投稿元:
レビューを見る
NHK教育テレビ『にほんごであそぼ』の中で歌われて話題となった「でんでらりゅうが…」の歌。てっきり九州地方だけの限定ソング…と思っていたら、なんと全国各地に伝わる歌なんだそうですね。で、その中でも一番知られているのが長崎地方。なるほど、どうりで、さだまさしさんもフィーチャーするわけだ (笑)。いや、実は私と娘たちがこの歌を知ったきっかけは『にほんごで〜』ではなく、さださんの『がんばらんば』という歌の中で、なのです(NHK『みんなのうた』で流れていました)。というわけで、この本はそんな「でんでらりゅうが〜」の歌をもとにした、子ども向けのお話。うちの子にはまだまだ難しすぎましたが、小学生になったらまた、借りて来て読んであげるとしましょう。
投稿元:
レビューを見る
でんでら竜のうたは知らなかったのですが、母に教えてもらってから頭を離れなくなりました(笑
お話自体も好き。
投稿元:
レビューを見る
楽しい♪ 楽しい♪
最初から最後まで、わくわくしっぱなしの物語。
NHKの『 にほんごであそぼ 』という
番組をヒントに生まれた絵本です。
帯からの紹介文で〜す♫
ありこはでんでらりゅうの絵をかきました。
絵を封筒に入れて枕の下に。
するとふしぎなことが。
竜が生まれたのです。でも紙でぺらぺら。
「ほんものの竜になりたい!」
ありこはミルクを飲ませたり、
歌を歌ったてあげたり、一生懸命育てます。
すると竜はぐんぐんと大きくなっていきました。。
すると・・・。
「でんでらりゅうば」の歌から生まれた、
ひとつのすてきなファンタジーです。
※巻末には、楽譜がついています♪
紹介文の通り♪ ありこと竜の物語。
この帯だけで、十二分に魅力的な物語でしょ〜?
でも、もうちょこっと内容を♡
お母さんが、友人の結婚式に出席するため、
長崎へお出かけします。
ありこは、お父さんと二人でお留守番です。
以前、お母さんから教わった歌を、
お父さんはありこに歌ってあげました。
でも、ありこは得意気!
ありこもお母さんに教わっていたからです。
ありこはお父さんのために、自由画帳へ、
「でんでら竜」の卵の絵を描いてあげました。
お父さんは
ありこが「でんでら竜」の卵と一緒に眠りたい
と言ったので、絵を封筒に入れて、
枕の下に敷き、
「ありこ母さんに、まくらの下で、
あたためてもらいな」と言いました。
ありことお父さんは
「でんでら竜」が生まれた時のために、
名前を付けることにしました。
決まった名前は「タブラッサ」。
さて、ありこは枕の下の卵を温めます。
子守唄を歌いながら。
もちろん、「でんでら竜ば」です。
すると…夜、卵の中から
「でんでら竜の赤ちゃん」が生まれたのです。
\^○^/
ぺらんぺらんの紙の竜。
しかしありこは大変な思いをしながらも…
しっかりとタブラッサを育てます。
するとタブラッサは、
どんどん大きくなって………。
続きは、読んでのお楽しみです。
本書を読んでもっらたり、
読み終えた子供たちの多くは、
きっと、自分の自由画帳に、
竜の卵の絵を描いたのではないでしょうか? (〃^−^〃)
息子が毎晩一緒に寝ているぬいぐるみの中に、
「ヨッシー」(マリオのキャラクター)がいます。
……多分ヨッシーは、竜なのでしょう。アハハ
読後「ヨッシー」は。。。
「タブラッサ」に改名されました〜(。つ∀≦。)
久しぶりに、読んでいる私も、
ワクワク&ドキドキできた一冊でした。
投稿元:
レビューを見る
これは小学校低学年の時に授業かなにかで読んでもらった本。
封筒が出てこなかったっけ?
それが印象に残ってます。
読みたくなったから今度図書館で借りよ。
投稿元:
レビューを見る
はい!私この本大好きです!
紙で作ったでんでら竜のタブラッサは、ありこ母さんの紙で作ったごはんをたべて、どんどんどんどん大きくなります。
そのうちに大きくなりすぎて、お部屋には入らなくなっちゃうんです。
「ぼく、もういかなくちゃ」
この本で小学生のころ読書感想文を書きました。
本に出てくるでんでら竜の歌も、歌えます♪
投稿元:
レビューを見る
いつまでも、
私のかわいい息子。
児童文学の名作。
やさしい挿絵と文体がマッチして、暖かい雰囲気を醸し出します。
紙から生まれたタブラッサ。好奇心旺盛なやんちゃ坊主で困らされることの方が多いのに、素直な姿がまっすぐ心を繋ぎます。
どれだけ成長し、やがて"おかあさん"を追い越しても、子供はお母さんの子供でありつづけるということ、忘れかけていたことを思い出させてくれます。
ちょっと切なく、ハートフルな異色の家族愛をこめた作品。
投稿元:
レビューを見る
ドンクルと同じことをタブラッサがやってすごいと言ったら、タブラッサがかべにせんろをかいて走ったところがおもしろかった!
