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読み終わると胸が痛くなった。泣きたくなるようなそんな感じ。ただの恋愛話ではくて、人の中にある感情をこと細かに書き出していた。私がパウロコエーリョを知った作品。今読んでみたら受ける印象は変わるだろうから、もう一度読んでみたい。
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Libro que lo lei al final de ano 2008.
Umm... lei 2 otros de Paulo Coelho, pero este fue peor en 3.
Fue demaciado religioso para mi, y mo podia mirar algo interesante en eso.
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ある人のblogで
『夢を実現するということは働くことなんだ』
という言葉が引用されていたので、どういう文脈でこの言葉に繋がるのかと
興味を持って読んでみた。
こういった宗教色の強い本というのは、一般的にどうなのだろう。受け入れられるのだろうか。
自分は面白く読んだが、奇跡や祈りの類は、拒否反応を起こす人もいるのでは、と少し思う。
訳者のあとがきで、筆者のことが少し紹介されていたが、彼はカトリックを学んだものの、神の下す罰と神に対する犠牲が何よりも大切という教義に反発を覚えたのだという。
私はミッションスクールに6年間通う中で、聖書の語ることについて学んだし、好感も覚えたし、反発も覚えた。
或る程度知ってはいるし、好ましい部分もあるけれど納得がいかない、という感覚が、筆者と自分の共通点かもしれない。だからなのか、この本の内容に共感を覚える部分は多かった。
冒頭を読んだとき、これは悲恋の物語なのだろうかと思った。
だとしたら読みたくないなと、正直思った。
が、これも『他者の支配』だったか。
他者のレッスンの話は、至極当たり前のようでとても難しい。
現実問題には振り回されるし、全くそれを考えなければ
実際はただの自己中心的な奴になってしまう。
サルの話はとても面白かった。
『ある一定数の人々が進化すると、全人類が進化し始める』
というものだ。
救いが見えたような気がした。
だからこそ自分は、自分たちは正しい道を歩むのだと、決意する後押しになってくれるエピソードだろう。
ただこの反面、一定数が退化したら、全員が退化するのだとしたらやはり救われないのだが。
『特別の才能は恩寵か恵み
しかし、仕事に愛と誇りを持っていかに生きるかを知ることも、また恵み』
という言葉も好きだった。
マリアの夫ヨセフも恵みを受け、幸せの中に生きたと感じられたのは初めてだ。
自分は特定の宗教に対しての信仰は持っていない。
『神』に対する呼び名がいくつもあるだけ、とは自分も予てから思ってきたことだ。
マリアやイエスに対する信仰がなくとも、水をはじめとする自然に神が宿っているという感覚は日本人には抵抗のないものだろう。
川の畔で流したピラールの涙は、当初予想したよりとてもショッキングな理由からだったが
後味は悪くなく、どこか温かく赦しを得たような思いがした。
現状の自分自身はピラールよろしくもがいているところで
愛も誇りも持てない仕事をパンの為にしているところなのだが
早く本来の『仕事』の為に働かなければと改めて思った。
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タイトルに惹かれて、10年前かしら?に購入。
断捨離によって処分を決めたものの、
今となっては内容の記憶も無くなっていただけに、
まずは再読!と思って、読んでます。
「分裂した王国は、反対者から自分を守ることはできない。
分裂した個人は、尊厳をもって人生に相対することはできないのだ。」p122
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読んだ時の気分的な問題か、なかなか良かった!一個前に読んだ本も愛やらなんやらある種のスピリチュアル系だったので、は、もしかしてこれが運命なのか!って、まぁ思わないけど。
概ねキリスト教系のネタとかがベースにあるストーリーなので、半分くらいは理解できたか分からんものの、それなりに本を読んでると、なんとなく感化されるというか、あっちの人達の気持ちも分かったような気になってきてるので、けっこうすーっと話が入ってきて。ってそういうところがって言うより、割と純粋なラブストーリーな感じで、そこがたまたまグッっときたんだな。