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からだとは何か。
この問いに、なぜ身につけるのか、服の役割とは何か、といった観点から考察していく。
高校生にもわかりやすいように、との言葉通り、大変平易でわかりやすい。
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1995年(著者46歳)にちくまプリマーブックスから刊行された本。その後、2005年(著者56歳)にちくま文庫版が刊行されている。
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1995年くらいに書かれた本。こういった哲学な類いの本をめったに読まないってのがあるけど、その発想は無かったわーっていうのが多くて面白かった。ただ、いかんせん15年前に書かれているので内容はやや古い。ブランドもヨウジヤマモトさんレイカワクボさん等少数な例しか出てきておらず、色々と質問をしたくなった。
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ファッションのモード、流行、制服、または個人的嗜好を通して、人間を読み解く本。
哲学者である著者によって、普段何気なく着ている服を選ぶ、着こなす行為の深層心理が丸裸にされていく。
それはとてもいびつで、ちぐはぐだという。
以前から服装に性格が出るとは感じていたが、本書を読みさらに確信を深めた。
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おもしろかった!時間あるときに再読する。
もっと早くに読んでおけばよかった。ファッションの哲学~
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たとえに時代を感じるけれど、主旨はいま読んでも新鮮だ。20年前に書かれた本だなんて信じられない。
見られる対象であることを意識しているから、お洒落もするし、仕草に気をつけるし、緊張感も生まれる。
見られる対象でありたくない、そもそも自分の存在があいまいで、いつでも消えてしまいたい。それじゃ、お洒落をする気が起こるはずもなかったな。
ロラン・バルト
『「いき」の構造』『をりにふれて』 九鬼周造
多田道太郎
『都市とモードのビデオノート』ヴィム・ヴェンダース
『性の署名』 ジョン・マネー パトリシア・タッカー
『考える皮膚』 港千尋
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以下の点がとても面白い観点だった。
自分の一番わかってないものは体。
目に見えない部分が多い。(内臓や顔など)
その目に見えない部分をかたちづけるために人は服を着る。
汚いものとは自分のものか自分のものではないかの境目に位置する(例:吐瀉物、うんこ)
またひとには隠すものなど何もないことを隠すために服を着る。
モードよりも早く走り切るのがギャルソンなど。