかね」とタ言ったのも、おもしろい。自分が不死だから言った冗談なのかもしれないけど、自分たち以外に不死の人がいないと思っているのかもしれない。それが、なんかおもしろい。(小6)