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ちいさな1がいました。
1はいつもひとりぼっち。
「きみたちみたいに2になりたいな」
2個のなしに話しかけたけど、「あっちいけ」と相手にしてくれない。
そのあと、3にも、4にも・・・・・・・9までもが相手にしてくれない。
そこへ、わっかがやってきた。
ちいさな1とわっかはいっしょにあそぶ。
どこまでもいつまでもともだちだ
ちいさな1は、もうひとりじゃない。
焦ることはない。
いつかきっと仲間は見つかる。
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ポール・ランドの絵をみて楽しむ絵本。
すでに出来上がっている集団には
たったひとつの小さき者が入り込む隙間もない。
窮屈な世の中だ。
わたしはからっぽでありたい。
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明るい性格のおかげで、上級生にはすごくかわいがってもらった。
2学期になると、だんだん同級生とも約束をしてくるようになった。
そして、3学期には、学校の人気者になっていた。
学校では、びっくりするほどひょうきんで、
母(私)が、ちょっと恥ずかしくなるくらいに。
あの頃、ちょうすけが一番好きだった絵本だ。
夏休み、なんども読んであげた。
ひとりぼっちだった自分と、ちいさな1がかさなって見えたのだと思う。
二年生になって、転校したとき、彼が言った。
「最初は友だちがいなくてもね、
2学期くらいになるとちゃんと友だちができるから、大丈夫!」
彼も、もう3年生。
ちいさな1は、もう、ちいさな1ではなくなりました。
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「アメリカの良心」と謳われたポール・ランドの絵本。
デザインはもちろんのこと、谷川さんの訳もジーンといい。
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1
横から見たらやせっぽち、ぼうしもちっちゃくて。
ひとりぼっちのちいさな1は、友達を探すけれど・・・。
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*「ちいさな1」は独りぼっちで寂しい。2(個の梨)や8(冊の本)達の仲間に入れてもらおうとするけど、冷たくあしらわれてしまう。そんな1に話しかけてきたのは…*
数字のお勉強的な絵本かと思いきや、とっても詩的なストーリーでした。
1だから一人なのはわかるけど。寂しいよね。つまんないよね。
言葉のリズムが良いし、古さを感じさせない素敵なデザインの絵も眺めていて飽きないです。
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長男の1年生のときの、大のお気に入りだった。グラフィック的にも洗練された絵本。数字への感心も沸くだろう。だけど、やはり内容が彼の心にいちばん響いたんだと思う。最初はひとりぼっちでも、そのうちかならず友達ができる。幼かったあの子に勇気をくれた本だと思う。
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ひとりぼっちのちいさな1が、自分を見つけるストーリー。数の概念だけでなく、人生、成長、友情…etc. 様々なことを教えてくれます。カラフルでシンプルなグラフィックも洒落ています。
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ひとりぼっちのちいさな1が、0に出会うまでのお話。
深い話だなぁと思って読みました。
数字のお話みたいだし、人生哲学のようにも読めるし。
シンプルな可愛らしい絵が、またそのストーリーを助けている、と言うか、とにかく良いです。
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ちいさな1はひとりぼっちだけど、0のお友達ができてよかった。
他の数字の表現も個性的で楽しいな。
リズミカルな訳が、心地よかった。
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1962年に発表された後、絶版になっていたが1991年アメリカで復刊。数字の1が2から10まで次々に訪ねて行くお話です。