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織口邦男が勤める釣具店に、関沼慶子は鉛版を買いに来た。不審に思った織口は、彼女が銃を持っていることを知り、ある計画を思い付く。そのためには今晩じゅうに銃を盗まなければならない。が、その晩、彼女は元恋人・国分慎介の結婚式に散弾銃を持って現われた。新郎新婦が雛壇に戻る瞬間を狙って…。スナークとは何か…!?人間の真実を抉る傑作サスペンス。
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長編のミステリーですが、一夜の出来事なのでとてもスピード感があってあっという間に読んでしまいました。
場面描写も丁寧で分かりやすく、読み応えのある良い作品だと思います。
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一人の女性が結婚式場に銃を持って現れる。その女性の銃を狙う男性。さまざまな人の想いが交錯しながら事件は進んでいく・・・。テンポの良い作品で一気に読んでしまいました。構成が巧みで飽きない小説です。
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ストーリー的にはありそうな感じなんですが、映像見てるみたいな
細やかな描写がすごかった。
読みはじめると止まらなかったです。
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登場人物一人一人の気持ちが、すごくよく伝わって来る、宮部さんの作品の中でも特にそう思いました。だから、切ないです。時々、ニュース見ていてこの本を思い出すことがあります。
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映画を見ているように、映像が頭の中を流れて行く。特に、バラバラに描かれていた人物達の思惑が重なって来る頃には、もう止まらなくなってしまった。
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元恋人の結婚式に散弾銃を持って現れた女性・・から物語りは始まる。そして彼女が銃を持っているのに目を付けたもう一人の人物は、ある計画を実行するために今夜中に銃を手に入れなければならない。3つのストーリーがそれぞれあり、最後には一つの事件につながります。スピード感ある作品でタイトルのスナーク狩りの意味にも納得・・でした。
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さすが、宮部みゆきさんの作品。ひとりひとりの登場人物が生きています。読み返すとしっかり網が張り巡らされているのが分かります。でも・・・ごめんなさい、やっぱりサスペンスモノは苦手な私です。
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古本屋でみつけて、題名で買いました(笑)初めて宮部みゆき読んだんですけど、おもしろいですね…なんだか映画のようなシーンが多くて鮮やかでドキドキしました。何人かのお話が絡み合ってるけど混乱することもなく(書き方が上手いんですねー)一気に読んでしまった。
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彼女は散弾銃をもって、式場に向かう。復讐のために…。善人が人を殺そうとする、胸の痛くなる話。悪い人間は確かにいるんだけど、彼ら以外にも犯罪者はいるという現実。さみしい話です。
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かつての恋人の結婚式に復讐の為に訪れる女。
彼女が持ち込んだ一丁の銃を巡って、様々な思惑が動き出す…
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◆悲しい物語。憎しみは憎しみしか呼ばない。人は誰でも慶子のように、また織口のように破壊衝動にでる可能性を秘めているんだと思う。
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う〜ん、素晴らしい、堪能できました。ハラハラドキドキ、スピード感があり、それでいて最後はスローモーションの描写を織り交ぜて・・。ただただ驚嘆です。今回もモンスターが出てきたけど、そのモンスターを倒すため、ごく普通の人までもがモンスターに変身しないといけないのは、ちょっと哀しいです。『おじさん』と呼ぶ声に隙を見せてしまった織口さん、モンスターに成りきれなかった所が救われた気がします。
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ものすごくスピーディに話が進みます。ありえない話なのに、自分も体験しているような感覚になるのはさすが。最後の終わり方はちょっとひどいかな。それをやっちゃいかんだろ、という感じですね。残念。
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解説にもありますが、本当に映像的な話です。
他の宮部みゆき作品とは違うような…。
話は重いです。
「私刑」について考えました。
そういう意味では「クロスファイア」も同じなのかな??
主人公のような体験は経験するようなことはないだろうけど…。
今手元にないけど、もう一度読みたいです。