投稿元:
レビューを見る
もし、将来を誓い合うほどに愛しあった恋人にあっさり裏切られ、別の女と結婚されたら・・・。誰か一人殺すことが出来るなら、貴方は誰を殺しますか?男のほうか、女のほうか、はたまた自殺か・・・。
犯罪者を見逃しておくのは許せない、と追いかけていくうちに自らも彼らと同じような化け物になってしまうなんて、とても救われない。けれど、なんだか心に染みました。
投稿元:
レビューを見る
宮部作品の中でも、最もスピード感のある小説だと感じました。ラスト、物語が一気に収束する場面には緊張感が高まります。「人が人を裁くこと」「自衛とは何か」という、宮部作品でしばしば語られるテーマが今作でもキーとなってきます。悲しいミステリ。
投稿元:
レビューを見る
描写表現力の巧さを非常に感じる作品である。場面が映像として鮮明に思い浮かぶような小説は、他には思い当たらない。スピード感あふれる展開も、一役買っているのだろう。読み終えたときに、映画を観終えたときのような錯覚を覚えた。
投稿元:
レビューを見る
これも忘れてしまったヾ(;→㉨←)ノ宮部さんの作品は読みやすくてすぐ読めるけど、忘れてしまうことがある・・・。面白かったはずやのに↓2006.03
投稿元:
レビューを見る
冒頭から映画のようなシーンでスタートするサスペンス。
一晩という時間の枠の中で交錯しながら1つの終焉に向かって突き進む複数の思い。時間と共に話が進み、終焉に向かってスピードアップしていく物語のテンポ。一気に読破できる事請け合いです。
ただ、その結末については満足する人とそうでない人がいると思う。個人的には満足できなかった派です。。。
投稿元:
レビューを見る
織口邦男が勤める釣具店に、関沼慶子は鉛版を買いに来た。不審に思った織口は、彼女が銃を持っていることを知り、ある計画を思い付く。そのためには今晩じゅうに銃を盗まなければならない。が、その晩、彼女は元恋人・国分慎介の結婚式に散弾銃を持って現われた。新郎新婦が雛壇に戻る瞬間を狙って…。スナークとは何か…!?人間の真実を抉る傑作サスペンス。
投稿元:
レビューを見る
解説にも書いてあったけど、映画っぽかった。
結局誰も救われなかったなぁ。
あっという間に読み終わりました。
うち的にはまぁまぁな感じ。長編の方がすきやからかなぁ。
投稿元:
レビューを見る
~内容(「BOOK」データベースより)~
織口邦男が勤める釣具店に、関沼慶子は鉛版を買いに来た。不審に思った織口は、彼女が銃を持っていることを知り、ある計画を思い付く。そのためには今晩じゅうに銃を盗まなければならない。が、その晩、彼女は元恋人・国分慎介の結婚式に散弾銃を持って現われた。新郎新婦が雛壇に戻る瞬間を狙って…。スナークとは何か…!?人間の真実を抉る傑作サスペンス。
~~~~~~~~~~~~~~~~
投稿元:
レビューを見る
織口邦男が勤める釣具店に、関沼慶子は鉛版を買いに来た。――短い時間でのお話のためか、一気に読破。表面に見えない心の中で人が何を考えてるかなんて検討なんてつかない。
投稿元:
レビューを見る
宮部作品の中では割りと王道な感じかな。安定して読めますが、真新しさはそれほど。読んだ時期が時期だったのもありますが。
投稿元:
レビューを見る
2007.08.釣具店店員の織口邦男は客の関沼慶子の散弾銃を盗み金沢へと向かう.店の同僚の佐倉修治が追いかける.織口は過去に別れた妻を娘を銃で殺害された事件の犯人の本音を聞きだすために銃を持って出かけたのだ.何か今ひとつのような感じ.
投稿元:
レビューを見る
12時間という短い時間の中で、いろんな人のストーリーが同時に展開し、徐々に絡み合っていくというストーリ。それぞれが悲しい。最後もなんだか悲しい。
投稿元:
レビューを見る
最初の方は面白かったけど、物語が後半になるにつれ、だんだんと単調になっていって残念!
慶子サンがもっと出てきたら、面白くなっただろうな。
投稿元:
レビューを見る
冒頭部分の元彼をライフルでって所からスタートなのに、気付けば最後には
凄いとこまで来たって感じのお話。誰もが持ってる闇の部分の行き着くとこは
こういうとこなのかもしれないとさえ思える。
投稿元:
レビューを見る
登場人物がたくさん出てくるけど、皆悩み事を持ちつつ真剣に生きている。恨みを持って突き進んでいる人、それを阻止しようとする人、その人たちを探す人、気になって追いかける人などなど。最後は一つに繋がっていくお話。終盤はドキドキの緊張感のある展開でした。せつなさ半分・ハッピーさ半分という感じで、ほろりと感動しました。