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高校の国語の授業で習って、衝撃をうけ、すぐさま書店に走った覚えがあります。
人を好きになると、思いもかけない出来事が次々に起こって、自分ではどうしようもない場所へ行き着いてしまうものなのだ・・・ということを知らされた本です。
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高校のときの現代文の教科書に一部だけが載っていた。あんな載せ方、私が作者だったら抗議するよ。で、どうしても全部読みたくて、風邪で寝込んだ日、一日使って全部読んだ。熱がある頭で、この人は素晴らしい。日本語って美しい、日本人に生まれてきてよかったという記憶がある。内容は…どんなんだっけ。そうだ、恩師が出てくるんだ。小学校一年生のときの恩師を思い出して呼んでた記憶。
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10月、学校の図書館。
授業でやるため読了を推奨される。どっちにしてもいつか読みたいと思ってたのでいい機会。漱石の文章は意外と読みやすかった。この集英文庫の最後の解説が興味深かったです。お嬢さん(妻)がぜんぶ知ってたっていう。たくましい妻説。現代人の感覚だと、そっちのほうがしっくりくるかも。
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学生の「私」が鎌倉で偶然見かけた人を先生と呼び、執着に近い好意を寄せるところから先生の独白へと繋がる。結末だけはざっくり知っていたので、先生の話す一言一言がこの先を示唆させるように感じられる。
「私」の先生に対する強い好意は、自分の周りにいないタイプの大人で物珍しさからくるものかと思っていた。田舎にいる自分の父親との対比、特にこの物語上で書かれる二人それぞれの最後の対照的な描写が「私」にどのような思いを抱かせただろうかと思案せざるを得ないものだと思った。まどろっこしく書いたが要は、「うわーそうきたかー」と言いたい感じ。
「私」または先生もそうだが、他の文学作品にあるような根暗で心のそこに潜む力強い暗鬱さはなくシンプル。お嬢さんの描写も、必要以上な理想を詰め込んだものがない。女性の描写が上手くないという意見もあるようだが、女慣れしていない先生から見てひとりの女性を言葉豊かに表現できないほうが自然だと思う。
シンプルな人物の描写とも繋がるが、話のテーマが一本筋でわかりやすい。だからこそ世界観に浸りたいタイプの人には物足りないかもしれない。
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「私」は、鎌倉の海で出会った「先生」の不思議な人柄に強く惹かれ、関心を持つ。「先生」が、恋人を得るため親友を裏切り、自殺に追い込んだ過去は、その遺書によって明らかにされてゆく。近代知識人の苦悩を、透徹した文章で描いた著者の代表作。 (amazonより抜粋)
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昼ドラみたいでぐんぐん読み進めれて作者の偉大さが分かったけど。。。
やっぱり途中から読み進めづらくなった
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Kみたいな人ってどうなんでしょうね。
彼も彼なりに色々と悩んだのだと思いますが、つまるところ自分で自分の首をしめたっていうだけの気がします(文字通り自殺するわけですけど)。
昔のことはいざ知らず、現代なら先生のような生き方をする人こそまっとうな人間として扱われるのでは・・・?
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高校の時の教科書に一部だけ載っていて、続きが気になり購入。
ぶっちゃけこの表紙は2007年版で集英社から出てるものなんですけど・・・気に入ったので当時買った本の表紙も出版社も違いますがコレにしてみましたw
やっぱり有名なだけあって非常に面白かったです。興味深いというか夢中になって読みました。
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高校時代、現国で読んで、なんてつまらないんだろうと思ったけど、全文が載ってたわけじゃないんだから、そりゃつまらないわって話でした。
頭っから読んだら、引き込まれてしまって面白かったです。
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こちらも高校生の現国の教科書に載っている作品。夏目漱石は知っていてもなかなかその文章を読む機会はないだろうが、高校国語では必ず通る道。教科書の話は小説のごく一部の有名な箇所だけなので、教科書を読んだだけでは面白さがなかなか伝わりにくい。私、先生、K、お嬢さんのつながりは全編を通してこそ分かるものであると思う。
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古典に返ろうキャンペーン。嘘です。授業で「下 先生と私」の一部というすごく中途半端なものをやったので細部を思い出すために(何年か前に読んだはずなんだ、だいぶ忘れてるけど)相変わらず理解できない。なんでも死に結びつけるダダイズム。大事な人を残してまで?結局先生もKもエゴのために生きたようなものだ。まあ、愛とはエゴだ、とは、思うけれど。それでも死ななくったって!
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主人公が先生を慕う理由が理解できて微妙な気持ちになった。後半淡々と先生が一人で語るから…読んでいて主人公はどんな気分なんだと気になる。改行が殆ど無いから眼が疲れた。
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約100年前に書かれた小説にも拘らず、21世紀のトレンディ・ドラマに匹敵する、むしろまったく古臭くならない日本語で書かれた名作中の名作。海外では、同性愛小説として読まれているそうだ。とはいえ、何回も読んでいるが、今年、2007年は、集英社文庫のカバーに可愛い女御を使っているのがいい。「漱石といえば岩波書店」という時代はもう古く、何しろこの集英社文庫は活字が読みやすい。
久しぶりに読み返して、新たな興奮と感動を得ることのできる芳醇な日本語の世界、巷の最近の中途半端な直木賞作家・芥川賞作家の作品より、はるかにいい。これが、300円そこそこで買えるなんて、日本人は幸せやと、隣の天下茶屋生まれの欧米人も叫んでいた、「欧米か!」って。
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こころ。好きな本だけに、この表紙はイメージとはちょっと違う・・・逆に、小畑氏の思い描くイメージがこんなに破滅的だとは。びっくりした。
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買うだけ買って、まだ読んでない。
てゆうか、表紙に釣られました。(えええ
現文の教科書にも載ってたけど、抜粋バージョンだったから。