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いわゆるリーダーシップ論ではなく、エンジニアに特化したリーダーシップのあり方を説いた一冊。いつも心に留めて実践すべき。
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20/4/16
多くのこどもたちは、自分のアイデアに耳を傾けてもらえる、と言うことのもたらす恍惚感を、知らずじまいになる。
有機的リーダーシップは、プロセスをリードする
有用なアイデアをコピーするように奨励する
時間と労働力が不足してきたら、新しいアイデアを出そうとするのはもう止めて、がりがりやりだす
読者はこれまでの人生のなかで、学ぶことについてどんなことを学んできたか
問題解決型リーダーとして成功するためには、人々が人間であることをつねに前面に出しておかなければならない。
意識的努力を払ったことを恥じることはない。
組織作りとは命令することでも命令をうけることでもない。仕事を片付けることである。
失敗をしよう
小さな技能を1つ取り上げて、今日それを3回、15分ずつ練習せよ>そしてそれにどう反応し何に気付いたかを、日誌に記録せよ
読者は、自分について何かを変えようとしている同僚に、どんなふうに障害を作りだしているだろうか。例えば読者は、彼らの失敗や彼らが変えようと決めたことをあざ笑ってはいないだろうか。それは、読者自身について、何を物語っているだろうか。
他の人々に、彼らがどんなに利功か示させるようにしよう
読者はどのようにして、二つのことを同時にしているか。三人の同僚たちに、同じような例を挙げてくれるように頼んでみよ
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2015年再読。よくわからない自分はまだ読むべき時ではないのか。1991年の本だというのに驚く。グループワークで教科書的に使うといいのかな、各章の設問は基本スルー。問題解決チームの効果的組織法は興味深かった。
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何回読んでも新しい発見がある。するめのように味わい深い本です。人生がかわります。ところでこの本をネタにした研修(勉強会)企画します。
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この本は初版が1991年10月20日で、
自分の手元にあるのは、1993年2月5日 初版24刷発行のものです。
購入したのは、1994年2月26日(土)でした。
なぜ、購入した日が分かるかというと、
手元にある本に購入した日をメモしておいたからです。
2010年の今から、およそ、16年前。
当時、コンピュータの会社に入社して2年目の頃だったと思います。
「スーパーエンジニアへの道」というタイトルからすると、
技術者向けの本のように思えますが、
副題に「技術リーダーシップの人間学」とあるように、
「人間学」
がテーマになっています。
この本の最初の方にある「推薦の辞」にもあるように、
この本は
「どう考えるべきか、そして、自分が考えていることについて、
考えながらどう考えるべきか」
という主題を持った本だと思います。
また、訳者の方が述べている
「スーパーであるためには、技術革新の力だけではなく、
動機付けと組織化の能力を併せ持っていることも必要」
=「問題解決型のリーダーシップ」
とあるように、経営者を目指す方にも、参考となる本だと思います。
筆者がこの本を書いた理由として、最後に述べているのが、
「私のリーダーであった人々に対する感謝の気持ちから
これを書いたのだと思う。
彼らが教えてくれた幸福を私が読者に伝え、
読者がこの幸福をほかの人々に伝えてくださるなら、
それが、彼らが施してくれた恩恵にもっとも報いる道
なのだと思う。」
とありました。
このメッセージが、必要な方へ、この本が届くキッカケとなれば
幸いです。
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この本、「研修前に読んでおくように」とかって言われるとなかなか読む気も失せるけど、オススメします。
「なるほどなー」って思うとこがいっぱいあって、今までの自分のやり方じゃ仕事に埋もれるかもしれないって感じた。
まだまだだよなー、ほんと。
「やだ」とか「キツイ」とかうだうだ言ってんならもっとできるようになる方法探せよ、って感じ。世界中には同じ問題抱えて苦労してる人たちもいるし、同じ会社にだって仲間がいんだからね。
でも、内容が濃すぎて何度も読み込まないと頭に残らないっすよ、これ。
ただ、この本は対象「誰でもいい」って言ってるのは気になった。
内容的には確かにどんな業界のどんな立場で働いてる人にも得るものあると思うし、読んでないなら読んでみてもいいと思う本なんだけど…
読んで一番効果の出るのは「情報産業の駆け出し連中」、つまり俺らかなと思った。もしくは、プライムじゃなくてパートナーとして「一番上流でやってる会社に管理される側」で中身の仕事する人たちに限定されるんじゃないかなー。
ん~、最近稀に見るタフな本だった。
著者が15年かけて書いたって言うだけあるわ。
俺はこれ読んで、もっと仲間とやり方とか考えてみたりしてもいいかなーって思いました。
持ちつ持たれつができる仲間と、自分だけのネットワークを作る。
器はあるから、あとはベクトルを与えてやるだけだね☆
次読む本は軽く読めるのがいいかなー。笑
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備忘録
★もっとよいやりかたは必ずある、という信仰を持つべき
★要求仕様が固まった時点で仕様を読み返すことで見落としがないかを調べる
●利用するアイデアの数を絞り、アイデアをコピーし、練り直す。アイデアが枯れたらプロトタイプを作る
●動機付け、組織化、技術革新など、リーダーシップには多様な側面がある
●アイデアを生むために必要なことは、1.創造的な誤り、2.アイデアの盗用、3.アイデアの結合、の3つ
●人々がビジョンを共有することにより、互いにリードし合い、偉大なことを成し遂げられる
●自己評価を安定させることが、コミュニケーションをうまく行うコツの1つである
★成熟した行動パターンとは、自分の思考と感情に気付き、人との違いを学びと調査の機会と捉え、相手のいう意味を確かめる開放的技術を持つことである
●その問題がプロジェクトの生死に関わるのでなければ、介入せずに担当者が解決できるように助けるべきである
★慣れない考えや行動に触れつづけることで、変化を生む精神的風土を育てられる
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エピソードで綴られた、20年前のリーダー論とチーム・マネジメント論。
一辺倒な「べき」論調で流さず、さまざまな選択肢を用意し読者へ選ばせ、説得力がとてもある面白いエッセイ。良本です。
最終章の「モルヒネ中毒を避けさせたロージー」と「とりつかれた若造を気づかせるデイヴ」の話は、ちょっと感動的ですらあります。
でも当世の「こうしなさい!」な、お手軽ノウハウ短文時流には、冗長ととられてしまうかも。
読書好きかどうかフィルターに使える1冊だ、とも思う。
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尊敬する先生からの推薦書.
