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江戸の性風俗、や絵師について詳しく書いてあります。
私が読んだのは光文社のかっぱぶっくすでしたが
ありませんでしたので、こちらに。
葛飾北斎が・・、いや、浮世絵って・・春画も!!?と驚いた記憶があります。
今はむしろ浮世絵といえば春画というイメージ(笑)
きっかけは友人に日本画好きがいたこと。(若いのに日本画好きってシブいな!)
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在野の性科学研究者である著者が、浮世絵の「春画」と呼ばれる作品について紹介をおこなった本。
「四十八手」を発案した菱川師宣によって木版の浮世絵が世に広がったのを機に、さまざまな絵師たちが春画の豊かな世界に参入するようになりました。本書では、その後さまざまなテーマを開拓した西川祐信と、色摺り版画による色彩美を持ち込んだ奥村政信について触れた後、春画の大家による作品とその特徴についての解説をおこなっています。
夢幻的な世界を描き出した鈴木春信、一転してリアリズムを追及した磯田湖龍斎、勝川春草、北尾重政、鳥居清長。喜多川歌麿は、積極的な女性たちを熱心に描き、葛飾北斎は、蛸と女体の絡みを描いて、かのゴンクールを驚嘆させました。さらに江戸の粋を結晶化した渓斎英泉、怪奇趣味の歌川豊国、サディズムを追求した歌川国貞など、それぞれの作者たちの特色を、手際よく紹介しています。その一方で、田沼意次や松平定信、水野忠邦といった時の権力者たちの施策によって、春画そのものの存立が左右されてきたことにも簡単に触れています。
2次元の官能作品が数多く存在する現在にも劣らない、江戸時代のこの方面での豊かさを知ることができます。
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(間借りです)
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「浮世絵」高橋鉄著、カッパブックス、1969.07.05
p232 ¥380 (1974.09.03読了)(1974.01.24購入)
その秘められた一面
☆高橋鉄さんの本(既読)
「日本の神話」高橋鉄著、カッパブックス、1967.02.10