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滋賀のホテルでぎょいぎょい読んだ。
リアルで楽しい。
自分も留学している気分になれる。
さくらももこ以来初めて、もう1冊読んでみようと思えるエッセイストかも。
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以前読んだのをもう一度読み直す。
おもしろすぎる。
時代が一昔であることを感じさせる場面もあるが、それでも、ひとりの女の子の目線で描かれた、気持ちの描写がとても生き生き。
気取らず、とても共感できる、元気がでる文章。
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一昔前のアメリカ旅行記、っていうといろんなところに行っていろんなものを見て…って話を想像しちゃうけど、さすが群ようこさんは、違います。
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こういうことを言うと失礼なんだろうけど、なんか小学生の作文を読んでいるような気分だった。
着眼点は面白いしなかなか鋭いんだけど、文章が…。
まあこの文章が10代後半のリアルさを後押ししているので、読みながら、小母ちゃん心配で心配でドキドキしちゃったよ。
観光でもショッピングでもないアメリカを同年代で体験したものとして、頷ける箇所も多かった。
自分の若かりし頃の一場面を突然追体験させられちゃったような気分だ。
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二十歳のときに突如思い立ちアメリカに一人旅立った群ようこのエッセイ
結構昔の本なので行動力に驚き
そしてアメリカの人々のキャラの濃さにも驚き(笑)
とにかく面白かったわたしも旅しようかなあ
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群ようこさんとアメリカがどうも結びつかなくて、
意外な気がして読んでみた。それなりに面白い。
が、はるばるアメリカ(しかもニューヨークにも!)
まで行き、三ヶ月も滞在していながら、なんだか地味。
そこが群さんらしいと云えるけど。
(群さんってハタチぐらいのときから中年のような心持ち)
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有名だけど初めて読む作家。大学時代(1980年代前半?)に一人でアメリカに渡り、3ヶ月暮らした思い出の話。
言葉は非常に軽快で、説明も簡潔なため情景が想像しやすく、文にリズム感とダイナミクスがあるので、するすると読める。ただ始終誰かに怒っていて、世の中の人すべてが大嫌いというような内容がかなり鼻につく。
内容としては、着いたらホームステイの予定なのにモーテル暮らしになったり、生活していけないから企業内でモデルをやって糊口をしのいだりと、本当に波瀾万丈なのだが、いかんせん触るもの皆傷つけるヤマアラシ的な文章が続くもんだから、どんだけ本当でどんだけが脚色なのか、つい冷静に考えてしまう。
さらに、文の勢いを大切にしているところが多く、話を会話として読むために、読者に必要以上の理解を求めるところもあり、つまりは言葉が足りないと感じるところも多々見られた。
また一箇所、小題の付け方に問題があって、「こうなるんだな」と読者に気にさせてしまったのは失敗だろう。
話の文面そのまま取ると、本当にそのままドラマにでもなりそうな話なので、もうちょい脚色と「だれがどうした」を補った上で、私小説にしたほうが良かったんじゃないかなあ。
とにかく、このリズムに合えば面白く読めるし、合わなければいらいらするだろうという話で有ります。ワタシはばっちり合いました。
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図書館で。
初めて飛行機に搭乗し、初めての海外旅行で3ヶ月アメリカに滞在、さらにタダで泊まれるはずの親類の家はあてにならずモーテル住まい(宿泊費用本人持ち)、手元が寂しくなったら下着メーカーでのバイトを斡旋される…とか。ちょっと心の弱い今どきの子だったら空港の辺りで見知らぬオジサンにモーテル連れてくからと言われた辺りでボキボキに心が折れてそうですが…。なんとなく大したこと無い感じで書かれてる所が群さんだなぁって思います。すごいな。
とは言えオバサン酷いなぁ…。金持ってない大学生に宿泊先は用意しておいたからね、は無いような…。まあ事前に打ち合わせしてない辺りがダメなのかもしれませんが…。まあこういう人じゃないと海外でやっていけないのかもしれない、ウン。そして海外で車を持ってない人間って肩身狭そうだなぁ、日本の田舎の比じゃないな、とか思いました。
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失礼ながら、群さんの世代で若くして海外を一人旅するなんて珍しいのではないでしょうか。結局、下着のモデルという仕事とモーテル暮らしで終わってしまったけど、面白い登場人物がいて笑わせてもらいました。
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壮大な冒険があるわけでもなく、アメリカに行ってもそこまで行動範囲が広いわけでもない。
だけどアメリカでの日常や生活を読んでいると
今の自分の生活とそこまで変わってるイメージは抱かなくて、場所じゃなくて人なんだなと感じた。
なんかリアルで好きだった