投稿元:
レビューを見る
これは短編以外にちょっと長めのも入ってます。で、このちょっと長めのやつがあまり面白くない。でも短編の切れ味はやはり秀逸。風刺ってナマモノですものね。
投稿元:
レビューを見る
そもそもコードを読み解くことにあんまり興味がないので、旧社会主義国で書かれた小説のいくつかは僕にとって無用であったりするのだが、いずれにせよこのムロージェックが見せる物語の発想の拡散は相当素晴らしい。かなりの作品が意味不明だが、しかし自分の妄想力がかなりレベルアップした。妄想の飛び方がムロージェック化してきて、ちょっとまずい。リアリズム側からどんどん離れていく。ところで、筒井康隆ってのもちょっと違うような気がするが。
投稿元:
レビューを見る
ポーランドの不条理作家の短編集。風刺的なものや、人間の性質を皮肉るような話、またカフカを髣髴とさせる幻想的な作品がみられる。ユーモアに富んでいて、どれもこれもニヤリとさせられるものがある。何も考えずに読んでも楽しいし、ちょっと穿った見方をしても楽しい作品。
投稿元:
レビューを見る
すごく面白かった。めまぐるしい不条理劇がただ不条理なだけでなく風刺や時代背景のパロディなどの要素も盛り込んでいて退屈せずに読める
投稿元:
レビューを見る
[ 内容 ]
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
投稿元:
レビューを見る
ポーランドを代表する異能作家の短篇集(らしい)。引き出しの中に小人がいたり、ゴム製の象が動物園にいたり、白紙の手紙が届き続けたり……、と不条理系の変な話の数々を存分に堪能。切れ味鋭い黒い嗤いにニヤニヤさせられる。いくつかよくわからない話があったのは、かの国の歴史や文化に対する知識不足が原因か。
前半に収められた短めのものより、後半の少し長めの短篇のほうが好みかな。
「白鳥」、「小人」、「アド・アストラ」、「小さな友」、「ウグプー鳥」、「望み」あたりがお気に入り。