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小学校のころ、読書の時間何度も読んでいた本。家を描けと言われると、このちいさいおうちみたいな家ばかり描いてました。私の原点。
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四季の美しさと、田舎から都会への変遷の様子がこども心によくわかると思う。いつの間にか「おうち」の気持ちになってしまう。郷愁を掻き立てる大人も読み返したい絵本。
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昔、ディズニークラシックアニメで見た記憶がとても強く残っているのですが、そのお話の原作です。
おうちも家族の一つ。長く残されていくことの大切さを教えてくれる童話です。
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大きい絵本も出ていますが、
うちの子達にはもうこのサイズでいいかな、
とあえて小さい方を購入。
のどかな町がどんどん都会になっていく。
人もだんだん余裕をなくす。
昔々にしっかり造られた家はそこにい続けるしかなくて・・・
家を建てた人の子孫のおかげで引越しをしたちいさないえ。
そこにはいつまでもりんごの木がありますように。。。
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この方は他に乗り物の絵本を色々描かれていて、子供の時、そこから入っていってこの絵本も大好きになりました。確かディズニーの短編映画にもなったと思います。
舞台はたぶん19世紀終わりから20世紀初めにかけてのアメリカの田園地帯。
そこにある家族がちいさな家を建て、住み始める。
春夏秋冬の美しい景色が描かれる中で、そのうちの家族や子供達はすくすくと成長していく。
やがて、目の前の農道が大きな自動車道路に変わり、遠くで華やかに輝いていただけの(ちいさなおうちが密かに憧れていた)大都市の開発の波が一気におうちの周りに押し寄せる。
家族はいつか家を去り、まわりには超高層ビルや高架橋、さらには地下鉄までが縦横無尽に建設され、忙しく行きかう人々は廃墟と化した家に見向きもしなくなる・・・。そしてやがて、ひとつの転機がやってくる。
子供のときは、描かれた大都会の喧騒や行きかうクルマの絵に心を奪われましたが、大人になるにつれて、その本当のメッセージ・・・人間らしく落ち着いた暮らしへの渇望や、開発や進歩のみが正義ではないというテーマが、描かれてから数十年が経た今でも全く色あせず読者にとどく物語の深さに感動するのです。
これからの時代の子供達にこそじっくりと味あわせてあげたい、非常に良質の絵本だと思います。
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家とか、車とか、たまに人の顔に見えることがあったなー。
大事にされているものには、きっとこのおうちのように、表情がうまれるのかも。
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バージニア・リー・バートンと言えば、やはりこの絵本でしょうね。
だれもが愛する「小さなおうち」のおはなし。
絵の力を感じます。
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子供心に、おうちの行く末をハラハラドキドキして見守りました。
牧歌的な風景から灰色の町への移り変わり見ものです。
引越し時、殆どの絵本を捨てられた中、これだけ救ったので
思い入れは格別です。
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大人:
定点観測的に、情景が変わっていくところがおもしろい。
木々に人、道路や線路など、着目点が多い。
起承転結、盛り上がり点に達するまでが長く、言葉も説明が多い。
子ども:
大変でした。読み終えるまでに15分かかります。
興味がない子はすぐに飽きます。
年長後半〜にオススメしたい。
年中は、文章の盛り上がりを見せる中盤から集中力が増します。
人の動きとか、リンゴのこととかに興味が持てる子はGOOD。
絵本が好きな子は、年少でもOKでした。
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田舎のちいさなおうちは古ぼけていく一方、周りの景色は都会へと変わっていく様子が描かれていて なんだか切なくなります。ハッピーエンドで終わりますが 作者の訴えが強く伝わります。
おうちを擬人化するのは難しいところを 自然と読者を物語に入りこませてくれます。
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子供の頃読み、自分の子供にも買い与えました。静かな口調、柔らかな絵。ディズニー(?)のアニメにもなっていますが、だんぜんこちらの方が好きです。先日いとこが「これ、tokotonさんのよね?」と、ぼろぼろになった「ちいさいおうち」を渡してくれました。えんぴつで名前も書いてあった(笑)。貸したかあげたのか忘れてしまいましたが、ひさびさの再開。子供の「新品くん」と並べてしまってあります。
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小さい頃大好きだった1冊。今も好き。時々、大型書店で見かけると立ち読み(スミマセン)。
“ちいさいおうち”が主人公。のどかな風景から都会のビル群にかこまれて、だんだん切なくなっていくんですが、おうちはかわらないの。
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都会の隅、ビルとビルの間の、少しそれた道に入ると
突然タイムスリップしたような景色に出会うことがある
昔ながらの、木造の平屋。
瓦は所々はげ、窓はひび割れ、何か出るんじゃないかと思うような
荒廃した家。
奇麗な待ちに不釣り合いだなー。。。
早く壊したら良いのに。せめて改装とかさー。。
なんて思うこともあった。
でも、その家も、できたばかり頃があったんだ。
その頃は、横にはビルもなく、目の前もアスファルトの道路ではなく
その家にふさわしい景色が周りに広がっていたんだろう。
この絵本を読むと
「変わったのは、私?あなた?それとも・・・」
と考えさせられます。
初心を思い出させてくれる一冊です。
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written by ごじゃるde142(@gojarude142)
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ちいさいおうちが、心を持って感じる存在として描かれています。
おうちのイラストは、顔のように見えます。
おうちだけは変わらない中、季節がどんどん移り変わり、
周りもどんどん大きな町になって行きます。そして・・・・。
途中までの『ちいさいおうち』と同じような運命をたどった
家や風景がどれほどあったことでしょう。
そして、その中でどれくらいがこのおうちのように
九死に一生を得たのでしょうか。
せつないようなあたたかいような、なんともいえない気持ちが残ります。
私は、子供の頃は児童書の記憶はたくさんあるのですが、
絵本の記憶はあまりありません。
小さい頃、確実に読んだと思い出せるのは、
『はらぺこあおむし』ぐらいです。
図書館情報学を専攻していた私は、
むしろ大学生以降に意識的に絵本や児童書を読むようになりました。
『ちいさいおうち』に最初に出会ったのは、この図書館実習のときでした。
読み聞かせの本の候補としていくつか絵本が並んでいた中にあったのがこの本です。
ぱらぱらとめくって、とっても惹かれたので、選びたかったのですが、
やってくるのは小さい子供が多いので、
これはちょっと難しいかもと司書の方からアドバイスされ、
結局違う作品を選んだのでした。
今でも、小さい子に読んでいたらどんな反応だったかなと
ちょっと思い返してしまうくらいです。
英語の多読を始めて、
今度は原作本"The Little House"を手に取りました。
子供は子供として、大人は大人として何度も味わえる本です。
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子供の頃大好きでした。
で、最近見かけることがあって、また読みました。
話の内容もですが、リー・バートンさんの絵が
好きなんだなぁ、、、って、改めて思いました。