投稿元:
レビューを見る
第134回直木賞受賞「容疑者Xの献身」を読む前に、いくつか東野作品を読んでみたいと思ったので、ひとまずこれを選んでみました。
医療サスペンスのような感じですが、96年の時点でこれを題材に出来るとは!っとびっくり。さすが理系の東野圭吾さんです。
投稿元:
レビューを見る
クローンのおはなし。
病気を治すために。愛する人を守るために。。。鞠子と双葉の二人の気持ちと同様に、血のつながらない産みの親の愛に心打たれた。
投稿元:
レビューを見る
2人の全く同じ顔を持つ女性鞠子と双葉が、それぞれ自分の出生を調べるうちに謎が絡まり始めるストーリー。
鞠子の章と双葉の章が交互に展開されそれぞれが複雑に関係していたり、お互いの地元でそれぞれ自分の出生を調べたり、複雑な話なのに非常に読みやすく、楽しめる内容でした。
話の前半で結末は読めますが、様々な場面にちりばめられた多くの謎が解けていくのはさすが東野圭吾だなと感じました。
投稿元:
レビューを見る
推理×理系素養で楽しめる作品。古臭くなっていると評されることもある本作ですが、決してそんなことはないと思います。
投稿元:
レビューを見る
自分の分身がいたらどうなるのだろうか・・・。嬉しいのか、気味が悪いのか。双子とはまた違う分身。主人公である2人の少女の出生の秘密。現代医学の危険な領域を侵してしまった大人たちのせいで2人の少女人生が変わった。理数系の東野さんらしい作品だったんじゃないかなぁと思います。
投稿元:
レビューを見る
これは本当に恐いですね。
コピーを人間とも思わない高城晶子や研究員達。
そして日本のためだと言って、彼女の親まで手にかける人間。
正直むかつきました。
分身であったって、彼女たちは辛いことも受け止め前へ進む、その姿はとてもよかったです。
クローンの話は何個もあるけど、ここまで緻密に人間の心理やドラマを絶妙に構成している人はあんまりいないでしょう。
最後に二人が出会うことで、二人は救われた気がします。
存在すら認められていなかった自分と全く同じ存在、それが全ての悲劇の原因だたわけですが、同時に彼女にとっては安堵する、大切な出会いでもありました。
同じ存在がいるということでほっとする人間の心理をすごく丁寧に描いています。
彼らしく、最後まで書ききらない。文学的であり、科学的であり、すごく素敵な作品でした。
前向きな主人公たちは彼の書く女キャラの定番で“強い”ですね。
最後に、今まで苦しい思いをしてきた彼女たちに明るい未来があることを祈っています。
そしてクローンを作ることが本当に良いことなのかどうか、もう一度考えて欲しいなと思います。科学者だけではなく、これを読んだ人全員が深く考えて欲しい。
生命を作る、その本当の意味を。
投稿元:
レビューを見る
5/26
東野圭吾フェアを開催中です。たーちが大量に貸してくれたので。本代がかさみっ放しだったからありがたい。
ミステリーとか社会派?とかに位置するんですかね東野さんは。遥か昔に読んだ記憶のある赤川次郎とか乃南アサと似た系列?少なくとも今まで全然手を出してなかったジャンルなので、何をどう読み取ればいいのかわからないこと多し。単に「あー面白かった!」で済ませたくないしねぇ。
そんな時、役立つのが解説なんだなぁと。先に解説読んでから中身読むようにしてます。ふむふむ。。
あとこういう小説書ける人の人間観察力ってきっとずば抜けて高いんだろうなぁ。
…内容と全然関係のないレビュー。
投稿元:
レビューを見る
私が、東野圭吾と初めて出会った作品です。
これで彼の世界に引き込まれました。
二人の登場人物の両方の視点から書いていて面白かった。
投稿元:
レビューを見る
サスペンスというかホラーというか。追われる表現がニガテなのですごくドキドキしながらページをめくりました。
投稿元:
レビューを見る
さときから借りる。クローンとして誕生した瓜二つの女の子2人と、もととなった人との関係の中で、いろいろ。[06/06/20]
投稿元:
レビューを見る
鞠子のお父さんからの手紙が泣かせる。
鞠子はお母さんが自分を嫌っていると思って悩んでいた頃、火事でお母さんを亡くしてしまう。
その真相がお父さんの手紙で明かされる。
お母さんは鞠子を嫌ってなんかいなかった。
感想書くとネタバレになるので、うまく書けない・・・
でも、絡んでいた糸がするすると解けて、引っ張ったら真相が出てくる・・・
こういう話大好き。
あぁ面白かった!
投稿元:
レビューを見る
ちょっと辛目の評価。
いや、面白いんだけど、東野圭吾らしい、
裏切られがなくて、すんなりと話が進んでいくので。
普通に面白いけどね。
投稿元:
レビューを見る
一卵性双生児を息子に持つ私にとっては多少違った視点で読めたかもしれません。おそろしい話でした。途中から先を読めてしまって、最後を先に見てしまいそうになりました。
投稿元:
レビューを見る
医学の進歩とは、とても恐ろしいと感じました。多分、日本の医学ではこのような事は簡単なのでしょう。でも、絶対にあってはならない事なのです。また、私的にはラストに物足りなさを感じました。
投稿元:
レビューを見る
東野圭吾の本はすごく難しいテーマを扱っててもすごく読みやすい。いつも引き込まれてします。
それが東野圭吾の魅力なのかな…
『分身』は、、、、面白かった。
鞠子と双葉のダブル主人公で話が進められて〜って感じ。
↑はい、全然意味分からん。
一つイチャモンつけるなら最後がイマイチ。
東野圭吾作品は最後までは面白いんだけど、最後の最後がつまらないのが多い。わたしゃその後を知りたいんだよ、父はどうなったのよ!レモンの中に入ってたレモンの種はどうなったのよ!
上手く作るよな、東野圭吾は。
とりあえず、ダビンチコード読んだ後に時生か容疑者Xの献身を読みます