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サイバースペースの決闘 みんなのレビュー
- ジョシュア・クウィットナー (著), ミシェール・スラターラ (著), 鶴岡 雄二 (訳)
- 税込価格:1,815円(16pt)
- 出版社:角川書店
- 発行年月:1995.12
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紙の本
ハッカーのなかのハッカー
2002/02/04 00:04
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投稿者:katokt - この投稿者のレビュー一覧を見る
1989年に全てがはじまり1994年に全てが終わるまで、ハッカーのみにターゲットを絞り、サイバースペースでの出来事を描いた本。より多方面からの歴史をふまえた同時期の話を読みたい場合は、「ハッカーを追え」をどうぞ。
この本ではMODvsLODのハッカーのグループ対決をふくめてすべてが劇画調なので、それを割り引くことも忘れちゃいけない。まぁ、EFFのバーロウと主人公ファイバー・オプティックの対決なんかには、手に汗握るものがあるんだけど。
全体的に、捜査資料をふくめて、ただいたずらにハッカーたちのプライバシーを侵しているだけのような気持ちにさせる。それぞれのハッカーにはそれぞれのバックグラウンドと考え方があるのは確かなんだけど、ここまで詳細に個人が特定できるまで書く必要があったのか。今このときでも10代の少年が、世界のどこかで同じようなことをやっているだろうが、良かれ悪しかれ彼らだけがある種のハッカーの代名詞でありつづけることは間違いない。
あとはEFFのハッカー擁護と政策推進のあいで揺れ動く対応も、最近のDVD関係の対応と比べると興味深い。
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