紙の本
日本人としての誇り
2016/01/03 00:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tomoす - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の初版を持っています。
昔から歴史を習う度に、そんなに日本は悪い国なんだろうか?と疑問に思いながら、授業を受けていました。
社会に出て、1年目の時に書店で見かけ手にとり、この本を手がけた方の思いが私の思いを代弁してくれたような気持ちになりました。
今、映画になっている「杉浦千畝」を始め、エルトゥールル号のこともこの本から知りました。今はネットの普及がありますが、この本が出た頃はネットもそんなに普及していない時代。ようやく日本人もこのことを多く知ることができるようになってきたんだと感銘深く、また思い出でもある本です。
日の丸がダサい、国歌がダサい、皇室は税金泥棒…そんなことを言われていた時代。まるで自分の国を嫌いになるように自尊心を持てないようにされていた時に出会えた本でもあります。
日本人はもっと自分の国を誇りに思っていいと思わせてくれる本です。
投稿元:
レビューを見る
日本近代史を知りたい方にはオススメの一冊。
中学生が読めるレベルを狙ってるだけに、非常に読みやすいです。
ひとつの出来事、ひとつの人物ごとに2~3ページずつ
スポットを当てて解説するという構成。
歴史の連続性を考慮した構成ではないので、
まず別本などで歴史の連続性を知った上で読むと、
よりおもしろく読めると思います。
今回の気付きは、なぜペリーが来航したかってこと。
これは米国の領土拡張戦略のひとつの過程。
米国は中国大陸のマーケットが欲しかった。
そのためには、米国、中国の間にある日本を攻略する必要があった。
その攻略の足がかりのひとつが、ペリー来航であるってこと。
大東亜戦争もしかり、その過程のひとつ。
大東亜戦争敗戦の日、米国のニューヨークタイムズ誌に
「ペリー以来の願望達成。太平洋に邪魔者はいない。
中国大陸のマーケットは我々のもの。」と書かれたいたそうです。
邪魔者って…。
さてさて現状はというと…
米国の目的は達成できてるのでしょうか?
Googleの撤退行動でもわかるように、
米国も「思い描いてたことと、なんかちゃうなぁ…」と
思ってきてるのではないでしょうか。
大きな目で見ると、米国の領土拡張戦略は失敗しつつある、
ということかなぁとも思います。
投稿元:
レビューを見る
日本に起きた歴史を事実に基づいて中立的な立場から検証して行こうというテーマで書かれた記事を載せている一冊。
印象的だったのが、黒船来航の時の真実だった。
ほとんど待ったなしの脅しで、条件を突きつけてきた、、
恐らくそれは戦略だったのだと思うのだけど、
当時の世界は帝国主義で植民地にして自分の領地にする事は常識だったこと、、、そうやって日本も明確に狙われていたんだなーと再認識した。
日本がして来た本当の歴史の真実を日本人として追究して行きたい。
そしてその歴史を知って改めて自分が日本や世界に対してどういう姿でいるべきか考えて生きたいと思った。
投稿元:
レビューを見る
随分と前から気になってはいたけれど、なかなか手に取らなかった本書が図書館で目についたので借りてみました。
本のタイトルの通り、日本史の教科書では、一言ですませてしまうような事柄をわかりやすく解説しているので歴史への理解がより深めることができます。
例えば、ルーズベルトがロシア・日本・中国で領土問題が残るように仕組んだことなんか、教科書には掲載されていないけど、領土問題を理解する上では、そのようなことは当然ながら知っておくべきことだと思います。
ただ、各項目が年代順に記載されていないので、それこそ教科書なんかで、大雑把な把握する必要があります。
(書かれてる内容を年表にしたものが付録にでもついてたらよかったのになぁ。)
あと、各ストーリーが3ページ前後で短くまとめられているので、ちょっとした時間で読むことができるのも読みやすくて良いね。
投稿元:
レビューを見る
日本とアメリカの関係、明治維新、近代の日本の戦争、日本の国づくりに尽くした人々など、教科書だけではわからないことが描かれています。
自虐史観が優勢な今の日本人には読んで欲しいものです。
いつまで謝りつづけなければいけないのか。いつまで、中国や韓国に内政干渉を受けなければいけないのか。
戦争を肯定する気はありませんが、そろそろ日本の誇りを取り戻すべきだと思います。
1項1項が短く手軽に読めるので、導入物としてはオススメです。
投稿元:
レビューを見る
本当にまったく今まで知らなかったような話も掲載されていたので、
「へ~!そんなことがあったのか!?」と驚かされる。
投稿元:
レビューを見る
歴史の裏事情は読んでいると面白い。
歴史は単なる知識ではなく、その背景に必ず人間の考えや行動がある。それを理解すればまた違った視点で見ていく事が出来るように思う。
投稿元:
レビューを見る
歴史の中でのあまり有名ではない、教科書などではあまり取り上げられることのないエピソードが集められています。
歴史の本というよりエピソード集なので、歴史の流れをざっとでも知っているうえで読むのが良いと思います。小学生でも手助けがあれば読めることを目指したということで、文章も柔らかく読みやすいです。
興味深いエピソードが多いですが、感情を書き込んでいる部分が多いので、他の歴史の本も併せて読んで、複数の視点を知ると、この本もより為になる読書になると思います。
投稿元:
レビューを見る
●読んで得たもの
教科書に書かれていることの誤り
●感想
「自国の国益に立ってものを考えるのは当然」という記述に同意。
なぜ日本には、自分で自分のクビを締めようとする人がいるのかよくわからない。
行政にしても報道にしても、自国の国益を損なう行動を取る人がいる限り、国家としての繁栄は続かないであろう。
今の若者達には、事実を学んで正しい知識を持ってもらいたい。
そして自分の国と国民を愛し、繁栄に繋げてもらいたい。
投稿元:
レビューを見る
78のエピソードについて短めのまとめが書いてあり本書は産経新聞の記事の取り纏めで有る。中学生位なら充分に読みこなせるレベルの分かりやすい書き方なのですらすら頭に入ってくる。内容は実に簡潔で素晴らしい物です。日本人に生まれて良かった。もっと日本人としての誇りを持って生きて行きたいと感じさせる内容でした。この本の素晴らしさは、もっと皆さんにも知って欲しいですね。