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内田也哉子さんのエッセイ。
父の内田裕也さん、母の樹木希林さんを親として尊敬しながらも、まるで他人のように客観的にみていておもしろいです。
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60/100
41頁:「ややこ。自分に起こる大半のことは、自分に原因があるんだからね」と母は私に教えてくれた。そして、混乱していく私に、「自分が変われば、周りも変わってくるの。だから相手に何かを求めるんじゃなくて、自分が変わる様に努力するの。わかる?」といつになく丁寧に話してくれた。
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たんたんと綴られる普通の日常。
(世間的には非現実的?)
食べ物も恋人も同じレベルで好き、っていうのがいい。
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2007.05.31(木)
[un amour,sil vous plait]
-アン アムール シルブプレ[愛をひとつ下さい]-
あまりよく知らない人を、私は百パーセント愛している。
なあんだ。なんの疑いもなく、自然に、当たり前に、血のつながってる人を愛せるのは、血のつながっていない人を、それ以上に愛せるからなんだ。
よかった。眠れる。
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何も知らない少女のとき、素敵な王子様があらわれて私をさらって行ってくれる。幼いころ夢見てたことを体現したややこさん。憧れの人です。ややこさんの生き方は、大人になり方にもいろいろあるんだなあ、と思わせてくれます。
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「勿論、遠い先のことだろうし、こんなこと今言うのも変かもしれないけど…もし、いつかややちゃんが、結婚したいなと思う時期が来たら、選択肢の中に入れといて。」「結婚とか一緒に暮らすこととかを具体的に思うようになったのも、そんなスバラシイような、クダラナイようなところをもっとのぞいてみたかったからだ。二人といない彼と私のそんなところを。そうか。結婚ってそういうことなんだ。」タイトル通り、映画のワンシーンをみているかのような、内田也哉子の日常のカケラ、今まで歩んできた時間の奇跡を綴ったエッセイ。とりわけ文章がうまいわけでもないけれどひきつけられるのは、彼女独特の感性に、なのだろう。
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もっくんの奥さん、也哉子さんのエッセイ。
これを書いたのが19歳で、もう結婚されてたなんて…。
色々な生き方があるのねーという感じです。
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人にどう思われるとか、見られるとか、かっこわるいとか、ださいとか、いいかっこするとか、そういう自分が醜いと思いました。
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当時19歳の也哉子さんが紡ぐやわらかで瑞々しい感性に驚かされる一冊。
自由とそれに伴う責任を強く刻みつけた生き方と家族や友人、大切な人たちをめぐる愛のやり取りのやわらかな心地よさと優しさが水のように透き通ってぐんぐんと染み渡る。
旦那様との馴れ初めから結婚生活のやり取りがロマンチックで優しい、それでいてきちんと地に足のついた夢物語のようでとても素敵でした。
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葬儀の時の挨拶に興味を持ち、読んでみた本。
19歳の頃の出版だからか、特に心に残るものはなかった。
国内外の学校に通い、働いたことも無く結婚。
ちょっと不思議な存在。
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内田 也哉子 著
ブグログのきりこさんの本棚レビューを拝見して
猛烈に読みたくなった本です。
かなり 前の本で やはり 絶版になっており、方々探しました (古本屋とか)近所の図書館にもなくて…結局 最近はちょこちょこ利用してるネット中古本でやっと見つけ 即、購入しましたが これさえ なかなかなくて…文庫本は見つからず 単行本 中古本でも 定価より倍以上の値段にビックリ!でしたが、
どーしても読みたくなり(無いと思うと余計 貴重な物になる)前置き長くなりましたが やっと 手に入れて早速読みました。
本当に手紙をもらったような気分で、スイスイ自分の心の中に宛ててくれた物のように読みました。
何だろう、この感覚…自然体でゆったり飛び込んできて 、世界はまるで違うのに 拒否出来ない優しさっていうか…
この本に巡り会えて良かったです。
今、自分は 大きな病気を抱えていて くよくよしても始まらない 潔く生きるんだと思っていても 負けが込むって時もあって…イライラしたり沸々した気分になってしまう(;_;)
也哉子さんの「あとがき」で
「私はつくづく恵まれた人間だと思います
人から見て恵まれてる感じがしても、本人は恵まれてる意識が全然なかったり(その逆もあり)
また人が見ても
自分が見ても、はっきりと恵まれてるのが分かる場合も あります。
きっとどんな人でも、その全ての要素を感じる瞬間かあるのだと思いますが、私の場合は何だかいつ
も恵まれてる感じがしています。」
何のてらいも臆面もなく
そんなふうに言い切れてしまう
也哉子さんに…何か嫌な気分を受けることもなく
そんなふうにに自然に言われると 反論の余地すらなく 受け止めて癒される自分がいた。
この本が、こういう「何だかいつも恵まれてる感じ」がしているひとの「ああ、そういうふうに恵まれているのかぁ」というのがささやかながら感じられる、紙の映画のようなものに仕上がっていればと願っています。
彼女の謙虚さを改めて感じつつ 自由に生きる自然体の人に受ける影響力は大きいなぁと感じました、、
私ごとになるけれど、昔 同じ職場だった苦手な女子社員が居たのですが、職場だと、色々な立場があり 腹が立っても争えない雰囲気があり 辞めて 何処かで会ったら また、違う気分になるかもなんて もう会うことすら 想定外だったのに 何年か後に妙な所であった。もうお互いの職場同士の人間じゃないんだから…って普通にカフェバー的な所で飲んでたら 何故か そこのマスターが唐突に「今、自分は幸せだと思うか?」って聞かれ「はぁ?」って思ってる私に堂々と彼女は「幸せだと思う」って臆面もなく言われて なんでそんなキッパリ即答出来るのか不思議な気分になりつつも 以前に苦手に思ってた彼女が いい感じに思えたことを思い出した
人は 自然体で話される人に対して何故か素直な気持ちで受け止めてしまうことってあるなあ って思う。そんなふうに言える寛容な人になりたい。