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購入者;宇都宮 返却(2007.4.24)最後の最後まで誰が犯人なのかわからないミステリーです。要所要所でユーモアの感じる作品でした。
貸出:滝口(2007.7.3)返却(2007.8.15)
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エリザベスの元に次々と舞い込む企業トラブル、研究所の爆発、事故に見せかけた暗殺未遂。
互いの思惑が見え隠れしながら、未だ裏切り者の尻尾は掴めない。
しかしトラブルによる会社の財政難が進むと共に、株式公開の圧力は強くなっていくーー。
シドニィ・シェルダンの描き出す超大型ミステリー。
***
みんながみんな怪しくて、最後の最後まで犯人が誰だか分からない。なんだか疑心暗鬼になる物語でした。笑
面白かったけど、最後に勢いが集中して煩雑さを感じた部分もありました。
海外ならではのスケールの大きさは毎度のこと、何らかの形で犯人が罰せられるのも海外らしいなと思います。
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さて本作では他の作品と比べて、意外と先が読める。さらには最後に明かされるエリザベスの命を狙う犯人も案外解りやすい。巷間ではそれが他の作品よりも評価がちょっと低い原因となっている。でもシェルダン作品を初めて読んだ人はどうなんだろうか?私は今まで何作か読んできて、作者の創作テクニックに馴れてきたがために見破れたように思える。なんせこの時まだ高校生だし。
しかし本作は私にある一つの希望を与えてくれた本でもある。本作でヒロインのエリザベスをサポートするリーズ・ウィリアムスという人物の生い立ちだ。彼は貧しい家の出ながらも一生懸命努力して一流企業でその地位を固める。それだけならばまだよくある話なのだが、彼は自らを磨き、どんな場所に出ても恥ずかしくない、社交界でのマナーを身に付け、洗練された人物となり、周囲の信頼を得るのだ。それがゆえに自分が貧しい出自であったことをちらりとも窺えさせない。
私も決して裕福な家庭ではなく、それどころかむしろ貧しい家庭の部類だったといえよう。しかし本作でのリーズの生き様は努力すれば自分も洗練された男になれるかもしれないという希望を与えてくれた。今の自分を振り返って果たして自分が洗練されているかどうかはわからないが、両親が私を育てくれた環境よりは裕福だし、それなりにいいお店に出入りもでき、そういう場所での振舞いもそつなく出来るようになった。思えば今の自分があるのはこのリーズの影響が強かったように思う。高校のときにこの本を読み、リーズのような男に出会えたことは私にとって非常な幸運だったのだろう。
本書はシドニー・シェルダンのこれまで読んだ諸作では出来栄えという点では確かに面白いけれども並みの部類になるだろうが、このリーズというキャラクターのお陰で私の中ではちょっと特別になっている。
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物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
東大OPACには登録されていません。
貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
返却:物性研図書室へ返却してください
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急展開です。上巻と比較しても読むスピードは1.5倍。
主人公以外は基本的に怪しいです。
切れ者の刑事が出てきますが、適当な俳優が見当たらず、そうイメージを膨らませることができなかった。