読みごたえはものすごくある.技術者の倫理・哲学のための本.
大学院まで進学しているのだからこれぐらいは読まなければと思ったが,元々英語の本を日本語にしているために意訳が微妙だったり,内容が難しすぎて理解不十分であった.
技術者として経験を積んでから再読しようと思う.
・「あんたのところにある最高の肉をくれ」「内の肉はみんな最高だよ。最高でない肉はないんだ」
・ある行動がその文化の中で重要とみなされているならほとんどの人は大きな能力を発揮する.
・もしあなたが多くを語らないよいリーダーであるなら,あなたの業がなって目標が達成されたとき,彼らはいうだろう,「われわれはそれを自分でやった」
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スーパーエンジニアという書籍タイトルがアレだが、リーダーシップ関連の内容。
一回ザッと読んだだけだとピンとこないってのは、やはり自分はリーダーシップ苦手か?と。
でも結構心に染み入る記述もあるのがさすが。
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あいかわらず素晴らしい一冊。「コンサルタントの秘密」に引き続き、自分の最も好きな本になった。
HowToというよりも、考え方を重視していて、日々の仕事の中で、忘れてはいけないことを当たり前のように思い起こしてくれる良書。
悩んだらまた読みたい。
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こちらも約30年前に書かれた本。本当に人間は30年で進化してないと思う。。。(苦笑)
この本でおもしろかったのは2つ。
■リーダーシップのMOIモデル
M-Motivation
O-Organization
I-Idea
この3つは、リーダーシップを発揮する上でのモデルとなる。
■リーダーの成功要因
・問題の理解
・アイディアの流れの調整
・品質を保持する
たしかにリーダーの仕事はこの3つでいいかもしれない。
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(1993.06.01読了)( 1991.11.18購入)
技術リーダーシップの人間学
(「BOOK」データベースより)amazon
大きなシステムを作る、というのは大変な仕事である。その成功例を調べてみると、「ほとんど全部が少数の傑出した技術労働者の働きに依存している」という。本書は、こういう「スーパーエンジニア」を志す人のためのガイドである。
☆関連図書(既読)
「システムづくりの人間学」G.M.ワインバーグ著、共立出版、1986.07.01
「ライト、ついてますか」ゴース・G.M.ワインバーグ著、共立出版、1987.10.25
「コンサルタントの秘密」ワインバーグ著、共立出版、1990.12.25
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組織でソフト開発する時には避けて通れない、人間関係についてのお話てんこ盛り。リーダシップ、自分自身の変革、組織作りなど内容は盛りだくさんやけど、一番心に残ったのはコミュニケーションのギャップについて。
これまでの経験や、周りから受けた影響で知らず知らずのうちに自分の中にできあがる"当たり前"。お互いが口に出さないそれぞれの"当たり前"が異なることが、認識のずれの主な原因。このずれを解消するには、自分自身の考えを腹割って話しつつ、相手の考えに寄りそう、それしかない。小手先のリーダ論振りかざす前に、ちゃんと目の前のメンバと向き合ってる?とごっつい厳しい内容です(-_-;
最初から最後まで厳しい内容やけど、語り口はものすごくソフト。訳者のお力もあるんやろうけど、著者が現場で苦労して積み重ねてきた経験則だからこそ、心に響くんかなあ、と思いました。いやー、この本はホント素晴らしかった。今更ながら、しばらくワインバーグさん追っかけます w
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技術者がキャリアアップしようとして陥りがちなジレンマ、誤りの処方箋。特に気に入ったのは、
自分の技術力に頼らない
命令する人、される人の二元論にならない
人から試される、値踏みされることに慣れる
自分の思考の流れを観察する、特に感情の理由になっている自己防衛ルールを知る
巻末の読書案内もなかなかマニアックで参考になる、