紙の本
きれいな本です
2015/08/30 14:17
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投稿者:とりさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
野鳥の絵は、やはり薮内正幸さんが素敵ですね。
実物より若干色が鮮やかに感じますが、逆に言うと特徴が良くわかるのではないでしょうか?もしかしたら印刷の具合で原画より鮮やかになってしまっているのかも知れません。
普通の図鑑は静止画なのに比べ、こちらは躍動感あふれる鳥の絵です。
説明文は絵本程度の数行しかありませんが、絵の背景でその鳥のことについてがわかります。例えば、小動物を捕食していたり、飛び方、背景の環境。
ページ数が多いのでハードカバー、大きな本を想像しましたが、思ったよりは少し小さいです。
鳥の好きな方にはお勧めですよ。
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小学生の時に図書室で見つけて、しょっちゅう借りてた本。
あんまりにもよく借りるから、6年生の誕生日に買ってもらった記憶があります…。
写真よりも美しく、生き生きと鳥を描かれていて
鳥好きな人にオススメの本です。
この絵を描かれた方がもう既にいない…と知った時はショックだったなぁ…。
宝物の本の1つです。
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児童文学の傑作、『冒険者たち』シリーズ(斉藤惇夫作)の挿絵を描いていた藪内正幸さんによる野鳥の図鑑。藪内さんは生涯、絵を習ったことはなく、独学で動物画を描くようになったとのこと。2000年に亡くなったが、山梨に「藪内正幸美術館」というのがあるそうだ。鳥を見分けられる人になれたらすてきだろうなぁ、とときどきは思うけれど、熱意と時間が必要なようで、なかなかハードルが高い。そんな自分からすると、こんなに克明に絵が描けるなんて神様みたいだ。巻末の「鳥をみるときには」の章には、大きさや形、とまりかた、えさのとりかたなどの特徴が捉えられていて、なるほどーと感心する。『冒険者たち』で活躍したオオミズナギドリが収録されているのも、『冒険者たち』の一ファンとしてはうれしかった。同じ著者の『にわやこうえんにくるとり』を紹介されていたあゆむさんの感想からたどり着きました。*鳴き声を時々聞くので、割にありふれているはずと思うのに、ずっと名前がわからない鳥がいる。姿が確認できないのでなかなか正解にたどり着かない。これかなぁと思う鳥を図鑑などであたりをつけてから、ネットで鳴き声を検索して、「うーん、違うなぁ」と思う繰り返し。むぅ、この本であたりをつけた鳥もまた違った・・・。
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子供のころに買ってもらった本。
データは少ない。科すら書いていない。
鳥一種類に見開き2ページを使い、文章は名前とだいたいのサイズと特徴のみ。
その分きれいな絵を存分に楽しめる。
ボタニカルアートのような美しさ。鳥だけど。
あのとりなにかなーと思った時や、なにもなくてもちょくちょく眺めていた本。
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「日本の野鳥、約500種類の中の235種を、大きくしっかり描いた絵で楽しめる。庭や公園、草原、山や林、川や沼、海を分けて、その鳥の特徴や習性、スズメ、ハト、カラスと比較した大きさと見た時の印象、独特の動作、生活の様子、食物、どの地方でいつ頃見られるかなどが書かれている。簡単な鳥の観察の仕方、ポイントも紹介。」(『読んでみない?科学の本 しらべてみようこんなこと』子どもと科学をつなぐ会 編 連合出版 2000 の本での紹介より抜粋)
「大きく美しい絵で日本の野鳥235種を紹介
身近な鳥から、珍しい天然記念物の鳥まで、日本の野鳥235種を、庭や公園にくる鳥、草原の鳥、山や林の鳥、川や沼の鳥、海の鳥の順に環境別に紹介します。野外にもっていき、自分の見た鳥の名前を調べたり、初心者にも使いやすいフィールドガイドブックです。鳥の特徴が一目でわかる大きな美しい絵は、とても好評です。鳥を通して、身近な自然や生き物との付き合い方を学べるでしょう。」
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薮内正幸先生の、画集といってもいいだろう。極力図鑑的な解説を取り除いた、絵を楽しむ図鑑。野鳥の絵は緻密で繊細で、生き生きとした様子が描かれている。自分でも驚いているのだが、野鳥識別の本は数あれど、薮内先生の絵のほうが特徴がよくわかり頭に入ってきやすかった。野鳥に興味があるものの、あまりの種類の多さに覚えられず悩んでいたので…。
巻末の鳥の見方がまた良い。餌の捉え方、ふとした鳥の仕草などが描かれている。調べたところ生前、絵の勉強は特にしていなかったそうだ。生きものの姿を魅力的に捉え、見ている人の心中にダイレクトに届かせるのは、ひとえに「生きものが好き」という原動力からではないかと思えた。薮内正幸美術館が山梨県にあるので、是非原画を観に行ってみたい。