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同じような意味の言葉も、微妙なニュアンスの違いがあり、伝わり方が異なる。例えば、人に~させる(してもらう)には、made・let・hadを使うが、全然違うニュアンスをもつ。英語習得には、著者の言う、没頭が必要。
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言葉というものがどれだけ読み込まれ伝わるかを考えさせられる本。そして伝えようとして書かれている言葉のすばらしさに気付く。とても読みやすいし英語の勉強にもなる。
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マーク・ピーターセン4冊目。
大体6割くらいは著者の他の本と内容がかぶっているけど、やっぱり面白い。
冠詞の独特の説明はいつも出てくる。
お気に入りは、日本人がよく使う英語でネイティブには気持ち悪く聞こえる表現、これを説明する時に、その納得感を増すために日本語の例を挙げてくる。 これが的を得ていて面白い。
例えば『が』『は』の違い。
質問が『何を食べましたか?』の時、『私が魚を食べました』と答える日本人はいない。だれでも『私は魚を食べました。』と答える。でも外人にはこれがわからないらしい。どちらも英語では『I ate a fish.』だからだ。
あるいは、『わからない』と『しらない』の違い。
『どうしたらいいかしら?』と聞かれたとき、
『わからない』と言えば単純にアイデアが無いことを意味するのに、
『しらない』と言えば冷たく聞こえてしまう。
これもアメリカ人には難しいらしい。
どちらも英語で『I don't know.』だからだ。
なかなか気づかない日本語のややこしさが説明されていて面白い。
後、何故か、著者の本には藤谷美和子の名前がよく出てくる。好きなのか?
-- メモ --
使役動詞の使い分け。よく間違っている。
have .. 当然してもらう。
let .. 少々特別にさせてあげる。
make..無理やりさせる。
映画『カサブランカ』の英語は、癖がなく、落ち着いた表現が多く、俗語は無く、英語教材として優れているらしい。観ることにした。
-- メモ --
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こちらは続編。こちらも大変面白かった。英語を学ぶ人は、こういう本を読むことも必要。学校の先生には教えられないこと、ニュアンス、感覚は、こういう本から学ぶべし。
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いわゆる文法や語彙とは異なる、英語圏の感覚に重点を置いている。
「日本人の英語」の落ち葉広いのようで、英語圏人はどのような価値観なのかを教えてもらえる。
出版から時間が経っているので、今をそのまま反映しているからわからないが、ためになったと思う。
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前作に引き続き、同じようで微妙に違う表現をわかりやすく丁寧に解説している。英語ネイティブでない英語使いの人は必読でしょう。
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「日本人の英語」の続編。
洋画や邦画の台詞などを例に、英語と日本語のニュアンスの違いを説明しています。
映画を見たり本を読むとき、私はひとつひとつの文についてそれほど深く考えないけど、こうやって解説してもらえるとなるほど面白いと思えます。
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この人の本を読むと、自分がかつてやりたかった学問がそのままあるような気がする。それはエスキモーには雪を表す表現が52あるとか、埋葬文化を持たないので墓という言葉を持たない民族がいるとか、文化が言葉に与える影響に関する言語論で、彼はまさに文化・背景の違いが感覚的・構造的に言葉に与える影響まで踏み込んで解説している。
ところで、サリンジャーのバナナフィッシュにうってつけの日のSpiritual Trampという表現を使った部分が例文として挙げられていたが、この表現に関する考察のところは予期せず鳥肌が立った。そして怖くなった…ただ単語を見ただけではわからない。文章というのは、その言葉が使われる文化背景を学んでより理解が深まることを再認識。
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日本語の考え方で英語を書くとおかしいことになるよ、という話をベースに、英語の考え方を教えてくれる本。
学習という観点では、網羅性がないので役に立たないが、読み物としては面白いと思う。
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1より面白かった。バックグラウンドの文化とそもそもの構造の違いにより、異言語を完全に1:1対応させることは出来ない。限界でもあり、面白くもある。自分は全く英語が苦手だけれど、それでも非常に腑に落ちる。日々思っていたことなので、一々納得。
『日本にいながら英語の感覚に馴染むことは、年齢を問わずに十分にできると思う。必要なのは没頭することだけである。(中略)とにかく本当に夢中になれば、後はどれだけ時間を積み重ねるかという問題だけである。』
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170頁「子供のころ、宗教を忘れることのできる時間は唯一土曜日、市立図書館に逃避している時間だけであった。「宗教無差別」的に集められた本は、ウィスコンシンにはない世界を見せてくれたのである。」
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本書は、長年日本人の英語に接してきた著者が、日本人が苦手とする英語の文法や表現を題材に、英語の使用方法を解説するものです。文法書や辞書のように網羅的なものではありませんが、私たちが英語を使用する際に大変役立つ情報がたくさん盛り込まれています。例えば、 日本人がしばしば犯す誤りとして次のような例が挙げられています。
先生 What did you do on Sunday?
学生 I went to a movie.
先生 Who(m) did you go with?
学生 I went with my friend.
この会話に見られるmy friendはこの文脈では不自然になります。ここでのmy friendは、この学生に友だちが一人しかいないことを意味してしまうからです(この理由については本書で詳しく説明されています)。このような場合、I went with one of my friends / I went with a friend / I went with a friend of mineと言う必要があります。本書では他にも、可算名詞と不可算名詞の使い分けや、前置詞、時制といった、日本人が英語学習で苦労する項目が丁寧に説明されています。今まで知らなかった英語が発見できる一冊だと思います。
(ラーニング・アドバイザー/人社 IKARASHI)
▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=303195
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シリーズ第2弾。
外国人の立場で日々感じている日本人の英語の可笑しさに対して、
ネイティブならではの細かなニュアンスを伝えてくれる1冊。
著者の日本語力も上がったようで、前作と比べ、かなり読み易くなっている。
みる・きく等の微妙な違いによる使い分け、
使役動詞の意味の違い等、興味を引く内容も多い。
かなり古い本ではあるが、読めばきっと気づきのある1冊。
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面白かった‼
前書「日本人の英語」よりこちらの方が読みやすく、指摘されている内容も親しみやすく感じました。
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日本人の英語、ではかなり翻訳についての説明が多かったが、続ではもっとおおまかなくくりになっていたので、より読みやすかった。
再度読んだが忘れているところも多かった。