紙の本
アクション
2001/10/22 20:26
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投稿者:真 - この投稿者のレビュー一覧を見る
敵である組織のボスの愛人の体に、女刑事の脳を移植する、という奇抜なSF設定が活きた作品。この女刑事と、超人のような屈強な大男がコンビを組んで、組織の壊滅を目指す。刑事モノとはいえ「新宿鮫」のような警察小説(?)ではなく、多くのアクションが盛り込まれた娯楽大作となっている。味方に比べて敵のキャラクターが類型的なのが残念。
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映画のCMが気になって気になって…。
でも、映画を見るより本を買おう!!って事で購入した本なのですが、
ありえないだろう〜っと思いながらもハマってしまいました(笑)
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設定自体は、実際ありえないものだけど、展開がスピーディで引き込まれる辺り上手いなあ…と思う。はつみ=明日香がかっこいい!
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こういったハードボイルド系な小説は受け付けなかったのですが、これは一気に読み上げてしまいました。
ありえないんだけど、スピード感たっぷりのストーリー展開に引き込まれます。
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商店街で拾った。むかし持ってた。映画化は失敗。続編の天使の爪はこの世のものとは思えないくらいつまらない。
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私の一番好きな作品で3回は読みました。映画化にもなったが古芳のイメージがまったく違い、残念。主題歌のタトゥーの歌はカッコイイので非常に合っていました。
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3月1日読了。「このミステリーがすごい!」1996年度の第10位の作品。武闘派の女刑事がヤクザの愛人の超美女に脳移植され、おとり捜査を開始する。終盤には「君らなんでそんなに強いの?」と言いたくなる銃撃シーンが満載だが、主人公の不安・悩みも序盤にしっかり描かれており、またいかにもエロバイオレンスに流れそうな素材だが、いやらしかったり不快にさせるシーンはなく好感が持てる。映画はつまらないらしいが。
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女刑事明日香は巨大麻薬組織「クライン」を牛耳る独裁者.君国の愛人はつみの護衛、移送の極秘指令を受ける。はつみは君国から逃亡し、警察の保護を求めてきたのであった。
明日香ははつみと接触するが、ヘリからの銃撃で瀕死の状態に..
脳移植手術により、体ははつみ、心は明日香となる。
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実際読んだのはカッパノベルスだけどこっちで登録。上下巻だと感想書くの面倒なんだもん…
助けを求めてきた「組織のボスの情婦」とそれをエスコートする「女刑事」が共に撃たれて、一方の体と他方の脳が無傷だったので脳移植をしてあわせて一人にしてしまう…めちゃめちゃご都合主義でトンデモな話だけれど、そのトンデモな設定以外は大沢ワールド炸裂。おもしろかった。
誰が敵で誰が味方かわからず、奮闘するヒロインがいい。
「実力のある人の脳」が「絶世の美女の体」に宿れば天下無敵じゃないかという勝手な設定…だけならなんてことはないが、鍛えていない体で以前のようなつもりで動こうとして失敗したり、というところが実にいい。(運動が)できる人ってある意味傲慢で「アンタなんか鍛えてないからダメなのよ」って所あると思うんだけど、「鍛えりゃできると言ったって限界あるんだよね」っていうの、ホントに実感する。死ぬほど練習したって誰でも100M10秒で走れる訳じゃないモンね。
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たしかに映像化したらすごく映えそうな作品。一気に映画見たい度急上昇。
ハードボイルドミステリだと思っていたけれど、真髄はラブストーリーだったんだな。「犯人探し」は案外気にかからなかった。脳移植による心と身体のギャップという問題、そこから生じるせつなさ、というのがおそらくメイン。しかし私としては、君国とはつみの破滅的関係の方にせつなさを感じてしまった。こういうの、けっこう好きかも。決して憧れはしないけれど(苦笑)。
続編「天使の爪」も読みたいなあ。ただし、続編が出ているということでこの物語の結末は読めてしまうけどね。
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麻薬組織トップ君国の愛人が逃げてきた。恋人の刑事古芳(仁王)からプロポーズされた日に愛人の保護を命令された女刑事明日香は愛人とともに麻薬組織に殺されてしまったはずだった。愛人の体に明日香の脳を移植し、囮として使おうと考えた上司。明日香の復讐を誓う仁王。心と体の違いに苦悩する明日香。
ちょっと考えられない展開なんだけど、ターミネーターかコマンドーみたいな闘いぶりの仁王だし。まあいっか。
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覚醒剤に替わり、日本全土を脅かす新型麻薬アフター・バーナー。その元締「クライン」を牛耳る独裁者・君国辰郎の愛人神崎はつみが逃亡した。はつみは組織内部のことを知りつくしていた。そのはつみが警察に保護を求めてきたのだ。連絡を受けた保安二課長・芦田は、「クライン」壊滅の切り札として護衛・移送することを決める。この極秘指令を受けた男まさりの女刑事明日香は、はつみとホテルで接触するが、ヘリからの銃撃を受け二人は瀕死の重体に。だが、奇跡は起こったー
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ハァア、ビックリな内容。
まるで予備知識ナシで読んだので、まさかそう来る!と本当に驚いた^^;
なんといっても、誰が味方で誰が敵か分からない、アスカ以外も、何が起こっているのか分からなくてどんどん状況が錯綜していくところが面白いのよね~。
時々頭がこんがらがったけど。
アスカの状況が切な過ぎるでしょう……!
心と体が別の女のものって設定にビックラこいた。
それに伴う混乱や葛藤も非常に面白い。すごいな~よくこんなこと考えたなあ。
敵の描写もGJ。
神とか、残酷過ぎて笑えるくらいむかつく。
そしてあんなに警察が汚染されてたら怖過ぎ@@すでに心理ホラーの領域。でもあり得るからよけい怖い……
に、しても女は所詮見てくれがいいほうがいいのね^^;
つーか刑事の脳を持った超美女って最強じゃないっすか。
大沢先生のシュミか……
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女刑事・アスカと鬼刑事・仁王のコンビ
脳移植されたアスカが仁王の事を思いつつ麻薬組織をおっかけていく。
ちょっと切ないハードボイルドでした。
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以前借りて読んですっごく面白かったので再度シリーズ揃えて再読。
元々骨太で体も大きく、筋力もあり男勝りだった女刑事が、細く美しい女性の護衛中にヘリの銃撃によって襲われ、目が覚めたら護衛対象の女性に脳移植されていた。その体を利用し(いやらしい意味とかじゃなくね)覚醒剤組織を壊滅するために動き出す話。
以前読んだ時から変わらず面白い!以前の姿だった際の恋人を含め、誰を信用していいか全くわからない状態で、巨大な組織に単身で挑む姿はとても胸が踊りました。
また、読んでて主人公同様に興奮できる小説も久しぶりだったこともあり、読み易かったです