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2023.6.30-8.18.
自分の中でたまーに短歌を詠みたいという周期がやってくることがある。言葉遊びも好きだ。だから、とても興味深く読み進めることが出来たし、たかが31文字、されど31文字なのだなぁと。自分のなかに湧き出る目に見えない感情を、31文字前後という制限の中でどうやって表現するのか。試行錯誤。
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短歌入門編として良い本だと思ったけど、紹介されている短歌が自分的には割と難しくて、俵万智先生の解説を読んで「ほ〜そういう歌なのか」と思うものが大半だった。ひとつひとつイマジネーションをもっと働かせて読まないといけないんだろうな。なんか小説読む感じでさーっと読むからダメなんだろうなと思った。もっといろんな短歌を読んでみたい。
あと短歌を読めば読むほど新鮮な感覚が失われていくという話がなかなかしんどかった。職としてやるには辛いものがある。短歌に限らず、何かに一生懸命取り組むことがしっかり生きることと言えるだろうなあと身が引き締まる思いだった。
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インターネットでは古文要る要らない論争が繰り広げられているなか実際に古文を勉強していたことによるメリットが第一章を読んでいる時に初めて発揮されたなと思った、という蛇足はさておき、アッと思ったことをメモするだとか、それをできれば57577の型にそって書いておくだとか、短歌読むのは楽しいけど、詠むのはな、難しいだろうと思っている自分にはとてもハードルの低いところからの提案がされてて、さらにその後の推敲の作業においての詳しいやり方も興味深く、二章が特に面白かった。
(あとそれと、万智さんは20歳の時に短歌を読み始めたと言うことだが、他の歌人でも20歳からですという話をたまに目をするし実際私も20歳であり、別に年齢関係ないしどうでもいいんだけど、なんか うれしかった)