紙の本
苦しい胸の内
2007/12/04 00:07
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る
初期の作品らしいけれど、既に現在の作風に通じる悲哀が色濃くあります。
悲しいなぁ。
高校生の武志は既に成熟しているし、とても十代の発想ではありません。でも仕方ない家庭環境がそこにあります。
“魔球”の件にはSFのようなドキドキ感があり、最後は人間臭く終わる。
想像以上に濃い作品でした。
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▽九回裏二死満塁、ハルの選抜高校野球大会、開陽高校のエース須田武志は、最後に揺れて落ちる?魔球?を投げた!
すべてはこの一球に込められていた・・・・・・
捕手北岡明は大会後まもなく、愛犬と共に刺殺体で発見された。野球部の部員たちは疑心暗鬼に駆られた。高校生活最後の暗転と永遠の青春を描いた青春推理。
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▽九回裏二死満塁、ハルの選抜高校野球大会、開陽高校のエース須田武志は、最後に揺れて落ちる?魔球?を投げた!
すべてはこの一球に込められていた・・・・・・
捕手北岡明は大会後まもなく、愛犬と共に刺殺体で発見された。野球部の部員たちは疑心暗鬼に駆られた。高校生活最後の暗転と永遠の青春を描いた青春推理。
2008/10/15 彼から
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今のところ東野作品で一番好きなお話です。
切ない、やりきれない、もどかしい、でも…!と、まあ、読んでのお楽しみ。
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東野圭吾作品ではじめて読んだ本。想像もつかなかった展開、そして意外な犯人。一回読んで東野さんが大好きになりました。
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須田武志というこの作品の中の登場人物に、もの凄く引き込まれた自分がいました。冷淡に見えるけども、誰よりも人間であったような気がします。たくさんの人を救って、そして最後まで『一人』だった。これほどまで悲しい人間は、須田武志だけで十分です。
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高校野球、と聞いて思い出す本・その2です(笑)もう、このお話、大好きなんですけど。東野圭吾は初期が好きです。
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貧しい家庭に生まれた開陽高校のエース須田武志。甲子園出場をかけた最後の一球は激しく揺れて落ちる魔球だった。魔球を巡って起こる殺人事件。野球にすべてをかけた青春を切なく描く、感動の小説。
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この本を読んでから東野圭吾さんを読むようになった。でもコレが一番好き。兄弟愛と兄武史の強さとかっこよさ!クール!
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主人公(?)の武志がすごい!
壮絶でストイックで天才で努力家で冷徹で冷静ででも育ててくれた母親にすごく感謝してて・・・
ただ犬殺すのはどうかと思うけど。
そんな武志が最期弟勇樹にあてた手紙に人間らしいことが書いてあるのがたまらない。
2006.3.6
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東野学園モノには、サワヤカなストーリーそうにみえるのだが、その中に何気に逆境にある登場人物が登場してくるのが、胸焼けせず読める理由な気がする。
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最近読んだ本の中で一番落ち込んだ…。凄く魅力的な人物なのに、その結末は…悲しすぎる。ミステリとしては良く出来ていると思うけど、読み返したくない。東野作品読んだの初なのに…ちょっと失敗したかも。06.05.30
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学園物か〜と軽く読んでいたら、案外面白いじゃないか!
爆弾事件があって、殺人事件があってまた殺人事件があって・・・それでまだ半分。
あと半分も何を書くの?って思ってたら、あらまぁ!
東野さんって、「クールで何考えてるか分からなくて傍から見ると順風満帆な人生を歩んでるような男性」を書くことが多いけど、これは東野さんの理想なのかしら?
あたしはそんな人と関わりたくないけどなぁ。
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初東野(遅)この兄貴はすごい。格好いいけど、傍には居たくない(笑)バッテリーの巧に通じるものがあるけど、巧より数倍孤高だ。
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ある殺人事件と、魔球に関する物語。
相変わらず犯人は読めないし、最後までの持って行き方は一級品。
若干物語りに無理があるかな・・。
きびしめで星3つ。