投稿元:
レビューを見る
小学生の時に買った本。
でんでらりゅうの歌は覚えてしまいました。
不思議なお話で、
すごく感動します。
投稿元:
レビューを見る
最近、CMで「♪でんでらりゅうばぁ、でてくるばってん」とやっているので、紹介したら3年生の反応はとても良かったです。お話も私は好きですね。ありこが描いた竜の卵から、ほんとうに「でんでら竜」が生まれてきて、ありこが面倒を見て、空を飛ぶ・・・。終わりもなんだかほんわかして良かった。
投稿元:
レビューを見る
2年生最後の2週間で、帰りに一日一章ずつ読んだ。
『でんでらりゅうは?!』と毎日楽しみにしてた。
絵を見せないでも子どもは聞くもんだな。
投稿元:
レビューを見る
母さんが友達の結婚式で長崎に行くので、今晩、ありこは父さんと2人でお留守番です。
静かすぎて眠れないから、でんでら竜の歌を歌って、でんでら竜の絵を描いて(卵の中で、出られんと泣いてる竜の赤ちゃんの絵。名前はタブラッサ)、枕の下にして眠ったら・・・
なんと、でんでら竜が卵から生まれて出てきちゃった!
ありこは、でんでら竜・タブラッサのお母さんになって、紙にミルクの絵を描いて飲ませてあげた。だんだん大きくなっていくダブラッサ。紙のミルクじゃなくて紙の果物になり、外へ飛んでいって、木の葉も食べます。
でんでら竜だもの。長崎に飛んでいってしまいそうで、ありこは家の中で汽車ごっごしたり遊ぶけど、タブラッサは飛びたい。ありこを乗せて、マンションの屋上から、町の上、そしてさらに高い空の散歩。
タブラッサは風も食べて、もうありこの部屋に入れないほど大きくなった。
ありこにもわかってる。タブラッサは長崎に行って、仲間のでんでら竜と一緒にならなくちゃ。
悲しいけど、さようなら!
翌日、帰って来た母さんが言うことには、「飛行機の中から、空飛ぶ竜を見たのよ!」って。ありこは母さんと父さんに、でんでら竜のタブラッサの話しをしてあげました。ありこの部屋は、タブラッサと遊んだ汽車ごっこの跡でいっぱいでした・・・
出ん、出らりゅうばあ
出てくるばってん
出ん、出られんけん
出ーて、こんけん
こんこられんけん
こられられんけん
こーん、こん、
この歌がやさしく響く一晩の物語。最後に楽譜もついています。
伊藤英一さんの版画もいい!
投稿元:
レビューを見る
数年前、NHK教育の「にほんごであそぼ」でやっていたのですが振り付けつきでうたい踊るのを見て娘は、何をしていてもこの歌がかかると歌い踊っておりました。この曲、長崎のわらべうたなのだとか。娘がはまっていた頃『でんでら竜がでてきたよ』と言う絵本を見つけて一緒に読みました。ちょっと切なくて可愛いお話です。娘は、これで母親願望が強くなりおままごとのたびにママ役を志願してたんですよねー。(しみじみ)ま、娘は竜ではなく「ポポちゃん」なんですけどね。 by えみママ
投稿元:
レビューを見る
「竜」といえば、どんなものでしょうか。
長いひげを揺らす、巨大なヘビのような威厳のある生き物?大きな翼と鋭い爪を持った、火を噴くモンスター?色々な想像があることでしょう。
ここに出てくる「竜」は、紙から生まれました。
この作品は、一枚の紙から生まれた、やんちゃで元気いっぱいの息子を育てる小さなおかあさんの話です。
わたしがこの本に触れたのは小学生の頃でした。幼心に感じたのは、「親子」という関係の尊さ。絶対的なもの、しかし同時に、いつかなくなってしまうものなのだと、感じました。
いつかわたしに子どもが生まれたら、この絵本を読んであげようと思います。その子がやがて親になるときも、思い出してほしい。どんなに年を重ねても、どんなに背丈が大きくなっても、変わらないものがあることを。
おかあさんや、おとうさんにとって、あなたはいつまでも、ちいさなこどもなのです。
投稿元:
レビューを見る
子どもの読み聞かせに読んだ本。挿絵がちょいちょい入っているので字が読めない子どもも飽きずに聞ける。でんでら竜の唄が何度もでてくるので一緒に歌えるのが子どもは楽しいみたい。最後は親が涙なしには読めなかった。今こうして読み聞かせさせてくれる子どもも、手元から飛び立つときがくる。自分の羽で飛び立つときが。
投稿元:
レビューを見る
以前、小学校の3年生に読んであげて絵を描かせたことがありましたが、うちの息子(4歳)も、あまり絵のないこの本を気に入った様子でした。ご存じの方も多いと思いますが、このお話に出てくるわらべうたを、NHKのにほんごであそぼで取り上げているので、まあ、そういう意味では導入がうまくいっていたせいも多分にあるとは思います。
かなり長いお話なので、我が家は4日にわけて続き物で読みました。最後にありことタブラッサがわかれる場面では、私も息子も思わずうるうるしてしまいました。でも、お母さんが飛行機でタブラッサを目撃して帰ってくるあたり、ストーリーの展開は流石です。
また読んであげようと思います。