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インフィニティ・リミテッド 上 みんなのレビュー
- ジェイムズ・P・ホーガン (著), 内田 昌之 (訳)
- 税込価格:704円(6pt)
- 出版社:東京創元社
- 発行年月:1997.1
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文庫
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紙の本
SF色皆無のスパイ小説
2001/06/11 23:15
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投稿者:こじましゅういち - この投稿者のレビュー一覧を見る
ああ、ホーガンよ。君はそのままそっちの方面に走ってしまうのか。初期作品からのファンとして、こういう作品を見るのは悲しいよう。ま、作家である以上、たまには別ジャンルの話を書いてみたくなるのも致し方ないことか。というわけで、このお話は同じくホーガンの政治スリラー「ミラー・メイズ」と同様、SF的要素はこれっぽっちもありません。アフリカの小国の内紛と、その裏で活動する、自由な個人主義を標榜する謎の国際民間組織、インフィニティ・リミテッドのおはなし。こういうジャンルには疎いので何とも言えないのだが、ただ、ホーガンがこういう話を書くと、読んでるこっちとしては、どこまで本気にしたらいいのかな、と不安になることがある。あまりに主義主張が強すぎるのだ。この話の主人公のバーナード・ファロンなんか、ほんまにこんなヤツおるんかい、と思えるような信条の持ち主だし。こういう傾向は「終局のエニグマ」以降特に顕著だが、こうもてらいもなく前面に出されるとなあ。うーん。
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