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宮崎さんが「ああ、いいなあ」と常々感じていた古いお宅を訪問し、住人に家にまつわる話を聞き書きした本。どれも昭和初期の懐かしい家で、おっとりとした佇まい。時とともに味わいを増す家に私も住んでみたいなぁ・・・。
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宮崎駿監督が、トトロが喜んで住みそうな懐かしい家を訪ねる。主役は家そのものではなくて、家と庭に刻まれた家族の歴史と、そこに住む人のたたずまい。サクラの木のお宅の話は、どういうわけか何度読んでも涙が出そうになってしまう。
さて「懐かしい」というのは、ある意味「ふつう」ということだ。とびきりの趣味人が建てた瀟洒な邸宅なんかではないのだ。そして、庭はちょっと荒れた感じがいいと監督はいう。訪ねた家々に、これ見よがしでない良さ、品位の高さを感じているのだろう。私はかねがね「こだわりぬいた家とすてきな庭を持ちたい!」という気持ちを持っている。が、そこに潜むよこしまな価値観に不意に気づかされたような気分だ。かなり動揺…。
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内容(「BOOK」データベースより)
トトロが喜んで住みそうな自然に囲まれた家。住む人の心が偲ばれる懐かしい家。宮崎駿の画文集。
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宮崎監督のイラストと文に加え写真も。
表題通りトトロのいそうなお宅を訪問しています。
個人的にもこういうお宅にぜひ!!と思うが・・・現実は厳しいなあぁ。
監督も思い通りにしたいとなると1000坪は欲しいと。
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イラストは宮崎駿、文も宮崎駿写真だけは写真家の方、という構成で作られた本。イラストは他の宮崎作品同様になるほど、と思わせてくれる優しい視点を持っています。近代あの家ではなくちょっと古びてきた家にスポットを当てておられる視点も面白いです。