紙の本
こんなの有りなの?(爆)
2002/08/24 10:04
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投稿者:正義の味方 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品、評価は高いみたいだけど、俺にとっては不思議。
最後の部分に出てくるトリックだけど、これって推理小説としては
反則ちゃうの?
D・ノックスの「推理小説の十戒」ってのが有るんだけど、
探偵が犯人だったとか、読者の知らない秘密の抜け道・通路が
有ったとか…。そういうのは推理小説としてルール違反ってこと。
この小説は、その部分に完璧に引っかかると思うけどね〜。
登場人物とかの描写も上手いし、作中作ってアイデアも良いと
思うけど、なにしろトリックがね…(-_-;)
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館シリーズ第3弾。
次々に登場する怪しい館の中でも、私にとっては、一番イヤな館がココですね。
毎回、館の図面が掲載されているんですが・・・・・・ほんとに迷路なんだよ。
こんな館、一歩部屋から出たら迷子になりますよ(T_T)。
トイレは各部屋についてる、ってことになってますが、そりゃそうでもしてくれないと、トイレ探してる途中でおもらししてしまうかも(^_^;)。
ノベルス版の表紙イラストに描かれた本のタイトルが『迷路館の殺人』なのは良いのでが、作者の名前が「鹿谷門美」・・・・あり? 鹿谷門「実」では?
ということに、気がついたときは、ひそかに嬉しかった私です。
作中作の形になっているので、ホンモノの目次やあとがきの他に、鹿谷版の『迷路館の殺人』の目次と、あとがき、奥付までついているのが楽しいです。
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時計館と一、二を争う「ヤな館」です。からくりは秀逸。トリックもなかなか。本のスタイルそのものが楽しかったです。
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「館」シリーズの3作目。凝った物語の舞台や作品自体の構成は、前2作同様、見事なものだと思う。作者は「あとがき」で文庫版でノベルス版にあった「論理的な矛盾」を訂正したとある。ミステリで言われる「論理的な矛盾」というのは「合理的に考えて辻褄があわない」程度の意味だと思う。確かに僕が読む限りそのような問題点はなかった。でもそういうことはマズあり得ない、とことがトリックの根本にあるように思う。こういう問題は前作にもあったな。あと、最後のどんでん返しはいらん。
以下でネタを明かすので、今後読む予定の人はこの先読まないでね。
僕が気になったのは、死んだふりをしている人と死んだ人と見間違えるようなことがあるか、ということ。死んだふりをした人の顔に白い布被せたら、呼吸で白い布震えるんじゃないのぉ??
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私が綾辻行人にどっぷりとハマるきっかけになった一冊。未だに綾辻作品で一番好きな作品です。トリックが秀逸。
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作中作を用いた異色作で、それ故の驚きも多い。初めて読んだ時は、こんな手の込んだことをよくも考えるものだと感心したものだ。
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館シリーズ第3弾!綾辻作品との出会いの一冊。これではハマリましたッ。トリックには驚かされたし、一番思い入れがあり一番好きな作品。
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奇怪な迷路の館に集合した4人の作家が、館を舞台にした推理小説の競作を始めたとたん、惨劇が現実に起きた!完全な密室と化した地下の館で発生する連続殺人の不可解さと恐怖。逆転また逆転のスリルを味わった末に読者が到達する驚愕の結末は?気鋭が異色の構成で挑む野心的な長編本格ミステリー。
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ラストを読んでまた最初から読み返した。あー、やられた。確かにそうだわ…。くそー(笑) 小説の中にまるまる小説(表紙と奥付まである)が入っているという、とても面白い構成です。読者は犯人はもちろん作中作の作者も誰か推理しないといけない。仕掛けは最初からわかってたけど(建築家が建築家だからね〜)、犯人は想像できんかった。今まで読んだ3作品で一番好きかな!
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館シリーズ第三弾。書き方のテクニックが巧いなあ。人が当てにしているものが、ほんのささいなことだと思い知らされる。
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綾辻氏の館シリーズのお話。
それぞれ、完結しているお話なのですが とあるデザイナーが色んな館を建てており、その館で アレコレ起こるお話。
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初めてこの作家の本を読みました。途中までは普通に面白かったのですが(犯人も大体予想していたが)最後はびっくり。この本の罠ですね。この作家の作品を他にも読んでみたいと思わせるものです。
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本の中に本が入っている、入子構造のような変わったスタイルをとってる作品。
ラストのどんでん返しがたまらない。
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「館」シリーズの3作目。作中作の形をとってます。ちょっと事件の最後の方がばたばたしている印象がありますね。ちょっと物足りなさが残る感じです。
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綾辻行人の作品は、ちゃんとした「推理小説」という感じで好き。特に館シリーズはその感じが強く、謎解きがしっかりしてて面白い。