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バイブル。
文庫本で4分冊になっているが、デューンシリーズの中では一番読みやすいのがこれだ(笑)
矢野徹の訳は賛否両論あるようだが、私は名訳だと思うし、物語の雰囲気にも合ってると思う。
これと「砂漠の救世主」「砂丘の子供たち」の三部作が本来のデューンの物語だと言えるし、通して読むとフランク・ハーバートがデューンで何を描こうとしたのかがよくわかるだろう。
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ベネゲセリットはガンダムでいうニュータイプと同じものですね。
洞察力の異常に拡大した人間。
北欧神話でいえばセイズが近いかも。
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映画ではざっくりとしか紹介されてなかった(ような気がする)設定や人物が細やかに描かれている。制限が多い環境で生きる人間、砂の惑星の主であるサンドウォーム等、「風の谷のナウシカ」にも通じる環境系SFの序章。
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砂に囲まれた国の王位継承の陰謀劇だと思ってたら香辛料を巡ってのはなしっぽかった。石森正太郎のイラストで揃えてみたものの・・・・。(笑
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何度も読んだ名作。エコロジーSF の原点。特殊で限定された自然環境下での生命描写、王家同士の政治劇、主人公の復讐と成長、男性と女性の戦いなどが複雑に絡み合う大作。ジャーゴンの嵐。最初は巻末用語集と本編の往復は要覚悟。
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中学以来の再読。
砂漠の惑星で繰り広げられる陰謀、妖計、罠・・・こういうの苦手なのだけど。派手なシーンはまったく無いが、真夏の夜の寝苦しさの中で読むと雰囲気抜群。
砂漠での生活は水がない。砂漠の民は、個人の水分を全てリサイクルできるスーツを着ている。Diverとしてはそこもつらい。過酷な世界を精緻に描いたエコロジー作品として有名だったようです。エネルギーも水という資源も大事にしなければいけない今、このうだるような真夏にこそ読む。
面白いのかそうでないか、やっぱりわからないまま2巻へ突入。
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デューンシリーズの1 この時代にこの構成力、正真正銘の名作
表紙 5点映画のカバー
展開 8点1965年著作
文章 7点
内容 880点
合計 900点
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まだ導入なので面白くはなかった。このたくさんまき散らされた伏線が今後どう回収されていくのかに期待したい。
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図書館で。生憎市内に一冊しかないこの本、なんと石ノ森章太郎が表紙絵・挿絵を描いていた。主人公母が昭和の教育ママみたいなミニワンピでアップした髪型で時代を感じました。それにしてもこの本、随分古い本なのに予約が結構入ってるなぁなんでだろうと思ったらゲーム?かゲーム曲だかのタイトルになったんですってね。勤勉だなぁ、ファンって。
読み始めて訳が固いなぁとか文章がわかりにくいなぁなんて思ってたのですが段々引き込まれてしまいました。主人公一家の砂の惑星でのサバイバル始動!という所で一巻が終わってしまいアレレ?という感じ。2,3巻も借りなくては。
純粋なSFというよりはSFよりファンタジーというような独特の世界観が面白い。面白いけど…先に歴史書のような形で裏切り者とか結果を書かれるとこれはいつ起こるんだ?とかドキドキしてしまう。というわけで続巻が楽しみ。
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「デューン 砂の惑星(1)(2)(3)(4)」(フランク・ハーバート : 矢野 徹 訳)を読んだ。
50年以上前に書かれたSFなのだが、とにかく何度読んでも引き込まれしまう。次は「砂漠の救世主」で、さらに「砂丘の子供たち(1)(2)(3)」と、当分の間この世界に籠る予定である。
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続篇あり
読み終わるまで時間がかかった。それくらい序盤は難解。
ただし、終盤では争いがついに始まるという雰囲気になり、続きが気になる感じで終わった。暇があれば2巻も読んでみたい。
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2022.02.10.読了
ティミーの「DUNE 砂の惑星」を見てから
読んでみたいと思っていた本。
1966年にヒューゴー賞とネビュラ賞を受賞しているということは
それ以前に書かれた小説ということに、
本当にびっくり。
私が生まれる前に書かれたSF小説なのに、
古さを感じさせないのはすごい!
本の最後に「帝国における用語集」もついていて、
それを見ながら読む進めていったのだが、
場所の設定も
登場人物の設定も
とても存在しないものとは思えない。
続きが楽しみ!
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今更ながら読んだことなかった。
高校の時友達が貸してくれたんだが、巻末の「地元方言」辞典がウザくてそっこー読みやめたんだが、スタジオぬえのSF小辞典みたいなの読んでからずーっと悶々としてて、映画見て悶々して、読み直した。
確かに古い。
これがSFかと思いながら次へ。
方言辞典は、読み飛ばしても取り敢えずなんとか大丈夫。
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先にデビッド・リンチの映画を観たのだが、アレは原作を読んでいなくてもダイジェストっぽい香りがぷんぷんしていた。
なんせ映画化された「砂の惑星」(仮に第一部としよう)ですら原作は4巻に分かれているのだ。
各巻の内容を端的に表すとおおよそ「動乱・逃亡・修行・反撃」となるだろうか。
高貴な血筋の人間が島流しにされる「貴種流離譚」と流刑先で力を蓄え仇敵を倒す「巌窟王型」の話が融合し、更には砂漠という過酷な環境からイスラム教の雰囲気をモロにまとった「神話」でもある。
広大な銀河帝国を背景としながらも砂丘の惑星「デューン」から一歩も出ないのは、スターウォーズで言えばルークが最初から最後までタトゥーインを出ないのと同じ。
更には1巻の時点だと宿敵ハルコンネンに攻められて逃亡するまでしか描かれておらず、話のスピードは至極スローペースである。
以下は4巻まで通しての感想だが会話はなにやら儀式めいているし出てくる用語が一々巻末の用語集を参照しないと理解できないし、加えて作中ですら語られていない銀河帝国の背景などがあって読みながら作中で何が起こっているのかがよく分からない。
作者は物語と言うよりは歴史を紡ぐような気分で書いていたんだろうなあ。
端的に言えば非常に「読みにくい」。
それでも主人公が銀河皇帝の後継者になる方法が「娘婿」というのは非常に分かりやすいと言うか「その手があったか!」と感心したものだ。