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ネコがじゃんじゃん死ぬ猫本は初めてです。
欺瞞的な「野生に返そう計画」の悲劇をこんなかたちで書かれるとびっくりします。
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20110511
猫の名探偵フランシス。
グスタフの恋人フランチェスカの仕打ちで逃げ出したフランシスは、下水道で暮らす猫たちから凶悪な連続猫殺害事件が起きているときき、解決して欲しいと頼まれる。犯人は「黒い騎士」だというが...
人間が起こした環境破壊や人口の森、種の保存、野生に返そう計画、などなど。宗教にも似た連帯思想もまた出て来ました。なんかマゾっぽいの多いね。そういうもの?
哲学的でショーペンハウアーがよく出て来ました。考え方もとても思慮深く、難しいけど引き込まれる。言葉遣いが軽くてしたしみやすいからかな。
ついつい自分も猫になった気持ち。笑
もう分別の付いた頃といっても、軽快で行動力が頼もしく、好奇心も旺盛でワクワク読めました。
悲惨な事件でしたが、とても哀しい結末でした。
自分のことも考えてしまったり...
続きは出てないのかなー?
前作の猫たちの聖夜 は、アニメ映画になっているそう。
英語題名はFelidae on the roadで、はFelidae猫族って意味らしい。
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『きりこについて』と猫つながり、ってわけではないですが、ブック●フの100円均一棚で購入した本。なんか、いろいろと突っ込みどころが多いですね。夢の暗示って、それ、ありなの?