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大人の恋がたくさんの短編集。どれも全体的に不埒なのにほとんどが純愛。小娘は「24・7」がお薦めです。時が経つことによって生じる恋愛のズレが残酷にもリアルに描かれた作品。しょっぱい気持ちになります。
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人は、いちにちじゅう恋について考えているわけにはいかない。
けれど、いちにちじゅう恋を皮膚の上に載せていることは可能である。
と、言うより、恋に落ちた人間は、そうせざるを得ないのである。
〜あとがきより
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冒頭をちょっと読んでみたけど、何だかどろどろしてる。そういうわけで、まだその続きは読んでいません(笑)
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紛れもなく恋愛の本なんだけど、人間が社会の中で生きていく本でもある。現実感がないのに妙にリアルな描写たちが、頭の中でぐるぐるまわる。ふと隣に居る人のことを見直してみたりする。
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短編集。160ページの中に9個の短編。一個一個はものすごく短くてあっさり読めます。好きな作品もあれば嫌いな作品もあります。でも、全体的には好きになれません。この人の作品はものすごく好きか、途中で投げ出したくなるか、どっちかな気がする。今回で好きな作品は「前夜祭」「甘い砂」「口と手」。ジャマイカが舞台の「息を埋める」も好きかな。
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24・7以外の話は、あまり印象には残ってないかも。
24・7のリサは、詠美の小説の中でもかなり記憶に残る人物。水ベッドって。。。
話自体も好き。24・7といえば、ドリカムの歌にも24・7ってあるのを思い出した♪
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短編集。
「between lips and hands」がエレガントで好きです。
詠美さんの本を読むと、
いつも実質的ではない恋愛をしたくなってしまうので、困ります(笑)
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山田詠美の短編集。
大人の恋愛? なのか。
多分、「こういうの、好きな人もいるんだろうな」と想像は出来るのだけれども、全編に渡り、私には一切共感も出来なかった。
読後感は「気持ち悪さ」だけが残った。
初めて読む山田詠美作品だったため、以後山田詠美=苦手という図式が私の中に出来上がってしまった。
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恋愛をしている人も、最近、恋をしていない人も・・・
ぜひ読んでみてください。
短編のラブストーリーですが・・・
山田詠美さんが操る言葉巧みな文章から
短さの中にも、とても濃いものが詰まっているとかんじました。
この中でも「24・7」という作品が私は印象的でした。
一日に二十四時間、一週間に七日間。いつもあなたといたいという愛の形。
私にも、これくらい愛している人はいます。
でも、この作品に出てくる女性のように、愛にどっぷりつかって、
自分を見失ってしまうほどにはなりたくないというのも感じました。
自分というものをしっかりもちたいと思いました。
10年前の作品ですが、カッコよく、濃いラブストーリーがつまっています。
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1日に24時間
1週間で7日間
片時も離れない恋人同士の言葉。
指先に宿る神経、涙を張らせる瞳、声を吸い込む耳…。
恋をする体のための濃密な9話。
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セクシーなんだけど、エロさをあまり感じない短編集。
暑い国でのアバンチュールだったり、本気の恋だったり、
そんなシチュエーションを洒落た言葉で表現している。
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「ヒンズーの黒砂糖」「ピンプオイル」「HER」「前夜祭」「個人の都合」「甘い砂。」「24・7」「口と手」「息を埋める」が収録。作者曰く、大人の不慮の事故を集めてみた短編集。そのなかで、私は「口と手」で起きた不慮の事故がとてつもなく好き。山田詠美の作品はどれも自分の日常とは縁がないようで、もちろん読んでいて悲しくなったり切なくなったりするわけだけど、映画を観ているような、憧れだったりする感情を抱くことが多々だった。でも、「口と手」は共感というか、自分の過去を思い返して痛くなるような気持ちを抱いた。そう、「裸で寝ることを始めたら、どのような経過を辿ろうとも、終わりに一歩近づく」のも、手と口の戯れがいかに魅力的であることも、そして律子のように最後には決壊してしまうことを自分も知っているからだと思う。あと、最後のケイとアートは、山田詠美とダグを彷彿とさせるようだった。
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粒ぞろいな短編集。
恋の始まり、終わり、絶頂。
それぞれの話の中で、
理性を超える瞬間に出てくる言葉が本質を突いていて、
すとんと腑におちる感じ。
論理的に説明することをやめたら
こんなに物事はシンプルなのかと気付かされました
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091210読了
ヒンディの黒砂糖と口と手が好きです
やっぱりこう気取った横文字使いまくりなセクシー路線の方が似合ってる感じがします
ちょっとおなじような話な感じもしますが
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短編集。既成概念に振り回されない主人公達がすごい。『HER』『Wedding Eve』は好きだな。全部の小説には共感できなかったのが残念。